Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2017年12月23日(土) ご当地ミニアルプス「加西アルプス」の笠松山、善防山を歩く

2017年12月24日 | 山登りの記録
■メイン写真
吊橋の手前から、笠松山を眺める(ジオラマモードで撮影)

■今回のコース
加西市善防公民館駐車場→本丸登山口→善防山→吊橋→笠松山→古法華寺→
加西市善防公民館駐車場

兵庫県加西市にある笠松山(244m)と善防山は(251m)は、低山ではあるが
特徴的な岩稜と展望の良さから、「加西アルプス」の愛称で親しまれている。



神姫バスの下里農協前バス停のすぐ横が、本丸登山口だ。



はじめは時代劇の落ち武者狩りのシーンに出てきそうな竹林を通る。



コシダが茂る上り坂に変わると、ほんのちょっと登っただけだが、いい眺めが得られる。



岩場が出てきた。しっかりした岩質で、滑りにくい。



遠くでカタンコトンと音がする。見ると、北条鉄道の単行車両がのんびり走っていた。



まずは善防山をめざす。善防山の第2頂上は、綺麗な三角形をしている。



播磨の山らしい岩稜を行く。



ちょっとした急登はあるが、それも長くはなく、第2頂上を経て、その奥にある
善防山の最高点に着く。眺めはすばらしい。



ここは城跡でもあり、平らな山頂と、周囲の郭状の地形は明らかに人の手が
加わったものとわかる。

室町時代の「嘉吉の乱」で、6代将軍足利義教を暗殺した赤松氏が、幕府方の
細川・山名軍に攻められた場所でもある。
善防方は、敵が足を滑らせるよう、岩肌に油を含んだ竹の皮を敷き詰めたが、
逆に、そこに火をつけられ城は炎上し落ちたという。

急坂を下り、次は笠松山をめざす。



季節外れのモチツツジ。



ミツバツツジも狂い咲き。



この山域は高い木がないので、笠松山へのルートがほとんど見通せる。



快晴に加え、風がほとんどないので、歩いていると汗ばむぐらい。



吊橋を渡る。橋の下は古法華寺に続く道が通っている。



渡り終えると一枚岩の急登がスタートする。



巨大な磨崖仏がみられる。登山道は尾根上を通っている。



笠松山への最後の登り。



展望台が建つ山頂からの眺めは最高だ。
さっき登った善防山を振り返る。



眺めがよく、天気もいいと、ハッピーな気分になれる。



古法華(ふるぼっけ)寺に下山した。
収蔵庫(非公開)には、本尊の石造浮彫如来三尊像が安置されている。
白鳳時代に作られた最古の石仏で、国の重要文化財だ。

帰りに富久錦酒造さんの「ふく蔵」に寄ってみた。
純米酒にこだわる蔵で、おいしい料理も食べられる。
この日は何種類かのお酒を試飲させていただき、気に入ったものを
お土産に購入したメンバーも。


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