今年も充実した活動ができ、ウチの山岳部にも、新入部員が3人も入った。しばらく山から遠ざかっていたメンバーも帰ってきて、互いの親睦も深まった。今日はそんな山岳部の納山会。曽爾の奇峰・兜岳と鎧岳を巡るお手軽ハイク。下山後、お亀の湯で身体を温め、曽爾ファームガーデンで打ち上げ会をやろうと連絡したら、部員以外の2名を含め、なんと総勢11名の大パーティになった。
車を2台、下山口であるテニスコートの横に回送して、あと2台をメナシ地蔵の手前の広い路肩にデポする。
メナシ地蔵は、いつの間にかキレイな木橋と、真新しい祠ができていた。ここから植林の中をひたすら登る。やがて雑木林の尾根に乗ると、冷たい風が頬を打つ。しかし、パーティはワイワイガヤガヤ盛り上がっていて、寒さも吹っ飛びそうだ。
露岩を過ぎるとフィックスロープの急登だ。わずかながら、山に来た雰囲気を味わえる。ロープがあると、つい体重をあずけ、頼ってしまう人がまだいるのはご愛嬌(いやダメか)だが、全体的にはうまくなったものだ。
振り返ると住塚山が白く化粧していた。山頂近くになると、ルートが北向きになる。途端に、雪が残っている。1000mを切っているとはいえ、ここはすっかり冬だ。
兜岳山頂(写真)は南側が開かれてギザギザの古光山が見える。あの山も面白いヨ、と話しながら記念写真。雪球を作って、大人気なく投げ合って遊ぶ。
ここで、峰坂峠方面から熟年夫婦が上がってきた。おじさんはかなり経験豊富な様子。車で来たので、元の道を戻るとおっしゃる。雪がついて滑りやすくなった急坂を下り、風通しのよい尾根をトレースする。Mr.Dashは、例によって撮影のためパーティの最後尾を歩いていたから、後から追いついて来られたおじさんと、しばらく楽しい会話を楽しむ。修験業山の登山道の一部で山ヌケが起きたなど、新しい情報をいっぱい教えてくださった。
Mr.Dashのザックから、お助けザイルの8の字結びが出ているのを、おじさんは目ざとく見つけた。これで、この方のスゴイ実力が垣間見えた。
小ピークを越え、最後の急坂を下りると、峰坂峠だ。熟年夫婦も、我々同様、これから鎧岳を目指すとおっしゃる。ウチの歩みは遅いので、先に行って頂く。(つづく)
車を2台、下山口であるテニスコートの横に回送して、あと2台をメナシ地蔵の手前の広い路肩にデポする。
メナシ地蔵は、いつの間にかキレイな木橋と、真新しい祠ができていた。ここから植林の中をひたすら登る。やがて雑木林の尾根に乗ると、冷たい風が頬を打つ。しかし、パーティはワイワイガヤガヤ盛り上がっていて、寒さも吹っ飛びそうだ。
露岩を過ぎるとフィックスロープの急登だ。わずかながら、山に来た雰囲気を味わえる。ロープがあると、つい体重をあずけ、頼ってしまう人がまだいるのはご愛嬌(いやダメか)だが、全体的にはうまくなったものだ。
振り返ると住塚山が白く化粧していた。山頂近くになると、ルートが北向きになる。途端に、雪が残っている。1000mを切っているとはいえ、ここはすっかり冬だ。
兜岳山頂(写真)は南側が開かれてギザギザの古光山が見える。あの山も面白いヨ、と話しながら記念写真。雪球を作って、大人気なく投げ合って遊ぶ。
ここで、峰坂峠方面から熟年夫婦が上がってきた。おじさんはかなり経験豊富な様子。車で来たので、元の道を戻るとおっしゃる。雪がついて滑りやすくなった急坂を下り、風通しのよい尾根をトレースする。Mr.Dashは、例によって撮影のためパーティの最後尾を歩いていたから、後から追いついて来られたおじさんと、しばらく楽しい会話を楽しむ。修験業山の登山道の一部で山ヌケが起きたなど、新しい情報をいっぱい教えてくださった。
Mr.Dashのザックから、お助けザイルの8の字結びが出ているのを、おじさんは目ざとく見つけた。これで、この方のスゴイ実力が垣間見えた。
小ピークを越え、最後の急坂を下りると、峰坂峠だ。熟年夫婦も、我々同様、これから鎧岳を目指すとおっしゃる。ウチの歩みは遅いので、先に行って頂く。(つづく)