■メイン写真
ヒカゲツツジ群落越しに望む、迫力満点の三尾山東稜
■今回のコース
中山公民館→登山口→山岳訓練場→前三尾(東峰)→中三尾(西峰)→三尾山(三尾城址)→
佐仲峠分岐→覗岩→鏡峠→林道終点→正覚寺→中山公民館
今週は丹波の山のヒカゲツツジ・ウイークとなった。
この日は三尾山へ。春日町側から見た垂直の岩稜を見ると、一瞬どんな難しい山かと
思うが、登山道がうまくつけられていて、手軽に登れる。
稜線は期待を裏切らない、ヒカゲツツジのオンパレードだ。
中山公民館の駐車場から登山スタート。稲荷神社の横を過ぎ、獣除けゲートを通って
舞鶴若狭自動車道の下をくぐる。
見上げると、見慣れない白い花。調べたところ、どうもヒトツバタゴのようだ。
ほどなく林道終点。山道になる。
木橋を渡るとすぐ、奥に山岳訓練場の小屋がある。
小屋のすぐ裏には目がくらみそうな岩場があり、そこがクライミングの練習場に
なっているようだ。ちなみに、三尾山東稜ルートといって、さらに上へ、計7ピッチほどで
山頂部に抜けられる、本格クライミングの始点でもあるようだ。
登山道を少し進むと、二つ目の小屋を左にみる。次に左の岩屋に石仏をみる。
褶曲した岩の節理がユニークだ。
猛烈な急登になると、ミツバツツジやヒカゲツツジがぽつぽつと現れる。
急登をこなして前三尾(東峰)と中三尾(西峰)の中間鞍部に出る。
まずは前三尾に寄ってみる。
ヒカゲツツジの向こうに展望が広がり大満足!!
前三尾の山頂直下にある「やれやれ地蔵尊」、
右手に独鈷を持っているので、地蔵菩薩ではないようだが?
おそらく密教系、たぶん丹波修験の関係ではないか。だとしたら弘法大師?
中三尾に向かう。ヒカゲツツジ群落の中を行く。
中三尾への急登の途中、前三尾を振り返る。すごい尖峰だ。
大台ヶ原の大蛇嵓から見た不動返しのよう。
中三尾の山頂。
ヒカゲツツジは満開状態。ナイスタイミングだった。
ミツバツツジとのコラボも最高だ。
そして到着した三尾山の最高峰。ここは三尾城址でもある。
明智光秀の丹波攻めに備え、黒井城主・赤井直正の弟、幸家が築いた城だ。
それにしても急峻な山に築城したものだと思う。
三尾山の山頂は広いものの、城があったにしては狭い印象だ。
山頂からの眺めはすばらしい。
この日は平地でも気温14度。風も強かったので、しばらく景色を見ていると
寒さを感じた。
佐仲峠への分岐を通過。
3分ほど進んだところで展望が開ける。前三尾と東稜の岩場が正面に見える。
登山道は、北側が切れ落ちた狭い尾根上ではあるが危険はなく歩きやすい。
覗岩は、ちょっとした岩場を登る。
覗岩からの展望も素晴らしかった。
この日いちばんのヒカゲツツジ群落は、覗岩だった。
両側、頭上、ヒカゲツツジのトンネルである。
尾根道を東へ、東へ。佐仲ダムがチラッと見えた。ここからも登山道がある。
クロモジの花も満開。
鏡峠には、不思議な枝ぶりのスギがあった。この樹、100年経つと面白くなるだろう。
下山にかかるとすぐ、不動明王像に出会う。ツバキの花がいいアクセント。
ぐんぐん標高を下げていくと、林道終点に出る。あとはもうお散歩だ。
里に出ると、野の花がいっぱい。キンポウゲ。
カキドオシ。
帰りに国領温泉「助七」で温泉に浸かってきた。有馬温泉を思わせる赤い湯。
よく温まる印象を受けた。清潔で、活けてある花ひとつにも細やかなホスピタリティを
感じた。っくり泊ってみるのもいいかも。
ところで、道中にイワウチワの群落があった。
まだ咲き始めといった感じ。花が遠かったので、残念ながら少しピンがボケた。
ヒカゲツツジ群落越しに望む、迫力満点の三尾山東稜
■今回のコース
中山公民館→登山口→山岳訓練場→前三尾(東峰)→中三尾(西峰)→三尾山(三尾城址)→
佐仲峠分岐→覗岩→鏡峠→林道終点→正覚寺→中山公民館
今週は丹波の山のヒカゲツツジ・ウイークとなった。
この日は三尾山へ。春日町側から見た垂直の岩稜を見ると、一瞬どんな難しい山かと
思うが、登山道がうまくつけられていて、手軽に登れる。
稜線は期待を裏切らない、ヒカゲツツジのオンパレードだ。
中山公民館の駐車場から登山スタート。稲荷神社の横を過ぎ、獣除けゲートを通って
舞鶴若狭自動車道の下をくぐる。
見上げると、見慣れない白い花。調べたところ、どうもヒトツバタゴのようだ。
ほどなく林道終点。山道になる。
木橋を渡るとすぐ、奥に山岳訓練場の小屋がある。
小屋のすぐ裏には目がくらみそうな岩場があり、そこがクライミングの練習場に
なっているようだ。ちなみに、三尾山東稜ルートといって、さらに上へ、計7ピッチほどで
山頂部に抜けられる、本格クライミングの始点でもあるようだ。
登山道を少し進むと、二つ目の小屋を左にみる。次に左の岩屋に石仏をみる。
褶曲した岩の節理がユニークだ。
猛烈な急登になると、ミツバツツジやヒカゲツツジがぽつぽつと現れる。
急登をこなして前三尾(東峰)と中三尾(西峰)の中間鞍部に出る。
まずは前三尾に寄ってみる。
ヒカゲツツジの向こうに展望が広がり大満足!!
前三尾の山頂直下にある「やれやれ地蔵尊」、
右手に独鈷を持っているので、地蔵菩薩ではないようだが?
おそらく密教系、たぶん丹波修験の関係ではないか。だとしたら弘法大師?
中三尾に向かう。ヒカゲツツジ群落の中を行く。
中三尾への急登の途中、前三尾を振り返る。すごい尖峰だ。
大台ヶ原の大蛇嵓から見た不動返しのよう。
中三尾の山頂。
ヒカゲツツジは満開状態。ナイスタイミングだった。
ミツバツツジとのコラボも最高だ。
そして到着した三尾山の最高峰。ここは三尾城址でもある。
明智光秀の丹波攻めに備え、黒井城主・赤井直正の弟、幸家が築いた城だ。
それにしても急峻な山に築城したものだと思う。
三尾山の山頂は広いものの、城があったにしては狭い印象だ。
山頂からの眺めはすばらしい。
この日は平地でも気温14度。風も強かったので、しばらく景色を見ていると
寒さを感じた。
佐仲峠への分岐を通過。
3分ほど進んだところで展望が開ける。前三尾と東稜の岩場が正面に見える。
登山道は、北側が切れ落ちた狭い尾根上ではあるが危険はなく歩きやすい。
覗岩は、ちょっとした岩場を登る。
覗岩からの展望も素晴らしかった。
この日いちばんのヒカゲツツジ群落は、覗岩だった。
両側、頭上、ヒカゲツツジのトンネルである。
尾根道を東へ、東へ。佐仲ダムがチラッと見えた。ここからも登山道がある。
クロモジの花も満開。
鏡峠には、不思議な枝ぶりのスギがあった。この樹、100年経つと面白くなるだろう。
下山にかかるとすぐ、不動明王像に出会う。ツバキの花がいいアクセント。
ぐんぐん標高を下げていくと、林道終点に出る。あとはもうお散歩だ。
里に出ると、野の花がいっぱい。キンポウゲ。
カキドオシ。
帰りに国領温泉「助七」で温泉に浸かってきた。有馬温泉を思わせる赤い湯。
よく温まる印象を受けた。清潔で、活けてある花ひとつにも細やかなホスピタリティを
感じた。っくり泊ってみるのもいいかも。
ところで、道中にイワウチワの群落があった。
まだ咲き始めといった感じ。花が遠かったので、残念ながら少しピンがボケた。