Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2022年4月17日(日) 湖南アルプス・堂山と笹間ヶ岳はミツバツツジが満開!!

2022年04月21日 | 山登りの記録
■メイン写真
堂山の東にある絶景の岩峰にてヤッホー!


■今回のコース
アルプス登山口バス停→天神ダム登山口→堂山→鎧堰堤→迎不動→富川道分岐→御仏河原→
大谷河原→笹間ヶ岳→アルプス登山口バス停


湖南アルプスは、石山駅からバスで30分足らずで、お手頃な岩山トレッキングが楽しめる
低山エリアだ。主な山は田上山、矢筈ヶ岳、笹間ヶ岳、堂山である。
今回はこの中で、標高は低いが岩稜を楽しめる堂山と笹間ヶ岳の2座を歩いてきた。

ちょうどミツバツツジが盛り。ちょっぴりスリルの岩場を歩きながら、
鮮やかなピンクの花をめでる、楽しい一日となった。



まずは新名神の工事現場を通る。



天神ダム(砂防堰堤)の上を渡渉する。対岸に堂山への登山口があるが、少し分かりにくい。



ウラジロの群生。宇宙との交信用の「ぐるぐるアンテナ」がかわいい(笑)。



はじめは沢沿い。岩と緑のバランスが日本庭園のような美しいところだ。



途中で沢筋を離れ、風化花崗岩の尾根に上がる。
音羽山系から琵琶湖、比叡山あたりまでの眺めがいい。



三点確保で岩場をこなして、堂山の山頂へ。



山頂近くにある、ゴリラの横顔。



堂山は厳密にいえば双耳峰になっていて、西峰と東峰の間が核心部。



補助ロープが張られた難所が続き、狭い岩の間をすり抜けたりする楽しいところ。



東ピークからの眺めは最高。標高400mを切っている低山とは思えない景色が広がる。



鎧堰堤へ向かう尾根道は、「ミニ燕岳」のようだ(ちょっとオーバーか)。



岩尾根を外れると一転、雑木林のおだやかな道になる。
ミツバツツジがいっぱいで、花のプロムナードになっていた。



鎧堰堤の上部は、堆積した土砂で、まるで砂浜のようだ。



鎧堰堤。明治時代に当山域の治山のために建設された。
切り出した岩を階段状に積んだ鎧積みは、お雇い外国人技術者のデレーケの指導を
受けた田邊義三郎氏の設計による。土木学会選奨土木遺産に指定されている。



ふたたび日本庭園のような渓流ゾーンを通って、林道へ下っていく。



迎不動に到着。 不動寺の開祖・智証大師円珍像と、不動明王像が並ぶ。
ここはトイレもあるので休憩によい。



富川道分岐から、ふたたび山道に入る。



こちらのほうも、いい雰囲気だ。



御仏河原を過ぎると、岩場もなくなり、またのんびりムードあふれる雑木林になる。
やがて大小3つの池の脇を通る。これはいちばん西にある池で、3つのなかでは最大。



みごとなミツバツツジ。



笹間ヶ岳の山頂は大きな一枚岩になっている。
裏から梯子で登れるが、ここは三角点がある表のほうから鎖を使ってよじ登ってみる。



山頂は絶景が待っている。がんばって歩いてきたご褒美だ。



上関バス停への東海自然歩道は、現在、新名神の工事のため通行止めなので、
アルプス登山口バス停へ下山する。林道を下っていくと、やはり工事現場を通ることに
なったが、こちらは通行可能だ。

アルプス登山口からのバス便も決して多くはないが、発車の20分ほど前にうまく着いた。

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