Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2022年5月29日(日) [大峰]釈迦ヶ岳、シロヤシオは上のほうは、まだつぼみ多し。

2022年05月31日 | 山登りの記録
■メイン写真
釈迦ヶ岳へのアプローチにはシカが多くみられる


■今回のコース
太尾登山口→古田ノ森→千丈平→釈迦ヶ岳→馬の背付近→釈迦ヶ岳→千丈平→
(往路を戻る)→太尾登山口


今年も釈迦ヶ岳へ、シロヤシオなど初夏の花を見に行った。
シャクナゲ、シロヤシオ、アケボノツツジ、オオミネコザクラ等、
どれも本来は花期が微妙にずれるので、どれもが満開ではなかったものの、
全部見ることができたのはラッキーだった。



登山口前の駐車スペースはクルマであふれ、手前まで路肩駐車が続く混雑ぶり。
なんだか、ちょっと昔の大台ヶ原みたいだった。
太尾登山口は近年、いろんな看板がにぎやかになってきた。わかるけど、やりすぎ感。



シャクナゲ、花期も終盤だが咲いていてくれた!



今年のシロヤシオは、全体的には花のつきはよくないが、1本、これでもかと
咲いてくれていた。しばらく見とれてしまう。
山頂付近はまだ蕾の状態のものが多かったので、この日のベストはコース序盤で
見つけたこの樹だった。



開放的な尾根を歩く。オオイタヤメイゲツ、ブナ、シナノキなどの疎林。
新緑がまぶしい。



お天気は最高だ。
奥駈の南半分、奥高野、高野山、和泉・金剛山地まで広く見渡せる。



三角形の大日岳が見えてきた。
釈迦ヶ岳にお釈迦様の像があるように、大日岳にも大日如来像がある。



そして前方に釈迦ヶ岳。



釈迦ヶ岳の山頂に目を凝らすと、確かに釈迦観音像が見える。



古田の森に到着。
ご参加の皆さん、朝が早かったので、少し早いがここでランチにした。



このあたりはシカが多く、しかもあまり逃げない。



千丈平の湿地。
バイケイソウだらけになった風景も、もう慣れた。



千丈平のすぐ先のテン場に湧き出す水。冷たくて美味かった。



大峯奥駈道が通る主稜線へ突き上げる道はなかなか急。
シロヤシオの樹が非常に多いところなのだが、花は非常に少なく、まだまだ
蕾の状態だった。奥駈道に出たら、新しい標識があった。



山頂に到着!!
1924年(大正13年)、天川の強力・岡田雅行(鬼マサ)が担ぎ上げた釈迦観音像が立つ。



この日は空気が澄んで、山頂からの眺めは抜群。
久多へ支点を向けると、七面山南壁の向こうに近畿最高峰の八経ヶ岳、
その奥に山上ヶ岳も顔を覗かせている。



いつもは深仙宿に下り、横駈道で千丈平に出ることが多いのだが、
この日は奥駈道を逆向きに下り、オオミネコザクラを観に行った。
短い鎖場もある、なかなかの難所である。



近寄れないようなものすごい崖に咲く。
一眼カメラのレンズの倍率を最大にして寄ってみた。



アケボノツツジも崖下に咲いていた。
釈迦ヶ岳ご自慢の花々がすべて観られてラッキーだ。



目立たないが、ニョイスミレとイワカガミの競演もあった。
戻る時間もあるので、橡(えん)ノ鼻までは行かず、来た道を帰る。



この日は午後になっても快晴のまま。深仙ノ宿を遠望する。



シジュウカラ。遠かったが、なんとか撮れた。



無事下山。あれだけあったクルマももうまばら。
ルートの途中で、先週の大杉谷に続いて、またまたTガイドとTガイドの
ご両名に会ったりして愉快だった。

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