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■メイン写真
豪快な形容で知られる千石谷の大滝
■今回のコース
滝畑売店(駐車場)→林間歩道分岐→千石谷渡渉→ノゾキ平→南葛城山→
一本杉(葛城第14番経塚・鏡ノ宿)→(北尾根)→千石谷出合→大滝→滝畑売店
久しぶりの南葛城山。
この日は連チャンの参加となるノブちゃんと、そしてY井氏に同行いただいた。
滝畑の新関谷橋の脇にある売店(滝畑湖畔観光農林組合 レストラン・売店)の
有料駐車場に、我々の2台の4WDを停める。
公衆トイレ脇の登山口からスタート。
千石谷林道に出ると、そのまま林道を奥に進む。
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「林間歩道」の道標を目印に林道を離れ、沢筋に下りる。
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千石谷にかかる鉄製の細い橋は天板が腐食し、現時点でロープが張られて通行禁止だ。
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よく見ると、橋脚も浮いている状態で、危険極まりない。
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ここはいきなり沢を渡渉するしかない。橋の10mほど上流側に飛石を見つけ、慎重に渡る。
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関電道の急な坂道を一気に登る。送電線鉄塔を過ぎても、しばらくは急な傾斜が続く。
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ちょっと息が上がりかけたなと思ったら、ノゾキ平の三叉路に到着。
給水休憩をとる。ん? ノブちゃん、かなりつらそう。
左へ進み、1つ小ピークを越える。
次の822mピークは、前回は正直に超えたが、今回は左の巻き道をとって
ちょっと楽をした。
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やがて左側が切れ落ちた、滑るとちょっと危なそうなザレ場を通過する。
ここはクレン谷の最上部にあたる。クレン谷は沢登りコースでもある。
この日はかなり暑く、ちょっと歩くと汗がにじんでくる。
野谷林道との分岐を見送り、若いヒノキ林の尾根筋をたどる。
続いて、サカモギ谷から突き上げてくる踏み跡もパス。
サカモギ谷も、沢登りコースとして知られる。
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ふと左の景色を眺めたら、枝越しに岩湧山が見えた。
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激しい水音が聞こえるので前方を見たら、40~50mほどはあろうか、
細い流れではあるが一条の滝が落下していた。
滝壺はなく、一旦、伏流になっているように見えるが、断崖の下に下りられる
はずもなく、詳しくは分からない。
次の分岐は右へ(左に進むと、えげつない笹薮になる)。
898.2m三角点(ここは単なる植林の中の寂しい三角点)の分岐は直進。
ついに現れたか、身長ほどもある南葛城山名物の笹原をかき分けると、
すぐに中葛城山の山頂に出る。
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山頂部は背の高い杉とクマザサに囲まれて眺めは得られない。
しかし、広い台地状の地形なので、なんともゆったりとした気持ちになれる。
パーティ全体の足の速さも考えて、山頂に到着するのは正午を過ぎるのかなと
踏んでいたが、少し早い到着だ。
千石谷の渡渉点を探すのに少し時間を要した割に、休憩タイムも込みで2時間50分で着いた。
すっかり腹ペコになったので、山頂でのライチタイムがとても幸せに感じる。
下山にとりかかる。
東側に数10mで、しっかりした道に出る。ちゃんとした標識もある。
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左へ少し進めば、一本杉の分岐に着く。ここは葛城第14番経塚(鏡ノ宿)でもある。
避難スペースを兼ねた赤い祠がある。
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祠の右手から奥に伸びる道をとる。すぐに強烈な笹薮が待っている。
ちょっと樹木がまばらになっているので、陽当たりがいいのだろう。
この部分のササは非常にすくすくと元気に生育している。
まあ、クマザサは踏めば歩けるので、ちょっと鬱陶しいものの、たいしたことはない。
これがネマガリダケだと、そうはいかない。
テープを頼りに、ぱっと見では道なのかどうか分からないような踏み跡をたどる。
ここういう時は動物的な勘が結構重要。Mr.Dashはそのあたりがちょっと人間離れ
しているようで、あまり間違えたことがない。
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やがて笹の背丈も低くなり、右が若いヒノキの植林になる。
数年で見えなくなるのだろうが、向こうに三国山のレーダードームが見えた。
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南葛城山の北尾根は、ほどなく自然林のヤセ尾根に変わる。
両手を駆使してダイナミックに下りて行く。
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最後はスギの植林の中をつづら折りに下りて、千石谷に下りる。
こっちの渡渉は比較的楽だ。
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千石谷林道からの渡渉点の目印は、この標識。
これがなかったら、何の変哲もない場所なので分かりにくいだろう。
林道を10分ほどで、大滝休憩舎跡に着く。
大滝(うなぎの滝)の落ち口が覗き込めるが、迫力満点。吸い込まれそうになる。
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林道をさらに先に進み、滝の下側を回り込める。
落差15mの大迫力の大滝に迫ることができる。マイナスイオンいっぱいだ。ひんやり。
今日は右の細い滝も、ある程度の水量がある。
この写真、大滝の上に、ともちゃん達メンバーがいるのだが、
これでスケール感がお分かりだろう。
あとは千石谷林道をひたすら戻る。
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途中の渓流美は健在。
以前、サカモギ谷やクレン谷を遡行した時のことも思い出しながら、
退屈せずに歩けた。
駐車場に戻り、レストランでちょっとコーヒー休憩。
実は、車1台の駐車につき1杯のコーヒーがサービスとなる。
さらに、同行メンバーについては、モンベルの会員証を見せればコーヒーが
半額になるのだ。
大人4人でコーヒーを頼んで300円也!!
売店のおばちゃん、ごめんね。美味しかった。
帰りの運転はかなり眠かったが、このコーヒーのおかげでちゃんと帰れた。
豪快な形容で知られる千石谷の大滝
■今回のコース
滝畑売店(駐車場)→林間歩道分岐→千石谷渡渉→ノゾキ平→南葛城山→
一本杉(葛城第14番経塚・鏡ノ宿)→(北尾根)→千石谷出合→大滝→滝畑売店
久しぶりの南葛城山。
この日は連チャンの参加となるノブちゃんと、そしてY井氏に同行いただいた。
滝畑の新関谷橋の脇にある売店(滝畑湖畔観光農林組合 レストラン・売店)の
有料駐車場に、我々の2台の4WDを停める。
公衆トイレ脇の登山口からスタート。
千石谷林道に出ると、そのまま林道を奥に進む。
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「林間歩道」の道標を目印に林道を離れ、沢筋に下りる。
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千石谷にかかる鉄製の細い橋は天板が腐食し、現時点でロープが張られて通行禁止だ。
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よく見ると、橋脚も浮いている状態で、危険極まりない。
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ここはいきなり沢を渡渉するしかない。橋の10mほど上流側に飛石を見つけ、慎重に渡る。
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関電道の急な坂道を一気に登る。送電線鉄塔を過ぎても、しばらくは急な傾斜が続く。
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ちょっと息が上がりかけたなと思ったら、ノゾキ平の三叉路に到着。
給水休憩をとる。ん? ノブちゃん、かなりつらそう。
左へ進み、1つ小ピークを越える。
次の822mピークは、前回は正直に超えたが、今回は左の巻き道をとって
ちょっと楽をした。
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やがて左側が切れ落ちた、滑るとちょっと危なそうなザレ場を通過する。
ここはクレン谷の最上部にあたる。クレン谷は沢登りコースでもある。
この日はかなり暑く、ちょっと歩くと汗がにじんでくる。
野谷林道との分岐を見送り、若いヒノキ林の尾根筋をたどる。
続いて、サカモギ谷から突き上げてくる踏み跡もパス。
サカモギ谷も、沢登りコースとして知られる。
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ふと左の景色を眺めたら、枝越しに岩湧山が見えた。
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激しい水音が聞こえるので前方を見たら、40~50mほどはあろうか、
細い流れではあるが一条の滝が落下していた。
滝壺はなく、一旦、伏流になっているように見えるが、断崖の下に下りられる
はずもなく、詳しくは分からない。
次の分岐は右へ(左に進むと、えげつない笹薮になる)。
898.2m三角点(ここは単なる植林の中の寂しい三角点)の分岐は直進。
ついに現れたか、身長ほどもある南葛城山名物の笹原をかき分けると、
すぐに中葛城山の山頂に出る。
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山頂部は背の高い杉とクマザサに囲まれて眺めは得られない。
しかし、広い台地状の地形なので、なんともゆったりとした気持ちになれる。
パーティ全体の足の速さも考えて、山頂に到着するのは正午を過ぎるのかなと
踏んでいたが、少し早い到着だ。
千石谷の渡渉点を探すのに少し時間を要した割に、休憩タイムも込みで2時間50分で着いた。
すっかり腹ペコになったので、山頂でのライチタイムがとても幸せに感じる。
下山にとりかかる。
東側に数10mで、しっかりした道に出る。ちゃんとした標識もある。
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左へ少し進めば、一本杉の分岐に着く。ここは葛城第14番経塚(鏡ノ宿)でもある。
避難スペースを兼ねた赤い祠がある。
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祠の右手から奥に伸びる道をとる。すぐに強烈な笹薮が待っている。
ちょっと樹木がまばらになっているので、陽当たりがいいのだろう。
この部分のササは非常にすくすくと元気に生育している。
まあ、クマザサは踏めば歩けるので、ちょっと鬱陶しいものの、たいしたことはない。
これがネマガリダケだと、そうはいかない。
テープを頼りに、ぱっと見では道なのかどうか分からないような踏み跡をたどる。
ここういう時は動物的な勘が結構重要。Mr.Dashはそのあたりがちょっと人間離れ
しているようで、あまり間違えたことがない。
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やがて笹の背丈も低くなり、右が若いヒノキの植林になる。
数年で見えなくなるのだろうが、向こうに三国山のレーダードームが見えた。
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南葛城山の北尾根は、ほどなく自然林のヤセ尾根に変わる。
両手を駆使してダイナミックに下りて行く。
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最後はスギの植林の中をつづら折りに下りて、千石谷に下りる。
こっちの渡渉は比較的楽だ。
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千石谷林道からの渡渉点の目印は、この標識。
これがなかったら、何の変哲もない場所なので分かりにくいだろう。
林道を10分ほどで、大滝休憩舎跡に着く。
大滝(うなぎの滝)の落ち口が覗き込めるが、迫力満点。吸い込まれそうになる。
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林道をさらに先に進み、滝の下側を回り込める。
落差15mの大迫力の大滝に迫ることができる。マイナスイオンいっぱいだ。ひんやり。
今日は右の細い滝も、ある程度の水量がある。
この写真、大滝の上に、ともちゃん達メンバーがいるのだが、
これでスケール感がお分かりだろう。
あとは千石谷林道をひたすら戻る。
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途中の渓流美は健在。
以前、サカモギ谷やクレン谷を遡行した時のことも思い出しながら、
退屈せずに歩けた。
駐車場に戻り、レストランでちょっとコーヒー休憩。
実は、車1台の駐車につき1杯のコーヒーがサービスとなる。
さらに、同行メンバーについては、モンベルの会員証を見せればコーヒーが
半額になるのだ。
大人4人でコーヒーを頼んで300円也!!
売店のおばちゃん、ごめんね。美味しかった。
帰りの運転はかなり眠かったが、このコーヒーのおかげでちゃんと帰れた。