Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2018年7月12日(木) [紀泉]和泉葛城山へ、夏のブナ林に会いに行く!

2018年07月16日 | 山登りの記録
■メイン写真
和泉葛城山の山頂にある高龗(たかおがみ)神社


■今回のコース
牛滝山バス停→大威徳寺→錦流ノ滝→七丁地蔵→(お地蔵さん道)→二十一丁地蔵→
(ボードウォーク)→和泉葛城山→展望台→枇杷平→蕎原→ほの字の里


この日の「のんびり登山教室」は、大阪府最南端のブナ群落がある和泉葛城山へ。
個人的にも好きな山のひとつだ。



まずは岸和田駅からタクシーに分乗し、牛滝山・大威徳寺へ。
大威徳寺は紅葉の名所だが、今はカエデは青々と元気いっばいだ。



境内を奥へ、川沿いに進むと、突然、涼しい風が吹いてきた。
天然のクーラー、一ノ滝が現れる。



二ノ滝、三ノ滝を横目に見て、さらに奥にある、錦流ノ滝へ。
こんな立派な規模の滝が連続する場所は、大阪府にはそう多くはない。



涼しい錦流ノ滝で記念写真!
しかし、涼しいのはここまでだった。



滝を回り込むように巻き、渡渉する。



林道に出て、七丁地蔵からお地蔵さん道を登る(この写真は九丁地蔵)。



林床の下草もない単調な植林の急登は、熱を持った空気で満ちていて、ひたすら暑い。



オーバーヒートしないようにやっくり歩いて、舗装林道に出る。二十一丁地蔵だ。
ここからはしばらく、林道を歩く。



タマゴタケがあった。



山頂直下で、ボードウォークに入る。ここからは一転、ブナが綺麗なのだ。
これのために、この山に来たといってよい。



中には、けっこう立派なブナもある。



こんな景色が大阪府の山で観られるという幸せ。
いつまでも残ってほしい風景だ。



存在感のある木に出合うと、しばらく見とれてしまう。



山頂の神社へ向かう石段を登っていたら、珍しいエゾゼミの幼虫を見つけた。
たまたま、昆虫を調査中の人が教えてくれた。
大阪の山では大和葛城山、金剛山、岩湧山、和泉葛城山くらいしか見つかっていない、
このあたりでは珍しいセミだ。



山頂は2つの神社が背中合わせに建つ。
こちらは和歌山側の八大龍王社。



和泉葛城山名物の展望台にも、当然、立ち寄る。



展望台からは、関空も見える。



宿ノ谷から春日橋に下るルートは崩壊で通行止のため、尾根道を蕎原へ下る。
ブナ林、名残惜しい!



枇杷平。古い燈籠の跡が目印。



ウバメガシ群落の中を下り、蕎原へ。

かいづか温泉リゾート「ほの字の里」に寄る。
平成10年に廃校となった蕎原小学校の跡地に、地元の村々が組合をつくって
できた宿泊・温泉施設だ。
全身汗だくでぬるぬるだった身体が、あっという間に、ナトリウム・炭酸水素塩泉で
キレイなぬるぬるに包まれる。あー、生まれ変わった。



帰りのコミュニティバスは貸し切り状態。



水間鉄道の水間観音駅に到着!


※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2018年7月11日(水) 明神平か... | トップ | 2018年7月14日(土) [大峰]大... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山登りの記録」カテゴリの最新記事