■メイン写真
台高山脈の隠れ峰、檜塚奥峰の山頂にて
■今回のコース
大又林道駐車地→二階滝→橋→渡渉点→旧あしび山荘跡地→キワダサコ(みなかみ山荘跡地、
渡渉点)→明神滝→明神平→明神岳→判官平→檜塚奥峰→(往路を戻る)→大又林道駐車地
先週の大雨で、この日に順延となった明神平と檜塚奥峰への山行、
当然、都合がつかない方もいて、いつも以上に少人数。それでも行くのだ。
大又林道の駐車地には、他に3台しかクルマは停まっていなかった。
身支度を整え、出発。
林道沿いにサルナシを発見。でも、熟れるのは秋ごろ。
林道の横は大又川が流れる。暑いので、あの水に打たれたい気分。
林道の真横にあるため注目されない二階滝。
林道終点の橋を渡る。
もともとは旧あしび山荘があったが、山崩れのため小屋は崩壊、ルートも
変わってしまい、それ以来、渡渉が必要になった。
2度目の渡渉。渡り返せば、旧あしび山荘の跡地だ。
かつて、みなかみ山荘が建っていたキワダサコで3度目の渡渉。左岸に移ったかと
思うと、すぐにまた渡り返す。渡渉が苦手な人にとってはビクビクのルートかも。
高さ30mの段瀑・明神滝は、夏場は木々の葉が邪魔して全容が見づらい。
純粋に滝を拝むなら冬がよい。
急登箇所をしのぎ、さらに木橋を渡った先は、カエデやヒメシャラがたいへん美しい。
つづら折りに標高を稼いでいく。
最後の水場。パイプを通ってくる水で顔を洗うが、1分と手をつけていられない冷たさ。
眺めが開けたら、明神平ももうすぐだ。
あしび山荘が見えてきた。
天王寺高校ワンゲル部の立派な小屋だ。非公開で、関係者によってきれいに保たれている。
現在でも、天王寺高校の林間学校に使われている。来週くらいから始まるのだろう。
明神平のあずま屋でランチをとってから、先をめざす。
奈良と三重の県境を歩きながら、振り返る。
昭和30年代にはスキー場だった明神平。
スキーヤーは板をかついで登ってきていたと思うと、頭が下がる。
当時のロッジが、スキー場の閉鎖以降も避難小屋として使われていたらしいが、
1982年3月29日、失火事件で焼失、少年たちが4名が焼死するという痛ましい事故の
ため、今では跡形もない。
1982年といえば、もう山には登っていたが、この事故のことは知らない。
三ツ塚を巻いて、台高縦走路をたどる。
はるか先に大台ケ原方面が見えた。ここの写真には写っていないが、右へ視線を
移すと大普賢岳など大峰の主峰群が見える。
稜線の北側は、ブナのなだらかな斜面になっている。
南側は切れ落ちているが、レンゲツツジが懸命に咲いていた。
明神岳に到着。目立たないピークだが、確かにピークなのだ。
山頂のすぐ先で、東へ折れる。いよいよ檜塚奥峰へ向かう。
広い尾根筋には、若いブナ林が続き、なんとも美しい。
シカのひづめ跡がよく見られた。
この尾根は風が強いのか、雪が深いのか、根元から倒れかけた木が多い。
このシロヤシオもけっこうな古木だが、枝ぶりがユニーク。
突然、北側の展望が開ける。
高見山から、曽爾方面の山々が見える。
そして待望の、檜塚奥峰の山頂。「やったー!」の瞬間だ。
東には檜塚がすぐそこに。しかし、時間の関係もあり、今日の予定は当初から
ここまでにしている。
来た道を戻り、明神平に着いたら、シカが闊歩していた。
じつはこの日は、明神平までのお客様もおられ、ともちゃんが同行していた。
ともちゃんが見たもの。明神平のすぐ手前に咲くナツツバキの花。
我々が去ったあとの明神平に出現したというシカの群れ。
これも見たかったな!
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
台高山脈の隠れ峰、檜塚奥峰の山頂にて
■今回のコース
大又林道駐車地→二階滝→橋→渡渉点→旧あしび山荘跡地→キワダサコ(みなかみ山荘跡地、
渡渉点)→明神滝→明神平→明神岳→判官平→檜塚奥峰→(往路を戻る)→大又林道駐車地
先週の大雨で、この日に順延となった明神平と檜塚奥峰への山行、
当然、都合がつかない方もいて、いつも以上に少人数。それでも行くのだ。
大又林道の駐車地には、他に3台しかクルマは停まっていなかった。
身支度を整え、出発。
林道沿いにサルナシを発見。でも、熟れるのは秋ごろ。
林道の横は大又川が流れる。暑いので、あの水に打たれたい気分。
林道の真横にあるため注目されない二階滝。
林道終点の橋を渡る。
もともとは旧あしび山荘があったが、山崩れのため小屋は崩壊、ルートも
変わってしまい、それ以来、渡渉が必要になった。
2度目の渡渉。渡り返せば、旧あしび山荘の跡地だ。
かつて、みなかみ山荘が建っていたキワダサコで3度目の渡渉。左岸に移ったかと
思うと、すぐにまた渡り返す。渡渉が苦手な人にとってはビクビクのルートかも。
高さ30mの段瀑・明神滝は、夏場は木々の葉が邪魔して全容が見づらい。
純粋に滝を拝むなら冬がよい。
急登箇所をしのぎ、さらに木橋を渡った先は、カエデやヒメシャラがたいへん美しい。
つづら折りに標高を稼いでいく。
最後の水場。パイプを通ってくる水で顔を洗うが、1分と手をつけていられない冷たさ。
眺めが開けたら、明神平ももうすぐだ。
あしび山荘が見えてきた。
天王寺高校ワンゲル部の立派な小屋だ。非公開で、関係者によってきれいに保たれている。
現在でも、天王寺高校の林間学校に使われている。来週くらいから始まるのだろう。
明神平のあずま屋でランチをとってから、先をめざす。
奈良と三重の県境を歩きながら、振り返る。
昭和30年代にはスキー場だった明神平。
スキーヤーは板をかついで登ってきていたと思うと、頭が下がる。
当時のロッジが、スキー場の閉鎖以降も避難小屋として使われていたらしいが、
1982年3月29日、失火事件で焼失、少年たちが4名が焼死するという痛ましい事故の
ため、今では跡形もない。
1982年といえば、もう山には登っていたが、この事故のことは知らない。
三ツ塚を巻いて、台高縦走路をたどる。
はるか先に大台ケ原方面が見えた。ここの写真には写っていないが、右へ視線を
移すと大普賢岳など大峰の主峰群が見える。
稜線の北側は、ブナのなだらかな斜面になっている。
南側は切れ落ちているが、レンゲツツジが懸命に咲いていた。
明神岳に到着。目立たないピークだが、確かにピークなのだ。
山頂のすぐ先で、東へ折れる。いよいよ檜塚奥峰へ向かう。
広い尾根筋には、若いブナ林が続き、なんとも美しい。
シカのひづめ跡がよく見られた。
この尾根は風が強いのか、雪が深いのか、根元から倒れかけた木が多い。
このシロヤシオもけっこうな古木だが、枝ぶりがユニーク。
突然、北側の展望が開ける。
高見山から、曽爾方面の山々が見える。
そして待望の、檜塚奥峰の山頂。「やったー!」の瞬間だ。
東には檜塚がすぐそこに。しかし、時間の関係もあり、今日の予定は当初から
ここまでにしている。
来た道を戻り、明神平に着いたら、シカが闊歩していた。
じつはこの日は、明神平までのお客様もおられ、ともちゃんが同行していた。
ともちゃんが見たもの。明神平のすぐ手前に咲くナツツバキの花。
我々が去ったあとの明神平に出現したというシカの群れ。
これも見たかったな!
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