Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2022年1月3日(月) 初歩きは箕面から茨木へ、勝尾寺東尾根(粟生高原自然歩道)を歩く!

2022年01月04日 | 山登りの記録
■メイン写真
鉢伏山から茨木市方面を眺める。阿武山のなだらかな尾根筋が見える。


■今回のコース
粟生間谷西四丁目バス停→素戔嗚尊神社→(勝尾寺東尾根)→標識No.20→佐保分岐→大希山→
佐保分岐→(鉢伏自然歩道)→鉢伏山→稲荷神社→彩都西駅


2022年の初歩きは、軽~く。歩きもらしていた勝尾寺東尾根にした。
ふるさとの茨木市の山にもセットで回れることがポイントだ。
一部、踏み跡が薄いところや荒廃が進みつつあるところもあるが、北摂らしい雑木林に
癒されるルートだった。



千里中央駅から阪急バスで粟生間谷西四丁目バス停へ。
少し北に進み、勝尾寺川にかかる橋を渡る。



まずは法蔵寺への案内に従う。法蔵寺の前を通り、素戔嗚尊神社へ。
素戔嗚尊神社は、粟生地域の総社で、平安時代には既に存在していたという古い神社だ。
この日は正月の三が日ということで、氏子のおじさんたちがお神酒を携え境内にいらっしゃった。
どこまで行くのかと聞かれ、予定していたルートの地図を見せたところ、
泉原へ抜ける山道は、話には聞いたことがあるが地元でもあまり知られていないとのこと。



神社の左横から、山に続く道をとる。「粟生高原自然歩道」への標識が出ている。
勝尾寺東尾根イコール粟生高原自然歩道と解釈し、奥へ進む。すぐに林道終点。
尾根づたいの山道に変わる。



アカマツ、クヌギなどが中心の典型的な北摂の雑木林。
ゆるやかに登っていくと、勝尾寺から読経の音声が聞こえてくる。
木の枝越しに勝尾寺へ続く車道を見下ろすと、クルマの行列がビッシリだ。
やがて「勝尾寺遠望所」の標識をみる。東側に勝尾寺がチラ見できた。



地形図の376mピークは西側を巻き、重機が置いてある広場に出る。



関電の変電所へと続く車道を横切り、「No.20」の標識のところから薄い踏み跡を探し
尾根に乗る。ここだけは少し読図力が必要かも。



北東に延びる尾根は、ときにトラロープが張られた急斜面も出てくるが、
全体的には歩きやすい。



これまでほとんど標識らしい標識がなかったが、ようやく、ザックリした標識を発見。



すぐ近くに変電所があるため、何本もの送電線が尾根を越えている。



3つ目の送電線鉄塔のところで、岩阪への道を分ける。
読図トレーニングをしているという2人組の女の子が地図を広げていた。

しばらく行くと、道がない方角からザクザクと落ち葉を踏みしめる音がする。
シカの糞やイノシシの掘り起こしをみていたが、そのへんの動物とは思えない。
まさかクマでもあるまいと思って立ち止まったら、今度は別の女性が薮から出てきた。
先ほどの2人と同じグループで、この人は単独で読図しているとのこと。
日本の登山界の将来は明るいのである。



冴えないおじさんは、今日は登山道を外したくないので、がんばってと声をかけて
先を急ぐ。
箕面市と茨木市と境界を過ぎて、佐保への谷道が横切る峠に到着。



まずは直進して、短い笹薮を抜けて大希山へ。山名プレートがかかるが、
厳密な最高点はもう少し奥となる。ただしそこには表示板もテープもなかった。



もとの峠に戻り、佐保へと谷筋を下るが、この区間の荒廃ぶりは、なかなかのものだった。
倒木は多いし、足元はぬかるんでいる。



なんとか抜け出ると、新名神の側道が行止りになっているところだった。



新名神の高い橋脚がみごと。下から見るとこんな感じだったのか。



新名神の下をくぐり、鉢伏自然歩道に入る。
鉢伏自然歩道は、茨木市が制定したハイキングコースのひとつである。
ここからは誰でも歩けるレベルの道だ。



自然歩道は鉢伏山を巻いてしまうので、北から別のルートで鉢伏山の山頂に出る。
標高わずか299mの里山だが、朝香宮殿下と閑院宮殿下の登頂記念碑が立つ。
皇族の方々が、こんな低山に来られたのかと驚かされる。



南側へ下る。このあたりには古い「台場クヌギ」がチラホラみられる。
炭焼きなどのため枝を周期的に伐採してきたため、このようなヘンテコな形になったものだ。



立派なヒラタケも見つけたが、手が届かない高いところ。うーん、残念。



粟生岩阪の集落風景は、日本の原風景のようだ。美しすぎる。稲荷神社にお参りした。



大阪モノレールの彩都西駅へ向かう。都市と農村がそれほど混在している風景も珍しい。


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