■メイン写真
日差しでアッという間に霧氷が飛んでしまった。向こうに曽爾の倶留尊山をみる
■今回のコース
ゆりわれコース登山口→八丁平→三峰山→三畝峠→新道峠→月出コース登山口→
ゆりわれコース登山口
今年最後の登山教室。
高見山地の三峰山へ、冬の定番、霧氷を観に行ってきた。
ここ2~3日、また暖かくなってきたので霧氷は消えてしまったかなと心配していたが、
小さいかわいらしい霧氷を観ることができた。
積雪は少なかったが、思っていたよりはしっかり積もっていて満足。
三重県側のゆりわれコースから登る。
今回は林道の積雪はほとんどなく、クルマでのアプローチも楽だった。
はじめの植林帯を抜けると、落葉広葉樹の明るいトラバース道になる。
かつては奥香肌温泉「スメール」も見えた(標識あり)が、今は樹々が成長して見えない。
再び標高を上げていくと、高見山(手前はトクマ山か?)が見える。
山頂付近が白い。あっちも霧氷ができているようだ。
しだいに足元が滑りやすくなってきたので、今シーズン初めて、アイゼンを装着した。
岩上に座ったように根を張るブナの横を通る。
9月上旬に花を咲かせるホソバヤマハハコの群落が出てきた。
すっかりドライフラワー状態になっている。
八丁平の西端部が近づくと、雪も増えてきた。
アセビの葉が、霧氷で"縁取り"されていて綺麗。
足元には5cm級の霜柱。
八丁平に到着。全体が真っ白な雪原になるというほどではない。
三畝峠のほうから北風が流れ込んできており、かなり寒く感じた。
南側は迷岳など台高山脈東側支稜の峰々が広がる。
誰もいない三峰山の山頂に到着。
残念ながら曽爾方面の眺めは、ガスにさえぎられて、見えるか見えないかといった具合だった。
このあと、風を避けて少し南側の斜面で昼食をとった。
べったり曇っていたのが、部分的に青空が覗くようになった。
太陽が少し顔を出すだけで、せっかくの霧氷がばらばらと落ちていく。
霧氷のはかなさを実感しつつ尾根道を歩いた。
新道峠までは、カエデ、ブナ、ヒメシャラなどの広葉樹林が続く。
タコ足のようなユニークな形をしたヒメシャラで遊ぶ。
なお、三重県の飯高側では昔から、ヒメシャラのことを「サルスベリ」と呼ぶ。
石仏の、ぽつんとひとり、新道峠。
ここから尾根道を外れ、三重県側の月出コースに入る。
いよいよ凍結箇所がなくなり、アイゼンを外して植林の中をジグザグにひたすら下る。
数年前の大雨で従来のルートが崩れたため、枝沢にいったんルートを振って、
ごろごろの岩屑が転がる沢を15mほど下って対岸に渡る。
最後は石段道になって、月出コース登山口に出る。
クルマを置いた、ゆりわれコース登山口に戻るには1kmほどですむ。
帰りに東吉野村の「ひよしのさとマルシェ」で小腹を満たしたり、お土産を買ったり。
ちょった雪山遊びで、今年の登山教室を締めた。
日差しでアッという間に霧氷が飛んでしまった。向こうに曽爾の倶留尊山をみる
■今回のコース
ゆりわれコース登山口→八丁平→三峰山→三畝峠→新道峠→月出コース登山口→
ゆりわれコース登山口
今年最後の登山教室。
高見山地の三峰山へ、冬の定番、霧氷を観に行ってきた。
ここ2~3日、また暖かくなってきたので霧氷は消えてしまったかなと心配していたが、
小さいかわいらしい霧氷を観ることができた。
積雪は少なかったが、思っていたよりはしっかり積もっていて満足。
三重県側のゆりわれコースから登る。
今回は林道の積雪はほとんどなく、クルマでのアプローチも楽だった。
はじめの植林帯を抜けると、落葉広葉樹の明るいトラバース道になる。
かつては奥香肌温泉「スメール」も見えた(標識あり)が、今は樹々が成長して見えない。
再び標高を上げていくと、高見山(手前はトクマ山か?)が見える。
山頂付近が白い。あっちも霧氷ができているようだ。
しだいに足元が滑りやすくなってきたので、今シーズン初めて、アイゼンを装着した。
岩上に座ったように根を張るブナの横を通る。
9月上旬に花を咲かせるホソバヤマハハコの群落が出てきた。
すっかりドライフラワー状態になっている。
八丁平の西端部が近づくと、雪も増えてきた。
アセビの葉が、霧氷で"縁取り"されていて綺麗。
足元には5cm級の霜柱。
八丁平に到着。全体が真っ白な雪原になるというほどではない。
三畝峠のほうから北風が流れ込んできており、かなり寒く感じた。
南側は迷岳など台高山脈東側支稜の峰々が広がる。
誰もいない三峰山の山頂に到着。
残念ながら曽爾方面の眺めは、ガスにさえぎられて、見えるか見えないかといった具合だった。
このあと、風を避けて少し南側の斜面で昼食をとった。
べったり曇っていたのが、部分的に青空が覗くようになった。
太陽が少し顔を出すだけで、せっかくの霧氷がばらばらと落ちていく。
霧氷のはかなさを実感しつつ尾根道を歩いた。
新道峠までは、カエデ、ブナ、ヒメシャラなどの広葉樹林が続く。
タコ足のようなユニークな形をしたヒメシャラで遊ぶ。
なお、三重県の飯高側では昔から、ヒメシャラのことを「サルスベリ」と呼ぶ。
石仏の、ぽつんとひとり、新道峠。
ここから尾根道を外れ、三重県側の月出コースに入る。
いよいよ凍結箇所がなくなり、アイゼンを外して植林の中をジグザグにひたすら下る。
数年前の大雨で従来のルートが崩れたため、枝沢にいったんルートを振って、
ごろごろの岩屑が転がる沢を15mほど下って対岸に渡る。
最後は石段道になって、月出コース登山口に出る。
クルマを置いた、ゆりわれコース登山口に戻るには1kmほどですむ。
帰りに東吉野村の「ひよしのさとマルシェ」で小腹を満たしたり、お土産を買ったり。
ちょった雪山遊びで、今年の登山教室を締めた。