■メイン写真
下山直前になって、青空が顔を出した明神平
■今回のコース
大又林道駐車スペース→旧あしび山荘跡→キワダサコ→明神滝休憩所→明神平→
(往路を戻る)→大又林道駐車スペース⇒やはた温泉
待望の冷え込み、到来。
とはいえ、積雪はあまり期待できない。しかし、霧氷はできているようだ。
明神平はも霧氷の名所だ。途中数回、沢の渡渉があり、そこでドボンしないことが
最大の鍵であるが、手ごろな距離で行けるのもいい。
大又林道の、クルマが乗り入れられる終点にある駐車場に車を停める。
平日というのに10台程度が停まっていた。さすが人気の山だ。
しばらくは舗装林道を歩く。
凍結が厳しいときは、この林道でアイゼンがほしくなるものだが、この日は
その心配はない。左を流れる大又川の美しい流れを見ながら行く。
右手にある細い流れの滝は、寒さが厳しい時はここが氷瀑のようになる。
橋を渡り、いよいよ山道に入る。沢筋を冷たい風が吹き抜けて行く。
ほどなく最初の渡渉箇所。注意深く渡る。
もともとは右岸に旧あしび山荘が建っていた(1970年に天王寺高校山岳部員が建てた)が、
1998年9月の台風7号で倒壊。そのときからルートが変わり、小屋跡を巻くように
2度の渡渉が求められるようになった。
2度めの渡渉。この季節、ドボンだけは避けたい。足の置き場所などを指示し、
サポートする。
渡渉箇所ではいつも思うが、こういう場所ではふだんからフラットフッティングで
歩けているか否かがハッキリわかる。
ハシゴを登ると、旧あしび山荘の土台横を通る。
当時、国見山に直登していた「天高ルート」も、山肌の崩壊とともに失われた。
かつて、みなかみ山荘が建っていたキワダサコで、3度めの渡渉。
沢の流れを見ると、少し凍りかけている。
つららがアートな感じ。
ともちゃんが鹿の骨をひそかに発見していた。
手前の休憩場所から見た明神滝。
本流は凍っていないが、左の水滴程度の滝が凍っている。
またまた氷の芸術。
登山道をつづら折りに急登すると、明神滝が正面に望める。
樹々に葉がついているときは見えづらい。冬だけのシーンだ。
この木橋を渡ると、風景がガラッと変わる。
カエデ、ヒメシャラ、ブナなどの落葉広葉樹林の美しい森に出る。
このあたり、個人的に大好きなエリアだ。
ゴール直下にある水場。ここまで登ってきても、雪はほとんどない。
薊岳を振り返る。上のほうは霧氷がついているのが分かる。
明神平に到着。雪が少なかったので、昼前に着いてしまった。
現在のあしび山荘が、明神平のシンボルだ。天王寺高校が所有しているため
一般の利用はできない。毎夏、1クラスずつ林間学校に訪れる。
奈良/三重の県境にある明神平。昭和30年代にはスキー場だった。
スキーヤーは板をかついで登山道を歩いて登ってきていた。
当時のロッジは、スキー場の閉鎖以降も避難小屋として使われていたらしいが、
1982年3月29日、失火事件で焼失し、少年たち4名が焼死するという事故があった。
稜線の霧氷が美しい。たまに雲が途切れて日差しが当たると、じつに美しく輝く。
写真では伝わらないが、ものすごい風が吹き抜けていた。
ここでランチにするにはあまりに寒いので、先ほどの水場まで下りることにした。
ランチの後は、往路を戻り、やはた温泉でじんわり温まった。天国だった。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!
下山直前になって、青空が顔を出した明神平
■今回のコース
大又林道駐車スペース→旧あしび山荘跡→キワダサコ→明神滝休憩所→明神平→
(往路を戻る)→大又林道駐車スペース⇒やはた温泉
待望の冷え込み、到来。
とはいえ、積雪はあまり期待できない。しかし、霧氷はできているようだ。
明神平はも霧氷の名所だ。途中数回、沢の渡渉があり、そこでドボンしないことが
最大の鍵であるが、手ごろな距離で行けるのもいい。
大又林道の、クルマが乗り入れられる終点にある駐車場に車を停める。
平日というのに10台程度が停まっていた。さすが人気の山だ。
しばらくは舗装林道を歩く。
凍結が厳しいときは、この林道でアイゼンがほしくなるものだが、この日は
その心配はない。左を流れる大又川の美しい流れを見ながら行く。
右手にある細い流れの滝は、寒さが厳しい時はここが氷瀑のようになる。
橋を渡り、いよいよ山道に入る。沢筋を冷たい風が吹き抜けて行く。
ほどなく最初の渡渉箇所。注意深く渡る。
もともとは右岸に旧あしび山荘が建っていた(1970年に天王寺高校山岳部員が建てた)が、
1998年9月の台風7号で倒壊。そのときからルートが変わり、小屋跡を巻くように
2度の渡渉が求められるようになった。
2度めの渡渉。この季節、ドボンだけは避けたい。足の置き場所などを指示し、
サポートする。
渡渉箇所ではいつも思うが、こういう場所ではふだんからフラットフッティングで
歩けているか否かがハッキリわかる。
ハシゴを登ると、旧あしび山荘の土台横を通る。
当時、国見山に直登していた「天高ルート」も、山肌の崩壊とともに失われた。
かつて、みなかみ山荘が建っていたキワダサコで、3度めの渡渉。
沢の流れを見ると、少し凍りかけている。
つららがアートな感じ。
ともちゃんが鹿の骨をひそかに発見していた。
手前の休憩場所から見た明神滝。
本流は凍っていないが、左の水滴程度の滝が凍っている。
またまた氷の芸術。
登山道をつづら折りに急登すると、明神滝が正面に望める。
樹々に葉がついているときは見えづらい。冬だけのシーンだ。
この木橋を渡ると、風景がガラッと変わる。
カエデ、ヒメシャラ、ブナなどの落葉広葉樹林の美しい森に出る。
このあたり、個人的に大好きなエリアだ。
ゴール直下にある水場。ここまで登ってきても、雪はほとんどない。
薊岳を振り返る。上のほうは霧氷がついているのが分かる。
明神平に到着。雪が少なかったので、昼前に着いてしまった。
現在のあしび山荘が、明神平のシンボルだ。天王寺高校が所有しているため
一般の利用はできない。毎夏、1クラスずつ林間学校に訪れる。
奈良/三重の県境にある明神平。昭和30年代にはスキー場だった。
スキーヤーは板をかついで登山道を歩いて登ってきていた。
当時のロッジは、スキー場の閉鎖以降も避難小屋として使われていたらしいが、
1982年3月29日、失火事件で焼失し、少年たち4名が焼死するという事故があった。
稜線の霧氷が美しい。たまに雲が途切れて日差しが当たると、じつに美しく輝く。
写真では伝わらないが、ものすごい風が吹き抜けていた。
ここでランチにするにはあまりに寒いので、先ほどの水場まで下りることにした。
ランチの後は、往路を戻り、やはた温泉でじんわり温まった。天国だった。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!