Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年12月2日(水) [鈴鹿]釈迦ヶ岳へ、庵座谷の渓谷美と、急峻なガレ尾根を楽しむ!

2020年12月04日 | 山登りの記録
■メイン写真
鈴鹿セブンマウンテンの一つ、釈迦ヶ岳の山頂から藤原岳、白山を眺める


■今回のコース
朝明登山口→小峠→庵座ノ滝展望スポット→三段ノ滝前→松尾尾根の頭(釈迦ヶ岳最高点)→
釈迦ヶ岳(三角点峰)→松尾尾根の頭→松尾尾根分岐→鳴滝コバ→中尾根登山口→朝明登山口


今回は鈴鹿セブンマウンテンの一つ、釈迦ヶ岳へ。最高点の標高は1097m、三角点峰は1992mに
すぎないが、見ごたえのある滝、次々に出てくる急登、そして絶景は、標高以上の魅力に
あふれている。手ごろに「登った充実感」を感じられる、いい山だ。



朝明登山口をスタート。



植栽されているカエデが燃えるよう。



まずは庵座谷コースへ。テント村、バンガローの横を抜けていく。



一度、沢筋から外れて急登をこなす。その先に小峠があるが、登山道の分岐ではない。



ふたたび谷筋に寄っていくと、最初の見せ場、庵座ノ滝が迫ってくる。
登山道は滝壺に近づくことはなく、このまま高巻いていく。



続いては三段ノ滝。これは直下から見上げることができる。
フィックスロープがかかった右岸を急登する。



この日は快晴、無風。登っていると暑いくらいだ。



振り返ると御在所岳の姿が。
落葉広葉樹の葉がなくなるこの季節の良さは、木の枝越しの展望が楽しめることだ。



美しいブナ林を抜けていく。



右手に、松尾尾根出合のピークが迫る。アルペンムードが高まる。
すべて花崗岩でできた、なかなかの岩峰だ。



庵座谷を隔てた西側には猫岳の三角形のピークが見える。
奥にはイブネ、クラシあたりが見えていると思われる。



松尾尾根の頭(釈迦ヶ岳最高点)までの急登が、なかなかこたえる。
木の根や幹を、手すり代わりに使いながら腹筋、大臀筋、大腿四頭筋、下腿三頭筋を
総動員して登る。あー、しんど!



一気に詰め上がったところが釈迦ヶ岳最高点でもある、松尾尾根の頭だ。



伊勢湾から養老山系あたりまでの眺めが広がる。
充実感に浸れる時間だ。



ツツジの灌木帯の中を、北へわずかで釈迦ヶ岳の三角点峰に着く。



こちらも大絶景。北へ目を凝らすと、遠く加賀白山の高嶺が白く輝いていた。



セントレア空港も見える。



下山は、松尾尾根の頭まで戻り、大蔭のガレを下る。慎重に、慎重に。



なんだか、ものすごいところを下ってきたように見えるが、実はそれほどでもない。



なおも急坂を下り、中尾根新道に入ると、ルートはやや容易になる。
鳴滝コバでは、その名の通り、耳を澄ますと庵座ノ滝の水音が聞こえる。



最後はのどかな雑木林の中。沢を渡ってテント村に出て、朝、通った道に戻る。
最短距離で釈迦ヶ岳に登れるルートを歩いたが、滝、岩、絶景と、緊張する箇所も
あって、コンパクトながら充実度が高いルートだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2020年11月29日(日) [奈良]... | トップ | 2020年12月5日(土) 六甲逆縦... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山登りの記録」カテゴリの最新記事