2020年12月5日(土) 六甲逆縦走の３回目、ラストは鵯越から須磨アルプスを経て塩屋まで！

■メイン写真
東山と横尾山の間にある馬の背。須磨アルプスの核心部だ。バックは高取山


■今回のコース
鵯越駅→鷹取橋東詰交差点→高取山→妙法寺小前交差点→東山→馬の背→横尾山→栂尾山→
高倉台→おらが茶屋→鉄拐山→旗振山→塩屋駅


六甲山系の逆縦走も、いよいよ今回が最終。鵯越から高取山、須磨アルプス、鉄拐山を経て
塩屋へ下る。標高は低いが、途中で2度も住宅街に下りたりして「ん？縦走？」と
思わせる区間でもある。



鵯越駅を出て、神戸電鉄のレトロなガードをくぐる。
住宅街を角を複雑に曲がりながら鷹取橋東詰交差点をめざすのだが、標識はすべて
須磨方面から歩くと見える角度につけられており、逆方向に歩くとほぼ標識は見えない。
山中よりルート取りが難しい。



高取山丸山登山口の標石。



山道に入ると、まだ紅葉が残ってくれていた。



カクレミノの葉は1枚モノから3分しているものまで、一つの木に混在していて面白い。



公衆トイレの裏手に出る。すぐ横が安井茶屋だ。さらに500ｍほどで、月見茶屋(写真)。
高取山は六甲山系の「毎日登山」発祥の地でもあり、これらの茶屋がコミュニティの役割を
果たしてきた。



高取神社手前のカエデ。まだまだ間に合った！



高取山頂は一直線の石段の上。
みんなで段数を数えたが、なぜか諸説いろいろ出た。



高取山頂から、これから歩く山々を見渡す。
淡路島も向こうに見えている。



荒熊神社を経てひたすら下る。野路山公園に出て、妙法寺小前交差点を渡る。
妙法寺の前を通り、地下鉄西神線と阪神高速のガードをくぐる。
階段ばかりで気が滅入る。振り返ると高取山がきれいな円錐形に見えた。



横尾山登山口からふたたび山道に入る。少しの登りで東山のピークへ。



東山からは、神戸の街並みが眼下に見える。



今回の核心部、馬の背。風化花崗岩が露出し、通り抜けると10分くらいの規模なのだが、
ちょっとしたアルペンムードが楽しめる。



確かに断崖なのだが、見た目よりは歩きやすい。



馬の背からの登り返しは、階段が付けられている。



神戸市の市章が刻まれた境界標。なんだか笑顔のよう。



横尾山の山頂に到着。



栂尾山の山頂にあるウッドデッキの展望台からは、鉄拐山がずいぶん近づいてきた。



明石海峡大橋もハッキリ見えるようになってきた。



高倉台に下る400段超えの階段。これ、本来順路で登るときはきついところだ。



高倉台団地を抜けて、今度は階段を登り返す。もう階段ばかりで大変だ。
登りついたところに高取山の標石。



おらが茶屋は、業者との契約期間の終了で現在閉鎖中。
再開はどうなるのかな。



ウバメガシ林の尾根を歩いていたら、足元に鳥の巣が落ちていた。



鉄拐山に到着。海岸線が足元にすぐ見える感じに迫る。



源義経の奇襲、一ノ谷の戦いの推定場所(諸説あり)を過ぎて、
旗振山へ。茶屋は閉まっている。



毘沙門天の横にある巨大な日時計。15:00と16:00の間を示していた。正確(当たり前)！

須磨浦山上遊園を通り抜けて、いよいよ最後の下り坂。住宅街に出て、塩屋駅に着く。
3回に分けて、無事、逆縦走を達成した瞬間だ。
全山縦走大会では1日で駆け抜けるとはいえ、この日だけでも３万歩の距離。
おつかれさまでした！！



最後に、塩屋駅の南側すぐ、国道2号線沿いにあるケーキ屋さん「シーホース」で
名物のチーズケーキを購入。



お隣の須磨駅で快速電車への乗り換えを待っていたら、ちょうど西に太陽が沈んでいった。