Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2015年10月12日(月) [鈴鹿]廃村今畑から西南尾根を経て霊仙山へ

2015年10月23日 | 山登りの記録
■メイン写真
霊仙山最高点近くのカレンフェルトの稜線から三角点峰を見る


■今回のコース
今畑登山口→笹峠→近江展望台→霊仙山最高点→霊仙山三角点→お虎ヶ池→
お猿岩→見晴岩→汗拭峠→(大洞谷)→落合登山口→今畑登山口⇒河内風穴



今畑登山口で四日市在住の岳友、T中さんと待ち合わせ、霊仙山をめざす。
春の花の宝庫、西南尾根から、秋にアプローチ。期待に胸が踊る。

坂道を少し登ると、今畑の廃村に出る。
水場には今でも綺麗な水が流れている。



釜焚きの風呂の跡。



土蔵。このほかにも、幾つか土蔵や家屋が残っている。
宗金寺は、今でもたまに手入れされているそうで、綺麗に保たれている。



初めは植林の中をジグザグに登るが、そのうち美しい雑木林に変わる。



笹峠付近は南側の樹林が倒壊したあと草地になっており、
三国岳、藤原岳、御池岳方面の眺めが得られる。



U字型にしなったブナに乗るともちゃん。
山はひたすら歩き続けるだけが楽しみじゃないことを全身で表現。



Mr.Dash好みのブナ林を行く。
遠くでシカの鳴き声がした。



咲き残ったトリカブトを見つけた。



樹林帯が突然終わり、同時に粘土質のものすごい急坂となる。
振り返ると鍋尻山が見える。



急坂を登り切ると、近江展望台に着く。琵琶湖側の眺めが得られる。



春はフクジュソウなどの可憐な花が咲くが、秋もそこそこある。
これはナギナタコウジュかな?



これはハナイバナかオオルリソウか?



カレンフェルトの岩が折り重なって歩きにくい尾根を進むと、
霊仙山の最高点が見えてきた。
標高1000m程度なのに、アルペン的な雰囲気が漂っている。



最高点。
かつて、ここから先は背丈以上のネマガリダケのブッシュで、
非常に歩きにくかったのを憶えている。
数年前に歩いた時には既に膝丈くらいになっていたが、
今は笹はきれいサッパリ消えた。
気候変動か、シカの食害か。



三角点峰に着いたら、薄雲が吹っ飛んだ。
おかげで昼食時は強い風で寒かった。



経塚山の四ツ辻から、お虎ヶ池をめざす。
途中でリンドウを見つけた。発色のいい紫!



お虎ヶ池(通称)。琵琶湖の形をしているとか。う~む。
前回ここで、ともちゃんはカエルの卵で戯れていたのを思い出した。
ここも周囲の笹がなくなっていた。



緩やかな尾根を下る。もう一つの高層湿原が見える。



お猿岩。その岩は、どこが猿なのか、由来はよく分からない。



綺麗なブナ林を通り抜ける。有頂天になった。



汗拭峠。右へ行けばすぐ、山の宿の「かなや」さんがあり、榑ヶ畑に下るが、
今日は左へ、まだ公式(米原市ホームぺージ)には通行止めとある、
大洞谷を下る。もちろん自己責任だが、通っている人は多いようだ。



通行止めの原因はこれ。大倒木地帯。しかし、通行には支障ない。



登山道のすぐ脇まで浸食されている。
ふたたび大雨が降ったら、ここも危ないだろう。
このへんが、通行止めのゆえんだ。



さらに下部には、新しい堰堤ができていたが、土砂はもうフルに溜まっていた。



落合登山口。ここも崩壊したらしく、真新しいコンクリートで補修されていた。



今畑に戻り、クルマで河内風穴へ。
暗い中、気合を入れてシャッターを切る。

道中、このルートに詳しいT名さんにいろいろ知識を注入して頂いた。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
また、行きましょう!

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