■メイン写真
ゴールの明神滝。二本の流れが滝壺で交わる。
■今回のコース
音水公民館前バス停→取水施設→明神滝→音水公民館前バス停⇒
フォレストステーション波賀(東山温泉「ラドンの湯」)
兵庫県宍粟市波賀町にある音水渓谷は、渓谷美と紅葉の名所で知られる。
宝永年間(1704年)から明治32年(1899年)まで鉄を産出する鉱山だったそうだ。
一方、木材を輸送する波賀森林鉄道も、音水渓谷の右岸の少し高い所を走っていたらしい。
この音水渓谷を、明神滝まで遡行してきた。
すぐ横にクルマが通れる林道(未舗装)があり、途中に滝もない渓流。
沢登りレベルからはほど遠い、オトナの水遊びの沢である。
この日はお仕事ではなく、プライベート山行なので気分もリラックスできる。
音水公民館前バス停が起点だ。バスの本数は極めて少ない。
公衆トイレ、観光看板がある。
バスが来る日は、ここがバスの転回場所になるので駐車してはいけない。
何と言っても水がキレイ。
この日の天気予報では最高気温は27度。しかし、ここまで来るとかなり涼しい。
水はかなり冷たく、できるだけ濡れたくないなと思った。
入渓して200mほどで、コンクリート製の橋の遺構をみつけた。
あとで調べたところ、波賀森林鉄道の軌跡は沢ぎりぎりに沿ってはいなかった
ようなので、それに関するものではないようだが…
大カツラ。新緑がきれいだ。
カエル君。
サワグルミの大木。
取水施設に到着。ここから相当量の水が、引原ダムに引かれている。
したがってこの沢の水量は、ここから先のほうが増えることになる。
冷たい水の中をめげずに進むガイド仲間のHさん。すこぶる元気。
こちらは寒くなってきたので巻き巻きモード。
小滝というにも小さすぎるようなせせらぎが続く。快適!
シカの白骨(ひと揃い)を発見。このほかにも別の場所でシカの骨があった。
小さいゴルジュの中は小さな段瀑。これを巻き抜けると、明神滝が姿を現す。
明神滝は左岸から小さく巻くと、左の滝の裏側に入れる。
"裏見"できる滝って、なかなか珍しい。
エゴノキの花が咲いていた。林道に上がって、日なたで遅い昼食をとる。
別の白い花。アサガラだろうか。
あっという間に音水公民館前に戻る。あー、気持ちよかった。
着替えていると、沢靴と靴下の間にヒルが一匹。幸い、被害はなし。
消毒用アルコールで退治。全身皮膚呼吸・吸収体質のヒルからすると、これは強烈だろう。
帰りに、フォレストステーション波賀内にある東山温泉「ラドンの湯」に寄った。
この温泉、「温泉ボーリングでは珍しい水平掘りによって冷泉の試掘に成功」したという。
湧出温度は11.6度なので、冷泉である。
ラドンは温泉規格の3.3倍、療養泉規格の2.2倍も含まれていて、神経痛・冷え性・痛風・
疲労回復などによい。とにかく冷えた身体が温まったので大満足。
敷地内に動態保存されているトロッコ気動車。
この日はたまたま、小学生の見学会があった直後で、説明係のおじさんが
ついでに我々にもいろいろ話をしてくださったうえ、実際に長さ10mほどの線路を
運転させてもらった。なんというラッキー。
ちなみにこの気動車は、2020年に立山砂防事務所から買い受けたもの。
昭和43年に廃止された波賀森林鉄道の中音水線で走っていたものではない。
ゴールの明神滝。二本の流れが滝壺で交わる。
■今回のコース
音水公民館前バス停→取水施設→明神滝→音水公民館前バス停⇒
フォレストステーション波賀(東山温泉「ラドンの湯」)
兵庫県宍粟市波賀町にある音水渓谷は、渓谷美と紅葉の名所で知られる。
宝永年間(1704年)から明治32年(1899年)まで鉄を産出する鉱山だったそうだ。
一方、木材を輸送する波賀森林鉄道も、音水渓谷の右岸の少し高い所を走っていたらしい。
この音水渓谷を、明神滝まで遡行してきた。
すぐ横にクルマが通れる林道(未舗装)があり、途中に滝もない渓流。
沢登りレベルからはほど遠い、オトナの水遊びの沢である。
この日はお仕事ではなく、プライベート山行なので気分もリラックスできる。
音水公民館前バス停が起点だ。バスの本数は極めて少ない。
公衆トイレ、観光看板がある。
バスが来る日は、ここがバスの転回場所になるので駐車してはいけない。
何と言っても水がキレイ。
この日の天気予報では最高気温は27度。しかし、ここまで来るとかなり涼しい。
水はかなり冷たく、できるだけ濡れたくないなと思った。
入渓して200mほどで、コンクリート製の橋の遺構をみつけた。
あとで調べたところ、波賀森林鉄道の軌跡は沢ぎりぎりに沿ってはいなかった
ようなので、それに関するものではないようだが…
大カツラ。新緑がきれいだ。
カエル君。
サワグルミの大木。
取水施設に到着。ここから相当量の水が、引原ダムに引かれている。
したがってこの沢の水量は、ここから先のほうが増えることになる。
冷たい水の中をめげずに進むガイド仲間のHさん。すこぶる元気。
こちらは寒くなってきたので巻き巻きモード。
小滝というにも小さすぎるようなせせらぎが続く。快適!
シカの白骨(ひと揃い)を発見。このほかにも別の場所でシカの骨があった。
小さいゴルジュの中は小さな段瀑。これを巻き抜けると、明神滝が姿を現す。
明神滝は左岸から小さく巻くと、左の滝の裏側に入れる。
"裏見"できる滝って、なかなか珍しい。
エゴノキの花が咲いていた。林道に上がって、日なたで遅い昼食をとる。
別の白い花。アサガラだろうか。
あっという間に音水公民館前に戻る。あー、気持ちよかった。
着替えていると、沢靴と靴下の間にヒルが一匹。幸い、被害はなし。
消毒用アルコールで退治。全身皮膚呼吸・吸収体質のヒルからすると、これは強烈だろう。
帰りに、フォレストステーション波賀内にある東山温泉「ラドンの湯」に寄った。
この温泉、「温泉ボーリングでは珍しい水平掘りによって冷泉の試掘に成功」したという。
湧出温度は11.6度なので、冷泉である。
ラドンは温泉規格の3.3倍、療養泉規格の2.2倍も含まれていて、神経痛・冷え性・痛風・
疲労回復などによい。とにかく冷えた身体が温まったので大満足。
敷地内に動態保存されているトロッコ気動車。
この日はたまたま、小学生の見学会があった直後で、説明係のおじさんが
ついでに我々にもいろいろ話をしてくださったうえ、実際に長さ10mほどの線路を
運転させてもらった。なんというラッキー。
ちなみにこの気動車は、2020年に立山砂防事務所から買い受けたもの。
昭和43年に廃止された波賀森林鉄道の中音水線で走っていたものではない。