■メイン写真
あいにくの雨が降る日出ヶ岳山頂にて
■今回のコース
2/13 上北山温泉・薬師湯⇒とちの木センター[泊]
2/14 とちの木センター⇒(上北山村による送り)⇒大台ヶ原駐車場→日出ヶ岳→
正木ヶ原→尾鷲辻→大台ヶ原駐車場⇒(上北山村による送り)⇒とちの木センター
⇒上北山温泉・薬師湯
※当記事に使用する写真は、上北山村が許可を得て実施するモニターツアーに参加入山し
撮影したものです。
※昨年、環境省/上北山村が実施した大台ヶ原登録ガイド対象のモニターツアーの
様子については「ここをクリック」!!
冬の大台ヶ原を歩くモニターツアーを、大台ヶ原登録ガイドとしてガイドしてきた。
本来は冬期立入禁止の大台ヶ原ドライブウェイを、環境省、奈良県、上北山村が
尽力し、使用の手続きや除雪作業などを進めてくださった。
また、大台ヶ原登録ガイドであり、かつ日本山岳ガイド協会のガイド資格を持つ者が
引率することを条件に実施されたツアーだ。
今回は、初めて一般のお客様をお招きすることになる。
冬場の観光収益の拡大を図りたい上北山村とっては、今後の経済活性化に向けた
大切なイベントでもある。
このツアーができるまでには事前準備があり、昨年のちょうど同じ日に、大台ヶ原登録
ガイドだけを対象とした踏査目的のツアーが企画され、Mr.Dashは、これに参加。
1年越しの夢がかなったことになる。
さて、ツアー初日は夕方に近鉄大和上市駅に集合し、上北山温泉・薬師湯で温まってから
村の指定の施設「とちの木センター」へ。
ここは上北山村の旧小学校をリニューアルして2018年4月にオープンしたコミュニティ施設で、
今回のモニターツアーでは、ここに泊まることが必須条件になっている。
素泊まりのみだが、1泊2,000円。
簡易ベッドに、モンベル製の封筒型シュラフ。冷暖房は100円硬貨を入れると24時間動く。
今のところ村民か、村民を通しての使用しかできないが、いずれ完全開放されることを
切に願う。
体育館にはボルダリング設備もあるから、山好きにはピッタリだと思う。
調理場や調理道具などは自由に使える(綺麗に洗って原状復帰すること)。
この日の夕食は、時間をかけずにできる「おでん」。
飲める人は、ちょっとだけお酒も楽しみ、明日に備える。
ゴミは分別方式だが、捨てて帰れるのがたいへんありがたい。
2/14朝。天気予報は10:00から雨だが、いよいよ大台ヶ原へ。
上北山村の車で、普段は冬季閉鎖中の大台ヶ原ドライブウェイへ。
特別にゲートの鍵を開けてくれる。
ちなみに大台ヶ原ドライブウェイは法律上、閉鎖期間は「歩行者も立入禁止」なのでご注意を。
駐車場に到着。
大台ヶ原登録ガイド対象の講習会で学んだ内容も交えながらの解説。
日出ヶ岳へ向かう遊歩道は、かなり積雪が少なく、歩きやすかった。
やっぱり、途中で雨が降ってきた。雨具を着込み、展望台に到着。
視界がイマイチなのは仕方ないが、まだ見えた方かな。
日出ヶ岳へ続く木段には、あまり雪がみられない。
今年は暖冬。しかも昨日から4月並みの気温。本来の冬はこんなものではない。
日出ヶ岳の山頂に到着。山名表示板が新しくなり、ケルンもきれいな形に積み直された。
山頂の展望デッキで記念撮影。気温は3度。なんという暖かさ。
続いて正木嶺をめざす。
ツツジの回廊も雪はほとんどない。
正木ヶ原への尾根道。まさか地肌が覗いているとは。
冬山というものは、条件が大きく変化することを考えておかないといけない。
正木ヶ原。吹き溜まりに足を突っ込むと腿あたりまでズボッと沈む。
雨で雪はすっかり腐ってしまっていた。
尾鷲辻までの区間は、一転、深い雪の中。このあたりはスノーシューがあっても
よかったかもしれない。
雨脚が強まってきた。尾鷲辻のあずま屋でランチ。屋根があって助かる。
昼食を摂っているうちに雨は小降りに。
時間的に大蛇嵓までは行けない。
昨年はガイドだけで歩いたので、大蛇嵓へ往復したうえ、西大台もナゴヤ谷まで
小走りで往復してみたが、いろいろ解説しながらお客様をお連れしていると、
なかなかそうはいかない。中道で駐車場に戻る。
バラバラに分解されたトウヒの実が雪の上に散乱していた。
樹上に野鳥かリスでもいたのだろう。
道中、シカやタヌキらしい足跡もみられた。
上北山村のスタッフが待つ駐車場に到着!
物産店の建屋が待機本部になっていて、熱いコーヒーを振る舞ってくださった。
ちなみに公衆トイレは当然、すべて閉鎖中なので、物産店内のトイレで、
西大台などで使われている携帯トイレで用を済ませることになる。
お客様にアンケートを書いて頂き、記念品として吉野杉の割り箸を頂く。
思いがけない嬉しい心遣いに感激。
とちの木センターで解散後、2日続けて上北山温泉・薬師湯へ。
5月にホテル「フォレストかみきた」(旧村営ホテル「ふれあいの郷かみきた」)が
リニューアルオープンすることで、現在の薬師湯は閉鎖する予定。
ここに入れるのはもう最後になるのか、感慨深かった。
でも、新しくなるホテルの温泉施設も楽しみだ。
今回のイベントに際しては、いろいろ現場サポートをしていただいた上北山村の
関係者の皆様に、深く感謝申し上げます。これからも一緒にがんばりましょう!!
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!
あいにくの雨が降る日出ヶ岳山頂にて
■今回のコース
2/13 上北山温泉・薬師湯⇒とちの木センター[泊]
2/14 とちの木センター⇒(上北山村による送り)⇒大台ヶ原駐車場→日出ヶ岳→
正木ヶ原→尾鷲辻→大台ヶ原駐車場⇒(上北山村による送り)⇒とちの木センター
⇒上北山温泉・薬師湯
※当記事に使用する写真は、上北山村が許可を得て実施するモニターツアーに参加入山し
撮影したものです。
※昨年、環境省/上北山村が実施した大台ヶ原登録ガイド対象のモニターツアーの
様子については「ここをクリック」!!
冬の大台ヶ原を歩くモニターツアーを、大台ヶ原登録ガイドとしてガイドしてきた。
本来は冬期立入禁止の大台ヶ原ドライブウェイを、環境省、奈良県、上北山村が
尽力し、使用の手続きや除雪作業などを進めてくださった。
また、大台ヶ原登録ガイドであり、かつ日本山岳ガイド協会のガイド資格を持つ者が
引率することを条件に実施されたツアーだ。
今回は、初めて一般のお客様をお招きすることになる。
冬場の観光収益の拡大を図りたい上北山村とっては、今後の経済活性化に向けた
大切なイベントでもある。
このツアーができるまでには事前準備があり、昨年のちょうど同じ日に、大台ヶ原登録
ガイドだけを対象とした踏査目的のツアーが企画され、Mr.Dashは、これに参加。
1年越しの夢がかなったことになる。
さて、ツアー初日は夕方に近鉄大和上市駅に集合し、上北山温泉・薬師湯で温まってから
村の指定の施設「とちの木センター」へ。
ここは上北山村の旧小学校をリニューアルして2018年4月にオープンしたコミュニティ施設で、
今回のモニターツアーでは、ここに泊まることが必須条件になっている。
素泊まりのみだが、1泊2,000円。
簡易ベッドに、モンベル製の封筒型シュラフ。冷暖房は100円硬貨を入れると24時間動く。
今のところ村民か、村民を通しての使用しかできないが、いずれ完全開放されることを
切に願う。
体育館にはボルダリング設備もあるから、山好きにはピッタリだと思う。
調理場や調理道具などは自由に使える(綺麗に洗って原状復帰すること)。
この日の夕食は、時間をかけずにできる「おでん」。
飲める人は、ちょっとだけお酒も楽しみ、明日に備える。
ゴミは分別方式だが、捨てて帰れるのがたいへんありがたい。
2/14朝。天気予報は10:00から雨だが、いよいよ大台ヶ原へ。
上北山村の車で、普段は冬季閉鎖中の大台ヶ原ドライブウェイへ。
特別にゲートの鍵を開けてくれる。
ちなみに大台ヶ原ドライブウェイは法律上、閉鎖期間は「歩行者も立入禁止」なのでご注意を。
駐車場に到着。
大台ヶ原登録ガイド対象の講習会で学んだ内容も交えながらの解説。
日出ヶ岳へ向かう遊歩道は、かなり積雪が少なく、歩きやすかった。
やっぱり、途中で雨が降ってきた。雨具を着込み、展望台に到着。
視界がイマイチなのは仕方ないが、まだ見えた方かな。
日出ヶ岳へ続く木段には、あまり雪がみられない。
今年は暖冬。しかも昨日から4月並みの気温。本来の冬はこんなものではない。
日出ヶ岳の山頂に到着。山名表示板が新しくなり、ケルンもきれいな形に積み直された。
山頂の展望デッキで記念撮影。気温は3度。なんという暖かさ。
続いて正木嶺をめざす。
ツツジの回廊も雪はほとんどない。
正木ヶ原への尾根道。まさか地肌が覗いているとは。
冬山というものは、条件が大きく変化することを考えておかないといけない。
正木ヶ原。吹き溜まりに足を突っ込むと腿あたりまでズボッと沈む。
雨で雪はすっかり腐ってしまっていた。
尾鷲辻までの区間は、一転、深い雪の中。このあたりはスノーシューがあっても
よかったかもしれない。
雨脚が強まってきた。尾鷲辻のあずま屋でランチ。屋根があって助かる。
昼食を摂っているうちに雨は小降りに。
時間的に大蛇嵓までは行けない。
昨年はガイドだけで歩いたので、大蛇嵓へ往復したうえ、西大台もナゴヤ谷まで
小走りで往復してみたが、いろいろ解説しながらお客様をお連れしていると、
なかなかそうはいかない。中道で駐車場に戻る。
バラバラに分解されたトウヒの実が雪の上に散乱していた。
樹上に野鳥かリスでもいたのだろう。
道中、シカやタヌキらしい足跡もみられた。
上北山村のスタッフが待つ駐車場に到着!
物産店の建屋が待機本部になっていて、熱いコーヒーを振る舞ってくださった。
ちなみに公衆トイレは当然、すべて閉鎖中なので、物産店内のトイレで、
西大台などで使われている携帯トイレで用を済ませることになる。
お客様にアンケートを書いて頂き、記念品として吉野杉の割り箸を頂く。
思いがけない嬉しい心遣いに感激。
とちの木センターで解散後、2日続けて上北山温泉・薬師湯へ。
5月にホテル「フォレストかみきた」(旧村営ホテル「ふれあいの郷かみきた」)が
リニューアルオープンすることで、現在の薬師湯は閉鎖する予定。
ここに入れるのはもう最後になるのか、感慨深かった。
でも、新しくなるホテルの温泉施設も楽しみだ。
今回のイベントに際しては、いろいろ現場サポートをしていただいた上北山村の
関係者の皆様に、深く感謝申し上げます。これからも一緒にがんばりましょう!!
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