■メイン写真
河鹿コースの大観峰から見た明神山(右)の尖峰と西ノ小明神(左)
■今回のコース
かじかの里駐車場→明神滝→河鹿コース登山口→大観峰→ナマズ岩→明神山→(Aコース)→
大熊の頭→西ノ丸→(Akコース)→かじかの里駐車場
播磨北部には雪彦山、七種山をはじめ、登りがいのある岩稜の山が多い。
明神山も、その特徴をもつが、標高は600m台と、比較的コンパクトでとっつきやすい。
夏場は谷筋のルートがヒル天国になるので、やはり行くのはこの時期がいい。
獣除けゲートを開けて、登山口をスタート。
まずは明神滝を観に行ったが、このところの降水不足で、水流は極めて少なかった。
登山口に戻って、河鹿コースの急登に挑む。はじめの急坂は、とにかくつらい。
固定ロープも、途中でまたがなければいけないような張り方をしていたり、要注意だ。
大観峯(P389)を経て、「ザイテングラード」と名付けられた岩尾根へ。
続いて「なまず岩」へ。この山には要所に固定ロープが設置されているものの、ほとんどが
トラロープなので、本来は体重をかけてはいけないロープだ。
結び方も、一見、しっかりしているようだが、小包の荷造りをするような感じになっている
ところが多い。結び目でロープが直角、鋭角に折れていてロープ本来の強度を保てないような
ものも非常に多い。いずれにせよクライミング経験や登山ガイド経験がない人が設置している
としか思えない張り方なので、全体重をかけたり、過度に頼ることは禁物である。
登り切った「なまず岩」で。
岩質はよく、グリップがよく効く。
進行方向左側が、一枚岩の急斜面になっている。「カール」と名付けられている。
もちろん氷河がらみの地形ではなく、地元の愛好者たちの明神山愛があふれるネーミングだ。
「剣の刃渡り」のヤセ尾根を行く。
「キラキラ展望台」からは絶景が広がる。遠くに瀬戸内海が見える。
「莇野峠展望台」までやってきた。地形的には峠ではなく、尾根上の露岩といったところ。
「莇野」は、麓の集落名で「あぞの」と読む。麓には、ノアザミの群生地もある。
この周辺は難読地名が多く、馬谷は「もうだに」、文殿は「ふどの」、神種は「このくさ」と
いった具合だ。
冷たい風が尾根を通り過ぎていく中、最後の強烈な急坂をこなすと、明神山の山頂に着く。
写真では青空が出ているように見えるが、空の大部分はねずみ色の雲に覆われ、
せっかくの展望も薄いガスでいまひとつだった。風を避けて陣取って、昼食タイムをとった。
カップラーメンがありがたい。
下山はAコースから。しばらくは岩場ではないものの、かなりの急坂が続く。
転倒しないように細心の注意を払う。
沢沿いに下っていくBコースを分岐し、Aコースは尾根筋を忠実にたどる。
「ごろだ岩」「サンタ岩」「夢展望台」「一服平休憩所」などを経て、大熊の頭へ。
そのから鞍部へ下りたところにカエデが数本、集まって生えており、「紅葉乗越」の名が
つけられていた。
今シーズン最後にみる、まとまった紅葉になるのかな?
「猪落し岩」手前の岩稜を行く。
最後は新しい作業林道に下りて、そこから馬谷と神種を結ぶ林道に出る。
林道を西へ下り、「Cafe&Dogrun Smile(スミール)」の前を抜けると、駐車地に着く。
ドッグランつきカフェでは、ワンちゃんたちが広い敷地で楽しそうに遊んでいた。
予定より早く下山できたから、今思うと、ここでお茶でもしたらよかったかなあ。
河鹿コースの大観峰から見た明神山(右)の尖峰と西ノ小明神(左)
■今回のコース
かじかの里駐車場→明神滝→河鹿コース登山口→大観峰→ナマズ岩→明神山→(Aコース)→
大熊の頭→西ノ丸→(Akコース)→かじかの里駐車場
播磨北部には雪彦山、七種山をはじめ、登りがいのある岩稜の山が多い。
明神山も、その特徴をもつが、標高は600m台と、比較的コンパクトでとっつきやすい。
夏場は谷筋のルートがヒル天国になるので、やはり行くのはこの時期がいい。
獣除けゲートを開けて、登山口をスタート。
まずは明神滝を観に行ったが、このところの降水不足で、水流は極めて少なかった。
登山口に戻って、河鹿コースの急登に挑む。はじめの急坂は、とにかくつらい。
固定ロープも、途中でまたがなければいけないような張り方をしていたり、要注意だ。
大観峯(P389)を経て、「ザイテングラード」と名付けられた岩尾根へ。
続いて「なまず岩」へ。この山には要所に固定ロープが設置されているものの、ほとんどが
トラロープなので、本来は体重をかけてはいけないロープだ。
結び方も、一見、しっかりしているようだが、小包の荷造りをするような感じになっている
ところが多い。結び目でロープが直角、鋭角に折れていてロープ本来の強度を保てないような
ものも非常に多い。いずれにせよクライミング経験や登山ガイド経験がない人が設置している
としか思えない張り方なので、全体重をかけたり、過度に頼ることは禁物である。
登り切った「なまず岩」で。
岩質はよく、グリップがよく効く。
進行方向左側が、一枚岩の急斜面になっている。「カール」と名付けられている。
もちろん氷河がらみの地形ではなく、地元の愛好者たちの明神山愛があふれるネーミングだ。
「剣の刃渡り」のヤセ尾根を行く。
「キラキラ展望台」からは絶景が広がる。遠くに瀬戸内海が見える。
「莇野峠展望台」までやってきた。地形的には峠ではなく、尾根上の露岩といったところ。
「莇野」は、麓の集落名で「あぞの」と読む。麓には、ノアザミの群生地もある。
この周辺は難読地名が多く、馬谷は「もうだに」、文殿は「ふどの」、神種は「このくさ」と
いった具合だ。
冷たい風が尾根を通り過ぎていく中、最後の強烈な急坂をこなすと、明神山の山頂に着く。
写真では青空が出ているように見えるが、空の大部分はねずみ色の雲に覆われ、
せっかくの展望も薄いガスでいまひとつだった。風を避けて陣取って、昼食タイムをとった。
カップラーメンがありがたい。
下山はAコースから。しばらくは岩場ではないものの、かなりの急坂が続く。
転倒しないように細心の注意を払う。
沢沿いに下っていくBコースを分岐し、Aコースは尾根筋を忠実にたどる。
「ごろだ岩」「サンタ岩」「夢展望台」「一服平休憩所」などを経て、大熊の頭へ。
そのから鞍部へ下りたところにカエデが数本、集まって生えており、「紅葉乗越」の名が
つけられていた。
今シーズン最後にみる、まとまった紅葉になるのかな?
「猪落し岩」手前の岩稜を行く。
最後は新しい作業林道に下りて、そこから馬谷と神種を結ぶ林道に出る。
林道を西へ下り、「Cafe&Dogrun Smile(スミール)」の前を抜けると、駐車地に着く。
ドッグランつきカフェでは、ワンちゃんたちが広い敷地で楽しそうに遊んでいた。
予定より早く下山できたから、今思うと、ここでお茶でもしたらよかったかなあ。