■メイン写真
石舟降臨伝説の、平群の船山三巨石
■今回のコース
平群駅→船山三巨石(船石)→白石畑→松尾山→国見台展望台→東山分岐→東山→
小仏ノ辻→平群渓谷分岐→白石畑→安明寺叶堂跡→平群駅
矢田丘陵の西側は、なんだか気持ち的に足が向かず、じつはこれまで未踏だった。
しかし調べてみると、それなりに見どころがあるので、この機会に歩いてみた。
平群駅から東へ。
西に信貴山を眺めながら、のどかな風景を楽しむ。
東光寺の脇から雑木林の道に入る。アベマキの落ち葉がふかふかと積もり、
ツルツル滑って歩きにくい。落ち葉のせいで、どこが道なのかも判然としないが、
テープが適切に導いてくれる。
ちょっとした登りのあと、人為的な雰囲気を感じる平坦地に出る。
そこには丸い穴が開いた礎石のようなものや、祠のようなものがあったと思われる石の
台座などがあった。
左へ少しトラバースすると、なかなかの規模の古い石垣群が現れる。
かつて、ここに何があったのだろうか。
再び登りに転じると、すぐに眼前に3つの巨岩が出てきた(メイン写真)。
まるで新幹線の先頭車両のような形で、「船石」と呼ばれたのもうなずける。
上に回り込むと、こんな感じだ。
小ピークに着いて、孟宗の竹薮に突き当たる。右に踏み跡を求め、少しヤブ漕ぎすると
白石畑の西端の畑地に出る。
集落に出て、近畿自然歩道に合する。
白石畑峠で、松尾寺への林道に入る。
アベマキ、コナラ、タカノツメ、コシアブラなどの黄葉が鮮やかで、たいへん美しかった。
この日は、松尾寺には寄らずに、直接、松尾山に上がってみた。
うららかな秋の日、奈良盆地と青垣の山々を望む。ウチの近所も見えている。
松尾山の三角点は、NHK電波塔の裏側にある。
おなじみ国見台展望台で、もう一度眺めを楽しむ。
矢田丘陵遊歩道を北上し、東山への分岐へ。
バイク、自転車の車除けがあるが、ガードが不十分すぎる。
(しばらく先に警察、消防等の注意看板があり、バイク等車両の乗入れを禁止している)
東山(三角点:石仏)に寄り道。送電線鉄塔の真下で、展望はいまひとつ。
東山直下の小仏ノ辻。菊美台には下りずに、左へ。標識のように、元山上口駅方面へも
下りられる。
この日は平群渓谷の様子を見に行きたかったので、椣原(しではら)に下りずに、南に転じる。
平群渓谷への下り道は荒廃、草ぼうぼうで、谷筋に下る気が失せた。
仕方ないので、ふたたび白石畑へ向かう。
このあたりはずっと、フユイチゴの宝庫だった。路肩はところどころに、イノシシの
掘り起こしがみられた。
白石畑から、近畿自然歩道に入る。またまた、アベマキの落ち葉で
滑りやすい道を行く。
橋の向こうに、「右 まつの尾」の古い標石がたたずむ。
安明寺叶堂跡に出る。山道はここで終わり。
地蔵などの石仏、石鳥居、宝篋印塔などが建ち並び、礎石跡が残る。
調べると昭和51年に焼失したらしい。
ほんの散歩のつもりで入山したが、思ったより歩いた。平群駅から王寺駅に出て、
お好み焼きに舌鼓。
石舟降臨伝説の、平群の船山三巨石
■今回のコース
平群駅→船山三巨石(船石)→白石畑→松尾山→国見台展望台→東山分岐→東山→
小仏ノ辻→平群渓谷分岐→白石畑→安明寺叶堂跡→平群駅
矢田丘陵の西側は、なんだか気持ち的に足が向かず、じつはこれまで未踏だった。
しかし調べてみると、それなりに見どころがあるので、この機会に歩いてみた。
平群駅から東へ。
西に信貴山を眺めながら、のどかな風景を楽しむ。
東光寺の脇から雑木林の道に入る。アベマキの落ち葉がふかふかと積もり、
ツルツル滑って歩きにくい。落ち葉のせいで、どこが道なのかも判然としないが、
テープが適切に導いてくれる。
ちょっとした登りのあと、人為的な雰囲気を感じる平坦地に出る。
そこには丸い穴が開いた礎石のようなものや、祠のようなものがあったと思われる石の
台座などがあった。
左へ少しトラバースすると、なかなかの規模の古い石垣群が現れる。
かつて、ここに何があったのだろうか。
再び登りに転じると、すぐに眼前に3つの巨岩が出てきた(メイン写真)。
まるで新幹線の先頭車両のような形で、「船石」と呼ばれたのもうなずける。
上に回り込むと、こんな感じだ。
小ピークに着いて、孟宗の竹薮に突き当たる。右に踏み跡を求め、少しヤブ漕ぎすると
白石畑の西端の畑地に出る。
集落に出て、近畿自然歩道に合する。
白石畑峠で、松尾寺への林道に入る。
アベマキ、コナラ、タカノツメ、コシアブラなどの黄葉が鮮やかで、たいへん美しかった。
この日は、松尾寺には寄らずに、直接、松尾山に上がってみた。
うららかな秋の日、奈良盆地と青垣の山々を望む。ウチの近所も見えている。
松尾山の三角点は、NHK電波塔の裏側にある。
おなじみ国見台展望台で、もう一度眺めを楽しむ。
矢田丘陵遊歩道を北上し、東山への分岐へ。
バイク、自転車の車除けがあるが、ガードが不十分すぎる。
(しばらく先に警察、消防等の注意看板があり、バイク等車両の乗入れを禁止している)
東山(三角点:石仏)に寄り道。送電線鉄塔の真下で、展望はいまひとつ。
東山直下の小仏ノ辻。菊美台には下りずに、左へ。標識のように、元山上口駅方面へも
下りられる。
この日は平群渓谷の様子を見に行きたかったので、椣原(しではら)に下りずに、南に転じる。
平群渓谷への下り道は荒廃、草ぼうぼうで、谷筋に下る気が失せた。
仕方ないので、ふたたび白石畑へ向かう。
このあたりはずっと、フユイチゴの宝庫だった。路肩はところどころに、イノシシの
掘り起こしがみられた。
白石畑から、近畿自然歩道に入る。またまた、アベマキの落ち葉で
滑りやすい道を行く。
橋の向こうに、「右 まつの尾」の古い標石がたたずむ。
安明寺叶堂跡に出る。山道はここで終わり。
地蔵などの石仏、石鳥居、宝篋印塔などが建ち並び、礎石跡が残る。
調べると昭和51年に焼失したらしい。
ほんの散歩のつもりで入山したが、思ったより歩いた。平群駅から王寺駅に出て、
お好み焼きに舌鼓。