Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2010年5月22日(土)岸和田・神於山で「国際生物多様性の日」に呼応したイベント!

2010年05月23日 | 山にまつわるあれこれ
5月22日は、国際生物多様性の日。この日に同期し、
大阪府のアドプトフォレスト制度(※)の第1号事例として知られる
「神於山シャープの森」で、生物多様性を社員及びその家族がみんなで考える、
「シャープグリーンクラブ2010 神於山 森森大作戦」が行なわれた。

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※アドプトフォレスト制度:森林整備を通じて地球温暖化防止や生物多様性の
確保に貢献したいという企業と、整備を必要としている森林とを結びつける
制度(岸和田市ホームページによる)
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現地は好天に恵まれ、汗ばむ陽気となる中、岸和田市から出口副市長、
そのほか来賓の出席のもと、記念植樹が行なわれた。



この模様を、大手新聞社も取材。
シャープは植樹などの自然共生の取り組みを全国11箇所で活動しているが、
この日はすべての会場で同時開催している、いわば「同時多発フェス」。



続いて「自立した森再生センター」の池口直樹氏が野外講義を開き、
都市と自然との共生を目指して、生物多様性の重要性をアピール。
池口氏が「北国のノウサギは冬は毛が白く生え変わるが、近畿圏のノウサギは
茶褐色のまま」と、種内遺伝子の多様性について解説した数分後、
なんと池口氏の背後にノウサギがぴょんと横切る嬉しいハプニング。
会場は大いに沸いた。



今年、創立50周年を迎えたシャープ山岳部によるストレッチ体操のあと、
7グループに分かれて自然学習ウォーク。
「シャープの森」内の自然について、植物や鳥類のプロフェッショナルによる
解説が行なわれた。



限られた領域だけでも、かなりの種の植物が存在し、そこに小さな生態系が
息づいていることを思い知らされる。
集中植樹から4年、クヌギ、コナラ、ヤマザクラ等は、既に人の身長を超え、
樹下にはクサイチゴ等等の群落ができているクサイチゴはちょうど旬を
迎えていた。

神於山は、「山と渓谷社」新分県登山ガイド「大阪府の山(改訂版)」に
サブルートを含め紹介してあり、軽いハイキングにはもってこいだ。

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