Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2010年3月21日(日)、22日(月)岐阜・大日ヶ岳に、山スキーで登頂!

2010年03月24日 | 山登りの記録
今期、テレマークスキーを使うのは多分最後。
ともちゃんがスキーを新調し、ビンディングの装着が間に合ったので、
高鷲に出かけることにした。
たまたま予定が空いていたイエティが付き合ってくれ、クルマも出してくれた。
ありがたい、ありがたい。

日曜日はあいにくの雪。ダイナランドでスキーの練習。
この天気のおかげで、スキー場はガラガラ。リフトの待ち時間も皆無。
こちらは少々の雪なら平気でもまあ平気。
しかし、さすがに横から吹き付ける吹雪に視界を遮られるのは困った。

テレマークの名手、イエティから、「左へのターンはもう出来てますよ」。
まだまだ下手なテレマークも、条件が合うと、キチッと決まるようになってきたらしい。
もっとも、急斜面が怖いのは変わらないが。
右へのターンは、いかにスムーズに腰に体重を移動させるかが鍵だが、
腰の爆弾が、なかなかそうさせない。

たっぷり半日滑って、ふたこえ温泉に寄り、高鷲IC近くの民宿に泊まった。
うまい肉を、たらふく食った。栗の焼酎がサービスで出てきたが、癖がなく美味。

翌朝、見事な快晴に恵まれた。
今日は、高鷲スノーパークへ。ゴンドラで一気に一番上まで。
これまで、クロスカントリースキーばかりだったので、
スキーにシールを張るのは今日が初めて。何の問題もなく、簡単に装着できた。

そこから、「自己責任で」と書かれた看板を横目に、スキー場の敷地を越えていく。


嘘みたいに滑らない。ガッシガッシと雪面を捉え、離さない。
今日の積雪状況なら、ツボ足や、スノーシューのハイカーとほぼ同じ速さで
登れることが分かった。


稜線に出ると、360度の眺めを楽しめる。
ここは以前にスノーシューで来ているので、地理は把握済。
前衛ピークを2つ越えると、大日ヶ岳の山頂だ。


樹木がないので景色はサイコー!
白山方面の山々が純白に輝いていた。


山頂は、登山者でにぎわい、ボーダーや、やはの山スキーの人たちもいた。
東側の急斜面を一気に飛び立つように滑り降りていく上級者達を見ながら、
「いつかは」と憧れるのだった。


下山は往路を戻るのだが、狭い尾根の急斜面で、しかもクラスト気味なので、
イエティのようにかっこよく下りられない。
七転び八起き、雪まみれ、ずぶぬれ状態で何とか下りるしかない。
テレマークなんて言ってる余裕はない。

ともちゃんは、初めてテレマークの板を履いたこともあって、恐怖が勝ってしまっている。
却って腰が引けて、それが悪影響を呼ぶマイナススパイラルに陥り、悪戦苦闘している。

そんな塩梅であったが、でれでも、最後の樹林帯は快適そのものだった。
時間もあったのでもう一度登り返して、その心地よさを反芻した。
二度目は調子こいて大転倒して、顔から吹き溜まりに突っ込み、シャツの腹から、
背中から雪が入って冷たいのなんの。
あとは高鷲の長い長いゲレンデを下りて終了。いやー楽しかった。

帰りは某Yの平温泉に寄ったが、隣で髪を洗う少年がシャワーを横向けにして
使うものだからこっちにかかって仕方なかったり、
脱衣所で服を着ていたら、別の少年が、身体が濡れたまま浴室から出てきて床を
水浸しにしていたり、待合室ではカメムシが大量発生していたりで、
なんとも落ち着かなかった。
カメムシは温泉側の責任だが、少年たちの温泉マナーの欠如は、
我慢せずに教えてやってもよかったと、あとで思った。

帰りもイエティがずっと運転してくれ、おかげで体力の消耗を防げた。
渋滞があちこちで発生し、たいへんだったことだろう。
本当におつかれさま。ありがとう。

スキーは多分、今シーズンはこれで終り。
来シーズン、もっと上達してみたい。

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