![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/cf/799c1c74c76cfd78051ae69ed8ffdbb2.jpg)
■メイン写真
平石峠の葛城第24番経塚
■今回のコース
磐城駅→(竹内街道)→岩角地蔵→平石峠→高貴寺→磐舟神社→平石城跡→
近つ飛鳥風土記の丘→近つ飛鳥博物館前バス停
今月の「らくらく山歩の会」は、短いながら歴史色あふれるルートだ。
近鉄南大阪線の磐城駅から竹内街道を西へ。
竹内街道は、日本書紀の推古天皇21年(613年)の条に「難波(大阪)より京(飛鳥)に
至る大道(おおじ)を置く」と記されていた難波大道などと同じく、日本最古の官道だ。
街道沿いには古い民家が残るが、観光用に景観統一されているふうでもなく、
そこには普通の生活がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/ae/d8a6af0c173ecca92b10fc501493399f.jpg)
綿弓塚では、観光用に古民家が開放されている。
松尾芭蕉がこの地に滞在したという。弟子の千里(ちり)が当地の出身なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/ee/a26293365fc6cad6fa1008cf40edc942.jpg)
「竹内街道」としては、交通量の多い国道166号に合流するが、我々は岩角地蔵で
左の細い林道に入る。
南阪奈道路の高架下をくぐると、路傍にハナイカダを何本か見つけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/30/8d7c2115825b945d86677a087bdd2aa2.jpg)
この二俣は右をとる。金属製の道標は錆びておりぜんぜん読めない。
歩きやすい林道が続いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/34/4de4317ff3e436e25c35b845628736d1.jpg)
テイカカズラ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/e5/bc93254407027b24645a225cba66bfd4.jpg)
これはタゴガエルかなぁ? アカガエルかなぁ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/ef/9b9f36437f53efe6783167867d7fa0ec.jpg)
トキワツユクサ。里山からのさりげないギフトが続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/67/7e51d5336b6e51b39050e3e6cf4755b8.jpg)
平石峠に到着。ダイヤモンドトレールの銘板が埋まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/2c/260da6fb50ff17a06507cb4161f34297.jpg)
平石峠には葛城第24番経塚がある。祠には役行者像が祀られている。
ここからダイトレの急坂を登れば、役行者と一言主の伝説が残る岩橋山がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/24/a8dd376ea19fba96f75e9007ed2ffc34.jpg)
平石集落へ続く道は昨年の大雨で荒れており、工事が入る日もある。
この日は開放中。
平石集落の手前で右折し、高貴寺へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/31/e20850f82f6699cac049e92b7dc3953e.jpg)
カタバミにナナホシテントウ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/6b/1fb8b8708ebdaf3771f710f0bd8b15ff.jpg)
カワラナデシコ。これは植えられたものだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/de/3557041083ead184019e51048b282065.jpg)
白いホタルブクロ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/d1/a4865d6565e7a86be3d19e9f6328f8f3.jpg)
高貴寺。葛城第25番経塚。役行者の開基。
観光用にあれこれ飾るのではなく、現在も質素な境内で座禅道場などの修業が行われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/0f/f0283ecf15e2451d730af7a29ffbc801.jpg)
境内に咲いていたヤマアジサイ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/03/3f03378251865270c049986b4c92d7f9.jpg)
山門の左から延びている幅広の道に入り、磐船神社へ。
神社がいつできたのかは不明。祭神・饒速日尊(にぎはやひのみこと)が天磐船に乗って、
神社後方の哮峯(たけるがみね)に降臨したという。
巨大な磐座は、宇宙船だったのか!
なお、境内には48もの岩が点在するという。哮峯は神域のため立入禁止だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/f9/946451b2dca61e9599dcd0d4d7dd2635.jpg)
一度、舗装道を横断し、竹薮の道に入っていくところに咲いていたネムノキ。
この花を見ると、もう夏だなと感じるとともに、心がジンとくる。
学生時代に熱い夏を過ごした野外活動センターキャンプ場に多く見られた木なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/66/e7ecab6cce66e3cb5ec6a933ce909ce5.jpg)
平石(ひらいわ)城跡に到着。赤坂城の支城のひとつ。
豪族・平岩茂直が元弘元年(1331年)楠木正成の赤坂挙兵に応じてこの城に立てこもり、
北条方と戦い戦死。
その後、正平14年(1359年)楠木正儀がここで足利勢と戦ったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/82/8974ff89ced0b7c1866dfd8251c66e95.jpg)
南側が開けると、大和葛城山、金剛山が見渡せる。
北側には樹林越しに太子カントリー倶楽部の芝生が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/8c/e0c114d535ecf20b8fa433d59da265df.jpg)
ほどなく一須賀古墳群のエリアにさしかかる。
このあたりは近つ飛鳥風土記の丘公園として整備されている。
6世紀の円墳などが102基あり、うち40基が公開されている。
公園を出たところに金剛バスの停留所がある。ちょうどバスが出るタイミングで、
滑りこみセーフ。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!
平石峠の葛城第24番経塚
■今回のコース
磐城駅→(竹内街道)→岩角地蔵→平石峠→高貴寺→磐舟神社→平石城跡→
近つ飛鳥風土記の丘→近つ飛鳥博物館前バス停
今月の「らくらく山歩の会」は、短いながら歴史色あふれるルートだ。
近鉄南大阪線の磐城駅から竹内街道を西へ。
竹内街道は、日本書紀の推古天皇21年(613年)の条に「難波(大阪)より京(飛鳥)に
至る大道(おおじ)を置く」と記されていた難波大道などと同じく、日本最古の官道だ。
街道沿いには古い民家が残るが、観光用に景観統一されているふうでもなく、
そこには普通の生活がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/ae/d8a6af0c173ecca92b10fc501493399f.jpg)
綿弓塚では、観光用に古民家が開放されている。
松尾芭蕉がこの地に滞在したという。弟子の千里(ちり)が当地の出身なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/ee/a26293365fc6cad6fa1008cf40edc942.jpg)
「竹内街道」としては、交通量の多い国道166号に合流するが、我々は岩角地蔵で
左の細い林道に入る。
南阪奈道路の高架下をくぐると、路傍にハナイカダを何本か見つけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/30/8d7c2115825b945d86677a087bdd2aa2.jpg)
この二俣は右をとる。金属製の道標は錆びておりぜんぜん読めない。
歩きやすい林道が続いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/34/4de4317ff3e436e25c35b845628736d1.jpg)
テイカカズラ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/e5/bc93254407027b24645a225cba66bfd4.jpg)
これはタゴガエルかなぁ? アカガエルかなぁ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/ef/9b9f36437f53efe6783167867d7fa0ec.jpg)
トキワツユクサ。里山からのさりげないギフトが続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/67/7e51d5336b6e51b39050e3e6cf4755b8.jpg)
平石峠に到着。ダイヤモンドトレールの銘板が埋まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/2c/260da6fb50ff17a06507cb4161f34297.jpg)
平石峠には葛城第24番経塚がある。祠には役行者像が祀られている。
ここからダイトレの急坂を登れば、役行者と一言主の伝説が残る岩橋山がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/24/a8dd376ea19fba96f75e9007ed2ffc34.jpg)
平石集落へ続く道は昨年の大雨で荒れており、工事が入る日もある。
この日は開放中。
平石集落の手前で右折し、高貴寺へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/31/e20850f82f6699cac049e92b7dc3953e.jpg)
カタバミにナナホシテントウ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/6b/1fb8b8708ebdaf3771f710f0bd8b15ff.jpg)
カワラナデシコ。これは植えられたものだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/de/3557041083ead184019e51048b282065.jpg)
白いホタルブクロ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/d1/a4865d6565e7a86be3d19e9f6328f8f3.jpg)
高貴寺。葛城第25番経塚。役行者の開基。
観光用にあれこれ飾るのではなく、現在も質素な境内で座禅道場などの修業が行われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/0f/f0283ecf15e2451d730af7a29ffbc801.jpg)
境内に咲いていたヤマアジサイ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/03/3f03378251865270c049986b4c92d7f9.jpg)
山門の左から延びている幅広の道に入り、磐船神社へ。
神社がいつできたのかは不明。祭神・饒速日尊(にぎはやひのみこと)が天磐船に乗って、
神社後方の哮峯(たけるがみね)に降臨したという。
巨大な磐座は、宇宙船だったのか!
なお、境内には48もの岩が点在するという。哮峯は神域のため立入禁止だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/f9/946451b2dca61e9599dcd0d4d7dd2635.jpg)
一度、舗装道を横断し、竹薮の道に入っていくところに咲いていたネムノキ。
この花を見ると、もう夏だなと感じるとともに、心がジンとくる。
学生時代に熱い夏を過ごした野外活動センターキャンプ場に多く見られた木なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/66/e7ecab6cce66e3cb5ec6a933ce909ce5.jpg)
平石(ひらいわ)城跡に到着。赤坂城の支城のひとつ。
豪族・平岩茂直が元弘元年(1331年)楠木正成の赤坂挙兵に応じてこの城に立てこもり、
北条方と戦い戦死。
その後、正平14年(1359年)楠木正儀がここで足利勢と戦ったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/82/8974ff89ced0b7c1866dfd8251c66e95.jpg)
南側が開けると、大和葛城山、金剛山が見渡せる。
北側には樹林越しに太子カントリー倶楽部の芝生が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/8c/e0c114d535ecf20b8fa433d59da265df.jpg)
ほどなく一須賀古墳群のエリアにさしかかる。
このあたりは近つ飛鳥風土記の丘公園として整備されている。
6世紀の円墳などが102基あり、うち40基が公開されている。
公園を出たところに金剛バスの停留所がある。ちょうどバスが出るタイミングで、
滑りこみセーフ。
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