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かねてから行きたかった、白鬚岳の北尾根ルート。急斜面とヤセ尾根が面白いとの評判だ。朝から小雨がパラつく、あいにくの天気だったが、「本降りになれば戻ろう」ということで、予定通り出発した。
メンバーはMr.Dash、ともちゃん、O坂さん、H山さんの最小ユニット。全員、昨日の扇形山に続く「連投」だ。皆んな、本当に呆れるくらい山が好きなのだ。
中戸から、沢沿いの林道をさらに奥に進む。簡易浄水所前の広場で駐車。沢の奥は、鉄柵が張られて立ち入れないが、10m程度の滝が見えていた。
右に鋭角に伸びる荒れた林道をとる。歩いてみて分かるが、この林道は、2.5万図には正確に描かれているが、エアリアマップではいい加減だ。この林道、かなり侵食が進み、廃道化しているので、車の進入はもはやムリ。コケがきれいに生えており、足の触感がふわふわして心地いい。
45分ほどで、廃道の終点。ちゃんと標識(手製)がある。右の小沢を渡り、植林の急斜面にとりつく。踏み跡は確かだ。汗をたっぷりかいて、尾根に乗っ越す。随所にテープもあって分かりやすい。やがて右側が自然林となる。ブナ、カエデ、コナラ、ヒメシャラなどMr.Dash好みの森林だ。
高尾のピークは、帰りに寄ることにして、東側斜面の踏み跡を巻く。何箇所か、ヤセ尾根を通過するが、さほど高度感を受けない。最後の登りで、H山さんの脚が、昨日に引き続いて吊りそうになるが、ゆっくリズムと根性で克服し、ほぼコースタイムで頂上へ。
天気はなんとか持ちこたえ、厚い雲に覆われていたが、付近の山並みはしっかり見ることができた。南に大台ケ原、西に大峰山脈が伸びる雄大な眺めだ。山頂には、三角点のほか、今西先生の通算1500峰登頂の記念碑が立っている。Mr.Dashは、500峰を越えてから、いすだらにピークハントをしなくなった。むしろ、今ではバリエーションルートや沢に関心が向いてきたから、1500という数字は到達できないだろうな。
昼食をとり、往路を忠実に戻る。こんな急なところを登ってきたのかなと思うほど、行きと帰りのイメージが違う。
高尾の尖峰に寄り道する。痩せた狭い山頂の岩に腰かけると、西側の大峰山脈がよく見渡せた。どんどん坂を下り、ようやく元の廃道終点に着く。沢で小休止。冷たい水で喉を潤す。廃道をしばらく下ると、右直下の渓谷に、巨大な滝があるのを発見。どうして往路では気がつかなかったのだろう。どうやら、これが大鯛滝のようだ。水量は豊富で、ゴーカイな落下音を轟かせている。
何か得をしたような気分で、駐車地点に戻る。ともちゃんが、登山靴をサンダルに履き替えようとズボンの裾を見たら、なんと小さなヤマヒルがついているではないか!これは冷静に虫除けスプレーを見舞って始末。ヒルの対処にも、今年だいぶ慣れっこになっているが、それにしても、今日は尾根筋ルートだったのに、なぜヒルが出る?
騒いでいたら、H山さんが、「実は私も、おなかから血が出ている」とカミングアウト。犯行の主はもう見あたらななかったが、シャツが赤い。H山さん、初めてのヒル体験。とんだ災難だが、ある意味で、これで一人前の山岳部員の仲間入りだ。
帰りは、O坂さんとH山さんが、まだ入ったことがないという温泉を案内しようということで、久しぶりに津風呂湖温泉に寄り、汗を流した。
メンバーはMr.Dash、ともちゃん、O坂さん、H山さんの最小ユニット。全員、昨日の扇形山に続く「連投」だ。皆んな、本当に呆れるくらい山が好きなのだ。
中戸から、沢沿いの林道をさらに奥に進む。簡易浄水所前の広場で駐車。沢の奥は、鉄柵が張られて立ち入れないが、10m程度の滝が見えていた。
右に鋭角に伸びる荒れた林道をとる。歩いてみて分かるが、この林道は、2.5万図には正確に描かれているが、エアリアマップではいい加減だ。この林道、かなり侵食が進み、廃道化しているので、車の進入はもはやムリ。コケがきれいに生えており、足の触感がふわふわして心地いい。
45分ほどで、廃道の終点。ちゃんと標識(手製)がある。右の小沢を渡り、植林の急斜面にとりつく。踏み跡は確かだ。汗をたっぷりかいて、尾根に乗っ越す。随所にテープもあって分かりやすい。やがて右側が自然林となる。ブナ、カエデ、コナラ、ヒメシャラなどMr.Dash好みの森林だ。
高尾のピークは、帰りに寄ることにして、東側斜面の踏み跡を巻く。何箇所か、ヤセ尾根を通過するが、さほど高度感を受けない。最後の登りで、H山さんの脚が、昨日に引き続いて吊りそうになるが、ゆっくリズムと根性で克服し、ほぼコースタイムで頂上へ。
天気はなんとか持ちこたえ、厚い雲に覆われていたが、付近の山並みはしっかり見ることができた。南に大台ケ原、西に大峰山脈が伸びる雄大な眺めだ。山頂には、三角点のほか、今西先生の通算1500峰登頂の記念碑が立っている。Mr.Dashは、500峰を越えてから、いすだらにピークハントをしなくなった。むしろ、今ではバリエーションルートや沢に関心が向いてきたから、1500という数字は到達できないだろうな。
昼食をとり、往路を忠実に戻る。こんな急なところを登ってきたのかなと思うほど、行きと帰りのイメージが違う。
高尾の尖峰に寄り道する。痩せた狭い山頂の岩に腰かけると、西側の大峰山脈がよく見渡せた。どんどん坂を下り、ようやく元の廃道終点に着く。沢で小休止。冷たい水で喉を潤す。廃道をしばらく下ると、右直下の渓谷に、巨大な滝があるのを発見。どうして往路では気がつかなかったのだろう。どうやら、これが大鯛滝のようだ。水量は豊富で、ゴーカイな落下音を轟かせている。
何か得をしたような気分で、駐車地点に戻る。ともちゃんが、登山靴をサンダルに履き替えようとズボンの裾を見たら、なんと小さなヤマヒルがついているではないか!これは冷静に虫除けスプレーを見舞って始末。ヒルの対処にも、今年だいぶ慣れっこになっているが、それにしても、今日は尾根筋ルートだったのに、なぜヒルが出る?
騒いでいたら、H山さんが、「実は私も、おなかから血が出ている」とカミングアウト。犯行の主はもう見あたらななかったが、シャツが赤い。H山さん、初めてのヒル体験。とんだ災難だが、ある意味で、これで一人前の山岳部員の仲間入りだ。
帰りは、O坂さんとH山さんが、まだ入ったことがないという温泉を案内しようということで、久しぶりに津風呂湖温泉に寄り、汗を流した。