Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

5月14日(日)久しぶりの近畿最高峰・八経ヶ岳に登る!

2006年05月18日 | 山登りの記録
金曜日までは、天気予報は雨。風邪をひいているので、今回の山行中止は、いい休養になるなと思っていた。すると、土曜日になって予報は急転。かくして日曜の山行は決行となった。

行者還林道は、去年の大規模崩落がスッカリ修復されていて、トンネル西口の登山口まで車で入れた。ここから、奥駈稜線に上がるが、最初のうちは、シャクナゲがぽつぽつ咲き始めていた。
去年も、ちょうど5月14日にトンネル西口から行者還岳を目指したが、その時は、見事に満開だったたげに、今年は花期が遅れている。そのうえ、ツボミの数も少ないようだ。ミツバツツジも、ちらほら咲きだ。

上から80人の大パーティがどろんこになってコケつまろびつ下りて来た。ゆうべからの雨の影響と、これだけの人数のおかげで、ルートはぬかるみ、かなり歩きにくい。

天候は完全には回復しておらず、雨こそ降らないものの、重たい雲がたれこめ、時折、寒い風が吹く。すぐに奥駈道に出る。

稜線は、相変わらずバイケイソウが多い。いや、前より増えているかな。聖宝の宿跡を過ぎると、木製階段が延々と続く。こんなに階段あったかな?

あっけなく着いた、久しぶりの弥山山頂。山頂付近には、わずかながら雪が残っていたのには驚いた。

山頂部の樹林帯は、Mr.Dashが初登頂した18年前は、もっと鬱蒼とした森だったのに、今は立ち枯ればかりで、なにやら卒塔婆みたいな殺風景な場所に変わり果てています。今回、5年ぶりに行ったが、行くたびに状況が悪化している。

アンクルM居氏は、なんと30年ぶりの弥山。植生の退廃ぶりに、Mr.Dash以上にショックな様子だった。

自然はこのように寂しい限りであったが、ご褒美・収穫もあった。八経ヶ岳に登れば、さっきまでの霧がサッと吹き飛んで、周りの眺めが開けたのだ。入社2年目のT橋クンの入部歓迎山行を、山が祝ってくれたようだ。

T橋クン、聞けば、高校時代にワンゲル部員だったそうだ。このところ、大型新人の入部が相次いでいて、本当に心強い!

今回、コースタイムは最後までキッチリキープ。中高年パーティとしては大善戦だ。いやー、K本さんや、I村さんも、最近、ずいぶん歩けるようになったものだ。これまた心強い!

部のみんなで、アルプスを闊歩できるようになるのも、そう遠いことではないのかもしれない。
帰りは、すっかり天気がよくなり、青空が広がったが、ウチの部の未来もそれ以上に晴れ晴れとしてきたようだ。

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