日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

卓球男子団体がメダル確定!バドミントン女子ダブルスも決勝進出!

2016年08月16日 | Sports

リオデジャネイロ五輪の大会11日目の15日(現地時間)、卓球の男子団体戦の準決勝で、日本がドイツを下して決勝進出を果たし、メダルを確定させました。



勝てば銀メダル以上が確定するこの試合、第1試合の吉村真晴VSドミトリー・オフチャロフ戦は、第1ゲームはオフチャロフが11-8で制す。第2ゲームでは吉村が背面打ちを見せるも、オフチャロフが11-3で勝利。第3ゲームもオフチャロフが圧倒(11-3)し、オフチャロフが吉村に3-0のストレート勝ち。
第2試合の水谷隼VSティモ・ボル戦は、第1ゲームで水谷が11-9で競り勝つと、第2ゲームも水谷が11-5で圧倒。第3ゲームは9-10とリードされますが、水谷が3連続ポイントを奪い、12-10の逆転勝ち。水谷が3-0でボルにストレート勝ちを収め、1勝1敗の五分とします。
第3試合は丹羽孝希&吉村真晴VSティモ・ボル&バスティアン・シュテーガーのダブルス戦。第1ゲームは11-5で日本が奪い、第2ゲームはジュースの末にドイツが13-15と奪い返す。しかし、日本が第3ゲーム(11-4)と第4ゲーム(11-5)を連取し、ゲームカウント3-1で勝利。日本が2勝1敗と勝ち越し、メダル確定まであと1勝とします。
第4試合の水谷VSシュテーガー戦は、序盤から水谷が圧倒する展開に。第1ゲーム、ラリーの打ち合いを制すと、カウンターのバックハンドドライブも鮮やかに決め、11-5と先取。第2ゲームと水谷が一方的に攻めて11-4、第3ゲームは1-1から9連続ポイントを奪い、最後は長いラリー戦から水谷フォア強打→シュテーガーのバックがアウトとなり試合終了(11-4)。水谷が3-0のストレート勝ちを収め、日本が3勝1敗でドイツを破りました。


男子シングルス戦で水谷選手が銅メダルを獲得し、今度は男子団体戦でメダル確定という快挙を成し遂げました。初戦は完敗でしたが、第2試合で水谷選手がティモ・ボル選手にストレート勝ち。ドイツのエースを破ったことで波に乗り、その後の2試合も連勝。水谷選手は準決勝で2試合ともストレート勝ちでした。前日の女子団体準決勝で、日本がドイツに敗戦しましたが、男子チームが女子の借りを返してくれました。
快進撃が続く卓球男子は、決勝で中国と対戦。シングルス金メダルの馬龍、銀メダル・張継科を擁しており、物凄く手強い相手です。団体金メダルはとてもと言って無理だと思いますが、悔いのない戦いを期待したいです。




そして、日本時間16日夜に嬉しいニュースが入りました。女子バドミントンのダブルスの準決勝で、世界ランキング1位の高橋礼華&松友美佐紀ペアが、韓国のチョン・ギョンウン&シン・ソンチャン組にゲームカウント2-0で勝利し、決勝に進出しました。
第1ゲームの立ち上がりは、韓国ペアが2-5とリード。しかし、日本が3度の3連続ポイントで13-8とリードを奪う。その後も優位に進め、20-16とゲームポイントを奪い、最後は相手のスマッシュがネットに当たり、21-16で日本が第1ゲームを取ります。
第2ゲーム、日本が8-5とリードしますが、韓国が3連続ポイントで8-8の同点に追いつく。9-8と日本が再びリードした後、ラリーの応酬→松友のスマッシュが決まり10点目。これで流れを引き寄せた日本は、徐々に韓国ペアを突き放し、高橋の強打で19点目を挙げると、最後は相手のクロスネットがアウトとなり、日本に21点目が入りゲームセット。第2ゲームも日本が21-15でモノにしました。

女子ダブルスのタカマツペアが、韓国のペアに完勝。これで日本は前回のロンドン大会の垣岩令佳&藤井瑞希ペアに次いで、2大会連続のメダルを確定させました。相手も世界ランキングで5位の強豪でしたが、世界ランク1位の実力を大いに見せ付けましたね。高橋選手と松本選手共に集中力を切らさなかったし、スマッシュも冴え渡ってました。ディフェンス力も高く、韓国の強打を次々と拾い、松友選手の前衛攻撃は本当に素晴らしい!
タカマツペアは予選リーグを3戦全勝。準々決勝ではマレーシアのペアを相手に2-1と勝利。準決勝もストレートの快勝。盤石の強さで決勝まで駒を進め、バドミントン競技で日本初の金メダルに王手をかけました。決勝ではデンマークのカミラ・リターユヒル&クリスティナ・ペデルセンのペア(世界ランキング6位)と対戦。ここまで来たら金メダル獲得してほしいですね!
バドミントン女子はシングルスでも注目の一戦があり、日本時間17日早朝の準々決勝で、奥原希望VS山口茜の日本人対決が実現します。過去の対戦成績は奥原選手の6戦6勝。選手村でも同じ部屋ということでやりづらいかもしれませんが、お互い力を出し切って戦ってほしいところだ。ホントは準決勝以降に実現してほしかったけどね…。





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やっぱりボルトは強い!前人未到の100m3連覇!

2016年08月16日 | Sports

熱戦が続くリオデジャネイロ五輪。日本時間15日午前に陸上競技の男子100mの準決勝と決勝が行われました。日本からはケンブリッジ飛鳥選手、山県亮太選手の2人が準決勝に進出しましたが、桐生祥秀選手は1次予選で敗退しました。この種目には男子100mの世界記録保持者&五輪2連覇中のウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)が出場。「最後の五輪」となるリオ五輪で史上初の3連覇の快挙に挑みました。




準決勝第2組にボルトと山県が登場。1回目のスタートでアンドリュー・フィッシャー(バーレーン)がフライングで失格。2回目のスタートで山県が素晴らしい反応を見せるが、6レーンからボルトが一気に抜け出し、9秒86のタイムで1着。2着にはアンドレ・デグラッセ(カナダ)、3着にトレイボン・ブロメル(アメリカ)が入り、山県は10秒05で5着に終わりました。
第3組には、ケンブリッジのほかに、アメリカのジャスティン・ガトリン、ヨハン・ブレーク(ジャマイカ)、クリストフ・ルメートル(フランス)などが登場。ブレークは4レーン、ガトリンは6レーン、ケンブリッジは7レーンに入った。スタートでガトリンが好スタートを決めたのに対し、ケンブリッジは少し出遅れる。残り50mを切ってガトリンが抜け出し、ブレークが2番手で追うも、ガトリンが先頭でゴール。ブレーク2着に入り決勝進出。ケンブリッジは伸びきれず10秒17の7着。


準決勝を終えて、ボルト、ガトリン、ブレーク、デグラッセ、ブロメルのほかに、第1組からジミー・ビコ(フランス)、アカニ・シンビネ(南アフリカ)、ベン=ユセフ・メイテ(コードジボワール)の3人が決勝に進出。
迎えた決勝レース。ガトリンが準決勝と同様にスタートダッシュを決めて、50mを通過しても先頭を行くが、ボルトが徐々に差を詰め、ゴール前でガトリンをかわして1着フィニッシュ!ウサイン・ボルトが差し切り勝ちで100m3連覇達成!

男子100m結果
金メダル:ウサイン・ボルト(ジャマイカ) 9秒81
銀メダル:ジャスティン・ガトリン(米国) 9秒89
銅メダル:アンドレ・デグラッセ(カナダ) 9秒91


やっぱりボルトは強かった!前人未到の男子100m3連覇の快挙を成し遂げました!スタートからガトリン選手が逃げ、ボルト選手も後半にグーンと伸びて、ゴール前でガトリン選手を捕らえました。ボルト選手のストライドの大きさと後半の伸び脚は本当に凄いというか、えげつなかったです。ガトリン選手も素晴らしい走りを見せての銀メダルでしたが、「打倒ボルト」の夢は叶いませんでした。
ボルト選手は今年7月にジャマイカでの代表選考会で左太もも裏を痛めて決勝を棄権。五輪3連覇へ不安を残したんですが、五輪本番では1次予選、準決勝、決勝の3レースで全て1着。「連覇へ黄信号」、「暗雲」と言われながらも、本番では絶対王者の貫禄を見せて金メダル。さすがスーパースターです。
100m制覇で3大会連続の3冠制覇へ好スタートを切ったボルト選手。16日からは男子200mに出場し、さらには4×100mリレーにも登場予定。「ボルト劇場inリオ」はまだ終わらない…。





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テニス・錦織圭が日本勢96年ぶりのメダル獲得!男子レスリングもメダリスト誕生!

2016年08月15日 | Sports

後半戦に入ったリオデジャネイロ五輪。大会10日目の14日(現地時間)は、テニス男子シングルスで錦織圭選手が銅メダルを獲得。そして、レスリングの男子グレコローマンスタイル59Kgで太田忍選手が銀メダルを獲得しました。




テニス男子シングルス戦に出場している錦織は、この日の3位決定戦で元世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)と対戦。過去の対戦成績で1勝9敗と大きく負け越している相手と銅メダルをかけて争いました。
第1セット、第4ゲームまで錦織とナダルが共にサービスゲームをキープ。ナダルのサービスとなる第5ゲーム、ラリーの打ち合いから、ナダルドロップショット→錦織が拾う→ナダルがミスして、錦織が先行。その後、15-40と錦織ブレイクチャンスの場面で、ナダルが前に出るが、錦織がナダルの頭上を越すロブショットを決めてブレークに成功。これで波に乗った錦織は、第7ゲームもブレークに成功。第8ゲームもリードしてセットポイントを迎え、最後はサービスエースで第8ゲームも勝利。ゲームカウント6-2で錦織が第1セットを取りました。
第2セット、1-1で迎えた第3ゲームにナダルのサービスを錦織がブレークすると、第7ゲームも錦織がブレークし、第7ゲームを終えて錦織が5-2とリードし、銅メダルに王手をかけます。ところが、第8ゲームからナダルが執念の追い上げを見せます。第8ゲームと第10ゲームに錦織のサービスをブレークして5-5のタイに持ち込むと、第11ゲームでナダルがサービスをキープ。4ゲーム連取して5-6とナダルが逆転。第12ゲームは錦織がキープし、6-6のタイブレークに持ち込んだが、第13ゲームはナダルが6連続ポイントを奪い勝利(7-1)。ナダルが第2セット(6-7)をモノにします。
セットカウント1-1で迎える最終第3セット。2-1と錦織リードで迎えた第4ゲームに錦織がブレークを決める。第7ゲームは15-30とリードされますが、錦織が3連続ポイントを奪いキープに成功。ゲームカウント5-3で迎えた第9ゲーム、錦織が30-15からサービスエースを決めてマッチポイント。最後も錦織のサーブをナダルがうまく返せずゲームセット(6-3)。錦織がセットカウント2-1でナダルを下し、3位決定戦を制しました!


錦織選手が2時間49分に渡る激闘を制して銅メダル獲得。日本勢が五輪テニスでメダルを獲得したのは、1920年のアントワープ大会以来96年ぶりの快挙です。1セット目に第4ゲームから5ゲーム連続で奪い、2セット目も2度もブレークに成功したけど、その後に4ゲーム連取を許し、タイブレークにも敗れて逆転されたので、流れがナダルに傾くのかなと思いましたが、最後まで集中力を切らさずに戦いぬきました。この日はブレーク成功が5回もあり、サービスエースも7本決めました。最後のサーブなんかナダル選手の真正面に狙ってましたね。
あと、ナダル選手が錦織選手のトイレ休憩が長いという理由で審判に抗議したり、観客のマナーの悪さにイラつく場面もありました。観客もトイレ休憩を終えた錦織選手にブーイングを浴びせてましたね。それにナダル選手の応援も凄かったです…。テニスはマナーを守って見ましょう。
錦織選手はこの後、8月29日から始まる全米オープンテニスに出場。2年前は決勝に進出して準優勝を果たしたものの、昨年はまさかの初戦敗退。今年こそは日本人初の4大メジャー大会優勝を期待したいところです。



レスリングのグレコローマン男子59kg級の太田忍選手は、初戦から快進撃を見せました。
1回戦で前回のロンドン五輪で55Kg級金メダリストのハミド・スーリヤン(イラン)と対戦。第1ピリオドにスーリヤンがローリングで2点を先行、さらにバックを取って2点を追加し、4点を奪う。しかし、第2ピリオドに太田が反撃。相手が被さったところを返し技で2点を挙げ、残り1分15秒にはスーリヤンが3度目の「消極的姿勢」の警告を受けて太田に1点が入り3-4。そして残り10秒で太田がスーリヤンを場外に押し出して2点を挙げ、5-4と逆転。前回の金メダリストを破る大金星で初戦を突破します。
2回戦のアルマト・ケビスパエフ(ウズベキスタン)戦では、第1ピリオドに相手のローリング技を堪えると、逆に体を入れ替えて2点を先取。第2ピリオドでは反り技で2点、相手の投げ技を潰して2点を追加し、6-0で勝利。
準々決勝のスティグアンドレ・ベルゲ(ノルウェー)戦は、第1ピリオドにローリングで2点、第2ピリオドもタックルで倒して2点を加え、4-0で快勝。
勝てばメダル確定の準決勝は、ロンドン銀メダリストのロフシャン・バイラーモフ(アゼルバイジャン)と対戦。序盤から激しい組み手争いが続く中で迎えた2分過ぎに太田胴タックル→バイラーモフが投げ返して2点先取。しかしその直後、太田が起死回生の「がぶり返し」を決めて4点を奪い逆転。そのまま押さえ込んでフォール勝ち!鮮やかな逆転勝ちで決勝進出。
決勝戦は昨年の世界選手権で優勝したイスマエル・ボレロモリナ(キューバ)と対戦。第1ピリオドにボレロモリナが抱え込みからの投げ技で4点、さらにローリングで2点を挙げ、一気に6点を奪う。太田にとってはかなり苦しい展開。第2ピリオドには、ボレロモリナが太田のバックを取って2点追加。これで8-0となり、ボレロモリナがテクニカルフォール勝ちで金メダル。

初戦に金メダリストを破り、その後も格上を次々と撃破してきた太田選手。準決勝では先行されながらも逆転フォール勝ち。決勝では世界王者の前に完敗でしたが、銀メダルの大健闘。男子レスリングは女子に比べて隠れがちで、昨年の世界選手権でも惨敗。レスリング協会の会長も「男子がリオでメダル取れないと大変なことになるぞ」と言ってましたが、太田選手が銀メダルを取りました。これで男子レスリングは16大会連続でメダル獲得、グレコローマンに至っては2000年のシドニー大会以来16年ぶりのメダルです。
レスリングは今後、日本時間17日に女子48キロ級と女子58キロ級、18日には日本選手団主将・吉田沙保里選手が出場する女子53キロ級が行われます。吉田選手と伊調馨選手は五輪4連覇の偉業がかかっており、48キロ級の登坂絵莉選手は金メダルの本命と言われています。今大会のリオも女子レスリングの金メダルラッシュとなるでしょうか?




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エルムSはリッカルドが勝利!関屋記念はヤングマンパワーが差し切り勝ち!

2016年08月14日 | 競馬

お盆シーズン真っ最中の14日は、札幌競馬場でダート重賞のエルムステークス、新潟競馬場は伝統のマイル重賞・関屋記念が行われました。砂とダートの金メダルを手にしたのは果たして?


札幌メイン・第21回エルムステークス(GⅢ・ダート1700m 12頭立て)は、札幌コースで4戦4勝の⑪モンドクラッセ、昨年の優勝馬③ジェベルムーサ、重賞3勝とメンバー中実績№1の⑫クリノスターオー、香港の名手ジョアン・モレイラ騎手が鞍上の⑤ロワジャルダン、⑨ブライトライン、⑩ショウナンアポロン、⑦リッカルド、道営所属の①ナムラビクターなどが出走しました。
スタートは12頭綺麗に揃い、最初の先行争いでモンドクラッセがハナに立ち、②ヒラボクプリンス、クリノスターオー、ロワジャルダンも前を行く。ジェベルムーサ5番手、ショウナンアポロン6番手、ブライトラインは中団より後ろの位置で1コーナーを回る。
2コーナーから向正面に差し掛かり、モンドクラッセ先頭、クリノスターオー2番手、3番手グループにはヒラボクプリンス・リッカルド・ショウナンアポロンの3頭が並んでいる。6番手リッカルド、7番手ジェベルムーサ、8番手ブライトライン。後方グループは、⑦マルカフリート、ナムラビクター、⑥サイモントルナーレ、⑧ナリタスーパーワンと続く。
3コーナーを回り、クラッセが先頭、スターオーがピタリと2番手を追走。ブライトが3番手に浮上し、さらに外からリッカルドが2番手まで押し上げてきた。ロワジャルは5番手、ジェベル6番手。アポロンは3,4コーナー中間でズルズル後退。
4コーナーを回って直線コースに入り、モンドクラッセが先頭で逃げるが、外からリッカルドが追い上げ、3番手のクリノスターオーも諦めていない。ゴール残り100mでリッカルドがクラッセを捕らえて先頭、スターオーが内を突いて2番手に上がり、リッカルドに差を詰めたが、リッカルドが先頭でゴール!クリノスターオーは届かず2着、モンドクラッセは3着でゴールしました…。


秋のダート戦線へのステップレース・エルムステークスは、単勝7番人気のリッカルドが優勝。2着のクリノスターオーは内側から差しを狙ったんですが、クビ差及ばず。スターオーはこのレース3年連続で参戦しましたが、3度目の正直とはなりませんでした…。1番人気のモンドクラッセは粘りきれず3着。北海道(札幌&函館)では負け知らずでしたが、初黒星を喫しました。3番人気のロワジャルダンは4着、モレイラマジック不発でした。2番人気のジェベルムーサは7着に終わっています。
勝ったリッカルドは、重賞初挑戦で見事に勝利。前走の安達太良ステークス(@福島)に続いての連勝です。鞍上の黛弘人騎手は、2015年のフェアリーステークス以来の重賞制覇で、通算2勝目を手にしました。今回並み居る実績馬を撃破したリッカルド、ここ4戦で1着2回・2着2回と好調。父・フサイチリシャールより、祖父・クロフネの影響をかなり受けております。夏に連勝した勢いそのままに、秋のダートGⅠでも上位進出なるか?


新潟メイン・第51回関屋記念(GⅢ・芝1600m 18頭立て)は、⑩レッドアリオン、⑭マジェスティハーツ、⑰ヤングマンパワー、⑧アルマディヴァンの昨年の1~4着馬が揃って参戦。さらには重賞2勝⑪ロサギガンティア、ダービー卿CTを制した⑦マジックタイム、そろそろ重賞初Vが欲しい⑨ラングレー、メンバー唯一のGⅠ馬②クラリティスカイ、④ピークトラム・⑥ケントオー・⑤ダンスアミーガ・⑫ダノンリバティの「中京記念組」などが出走しました。
スタートで⑬カレンケカリーナが出遅れてしまう。前の争いではピークトラムが積極果敢に行くが、ロサギガンティアがピークトラムをかわして先頭を奪う。ダノンリバティ、⑯マイネルアウラート、ヤングマンパワーも前の集団に位置づけるが、レッドアリオンが大外からスーッと上がって、一気に先頭に躍り出た。ヤングマンとダンスアミーガが6,7番手で並び、マジェスティハーツ・③クリノタカラチャン・ラングレー・⑱タガノエトワールが中団グループを形成。12番手アルマディヴァン、13番手ケントオー、その後ろの14番手にマジックタイム、内側にクラリティスカイが追走。後方は⑮リーサルウェポン、カレンケカリーナ、①サトノギャラントと続く。
外回りの3,4コーナー中間点を通過し、アリオンが先頭、ギガンティア2番手、ダノリバが3番手、トラムは4番手、ヤングマンは6番手、マジタイは中団より後ろ。
新潟名物の長い直線コースに入り、レッドアリオンと後続との差が縮まり、ゴール残り300mあたりでロサギガンティアとダノンリバティの2頭が先頭を争う。ゴール残り200mを切り、ヤングマンパワーが2頭に接近。大外からマジックタイムも追い込んできた。ラスト100mでダノリバとヤングマンが競り合い、ゴール前でヤングマンパワーが前に出てFINISH!ヤングマンパワー執念の差し切り勝ち!


サマーマイルシリーズ第2戦・関屋記念は、単勝3番人気のヤングマンパワーが、ダノンリバティとのマッチレースを制しました。2着のダノンリバティは一旦は先頭に立ったものの、押し切れませんでした。松若風馬騎手(武豊騎手の代役)も上手く乗っていたんですがねぇ…。1番人気のマジックタイムは、メンバー最速33.1秒の末脚で追い込むも3着まででした。2番人気・ロサギガンティアは5着、昨年の覇者・レッドアリオンは12着でした。
昨年3着の雪辱を果たしたヤングマンパワーは、2015年毎日杯以来の重賞制覇。前走の多摩川ステークス(@東京)に次いでの連勝で通算4勝目をマーク。鞍上の戸崎圭太騎手は、先週のレパードステークスに続き、2週連続重賞勝ちを収めました。ヤングマンは今年5月の谷川岳ステークスでも2着に入っており、新潟コースで3戦全て3着以内と相性抜群です。左回りコースで2連勝したから、マイルCSの前哨戦「富士ステークス」でも上位で好走しそうな気がする…。


来週・21日は、札幌競馬場で札幌記念、小倉競馬場で短距離重賞・北九州記念が行われます。
札幌記念には、アジアのマイル王・モーリスが参戦。マイル戦ばかり使ってきたので、2000mの距離延長に少し不安を感じます。もし勝った場合は、秋の天皇賞、香港カップに弾みがつくかもしれません。モーリスの他にも、ヌーヴォレコルト、ヤマカツエース、2連勝中のレッドソロモン、NHKマイルカップ3着のレインボーライン、昨年の札幌記念で2着のヒットザターゲット、3着のダービーフィズ、クイーンステークス3着のダンツキャンサーなどが登録。
北九州記念は、アイビスサマーダッシュで連覇を果たしたベルカントをはじめ、CSC賞2着のラヴァーズポイント、オウノミチ・ジャストドゥイング・バクシンテイオーの「バーデンバーデンカップ組」、アイビスSD3着のプリンセスムーンなどが出走予定です。





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【リオ五輪】男子エース・水谷隼が、卓球シングルス初のメダル獲得!

2016年08月13日 | Sports

日本時間12日に競泳の女子200m平泳ぎで金藤理絵選手が金メダルを獲得し、萩野公介選手も男子200mメドレーで銀メダルを獲得しましたが、その同じ日に卓球の水谷隼選手が男子シングルスで銅メダルを獲得。男女通じて個人戦で初のメダル獲得の快挙を成し遂げました!



準決勝まで勝ち進んだ水谷は、勝てばメダル確定の準決勝で世界ランキング1位の馬龍(中国)と対戦。第1ゲームを5-11、第2ゲーム5-11、第3ゲームも5-11と3ゲーム連取されましたが、第4ゲームで水谷が11-7と取り返すと、第5ゲームも12-10。2ゲーム続けて取り返した水谷でしたが、第6ゲームは5-11で落とし、ゲームカウント2-4で敗れ、3位決定戦に回りました。

銅メダルをかけた3位決定戦では、ウラジーミル・サムソノフ(ベラルーシ)と対戦。
第1ゲーム、水谷が立ち上がりから主導権を握り、最後はフォワハンドでのスマッシュが決まり、11-4で最初のゲームを制す。
第2ゲームは激しいラリー合戦に。サムソノフが3-4とリードした場面で最初のラリー合戦。サムソノフの強打を水谷が拾い続け、水谷フォア→サムソノフの返しがアウトになる。この後7-9とリードされたが、48回のラリー合戦を制するなど、水谷が4連続ポイントを奪い逆転。11-9で2ゲーム連取。
第3ゲームは水谷がミスを連発し、11-6でサムソノフが1ゲーム返す。
第4ゲームは水谷が9-5と一時は4点をリード。しかし、サムソノフが5連続ポイントで9-10と逆転。劣勢に立たされた水谷だったが、相手のゲームポイントを3度も凌ぐと、2連続得点で13-12リードを奪う。そしてラリー合戦から水谷のロビングが卓球台の縁に当たり、14-12で第4ゲームを取り、メダルへ王手をかけた。
第5ゲーム、水谷が0-2から5連続ポイントを奪うと、スマッシュを次々と決めてマッチポイントを迎える。最後は水谷の強打ををサムソノフがリターンミスしてゲームセット。11-8で水谷が第5ゲームを取り、ゲームカウント4-1で水谷が勝利しました。



中国の独壇場ともいえる卓球で、日本人がシングルス戦でメダルを獲得しました。その前に女子の福原愛選手が、3位決定戦で北朝鮮の選手に完敗してメダルを逃したので、水谷選手は大丈夫かなと思いましたが、やってくれましたね。準決勝は世界ランク1位を相手に力の差を見せ付けられましたが、3位決定戦では粘りのプレーで銅メダルをゲット。勝利の瞬間、喜びのあまり倒れこみました。
それにしても両者のラリー合戦は見応えがありました。第2ゲームには48回にも渡る長いラリーの打ち合いを水谷が制し、第4ゲームの打ち合いは水谷選手ののロビングがエッジボールになってポイントを挙げるというラッキーなプレーもありました。もしアウトだったら、試合展開が変わっていたかもしれなかったので、大きな1点だったと思います。
表彰台に上がった感想を聞かれ、水谷選手は「富士山よりも高かった」と語った水谷選手。今度の団体戦でも表彰台に上れるといいですね。

卓球競技はこの後、男女の団体戦が行われます。前回のロンドン大会で銀メダルを獲得した女子は、福原選手、石川佳純選手、伊藤美誠選手の3人が出場。男子は水谷選手を中心に丹羽孝希選手、吉村真晴選手が出場します。男女共にメダル獲得目指して頑張ってもらいたいです。


この日は他にも、柔道の男子100キロ級で羽賀龍之介選手が銅メダルを獲得。これで大会7日目を終えて、日本は金メダル7個、銀メダル2個、銅メダル13個。合計で22個も獲得しています。金メダル数で前回のロンドン五輪に並び、今後の結果次第では10個に達すると思います。本のメダルラッシュは後半戦も続くのか?


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【リオ五輪】メダルラッシュが止まらない!金藤理絵が女子200m平泳ぎで金メダル! 

2016年08月12日 | Sports

11日は体操・内村選手の個人総合連覇、柔道で男女アベック金メダルと、日本の金メダルラッシュに沸きました。リオデジャネイロ五輪の大会7日目は、競泳の女子200m平泳ぎで金藤理絵選手が金メダルを獲得しました!



競泳の女子200m平泳ぎの金藤は、前日の準決勝で2分22秒11のタイムを出し、全体の2位で決勝に進出。決勝は金藤のほか、世界記録保持者のリッケ・ペダーセン(デンマーク)、100m平泳ぎ銀メダルのユリア・エフィモワ(ロシア)、準決勝全体トップのテーラー・マッキーオン(オーストラリア)、モリー・レンショー(イギリス)などが出場しました。
最初の50mは横一線となるが、2レーンのペダーセンが先頭、2番手にマッキーオン、3番手にクロイ・タットン(英国)。金藤は32秒74でターン。50~100mで、マッキーオンが頭一つ抜け出し、金藤が2番手に浮上。100mターンの後、今度は金藤が先頭に躍り出る。7レーンからエフィモワも上昇し、金藤を追いかける。150mのターンを金藤が先頭、エフィモワが2番手、3番手にはペダーセン。ラスト50m、金藤がラストスパートに入り、エフィモワとペダーセンも追いかける。残り15mで金藤が突き放し、そのまま先頭でゴール!エフィモワが2着、3着には史婧琳(中国)が入りました。

女子200m平泳ぎ 結果
金メダル:金藤理絵(日本) 2分20秒30
銀メダル:エフィモワ(ロシア) 2分21秒97
銅メダル:史婧琳(中国) 2分22秒38


競泳の日本代表のキャプテン・金藤理絵選手が、2位に1秒以上の差をつけての完勝で見事に金メダル!前半の100mで2番手につけると、後半に追い上げて、最後の50mで後続を離して優勝しました。前半に前の位置につけながらも、ラストに失速する選手もいるけど、金藤選手は最後まで力がありましたね~。
この種目で日本人が優勝したのは、1936年ベルリン大会の前畑秀子さん、1992年のバルセロナ大会の岩崎恭子さんに次いで3人目。岩崎さんのときは14歳でしたが、金藤選手は27歳で金メダル獲得。日本競泳女子史上最年長のメダリスト誕生です。
金藤選手は2008年の北京五輪で7位に入賞しましたが、4年後のロンドン五輪では出場権を逃します。その後も思うように成績が奮わず、一度は引退を考えたんですが、家族やコーチに引き留められて現役続行を決意。今年4月の日本選手権では、2分19秒65の「今季世界最高記録」で優勝し、リオの切符を獲得。そして、今回の五輪で栄冠を手に入れました。
表彰式の後にプールサイドを一周する際には、日本チームの姿を見て思わず涙を浮かべていました。金藤選手、金メダル獲得でキャプテンの役目を十分に果たしましたね。


男子200m個人メドレー決勝は、萩野公介選手と藤森太将選手の2人が出場。他にもマイケル・フェルプスとライアン・ロクテ(ともに米国)、地元ブラジルのチアゴ・ペレイラなどが出場しました。
最初のバタフライで、ペレイラ,フェルプス,ロクテの3人が先頭を争い、萩野は3番手タイ、藤森は7番手でターン。続く背泳ぎでもフェルプス,ロクテ,ペレイラの先頭争いは変わらず、100mのターンでロクテがわずかに先頭。萩野は4番手をキープ。平泳ぎに入ったところで、フェルプスが少し抜け出し、ロクテが後退。1レーンの藤森が4番手に上がり、萩野は5番手に下げる。ラストの自由形でフェルプスが独走態勢に入り、藤森がロクテとペレイラを抜いて2番手に浮上。萩野も追い上げ、ゴール前で3番手に上がる。完全に抜け出したフェルプスは圧勝で金メダル。2,3着争いは萩野が2着、3着に汪順(中国)、藤森は僅差の4着…。

男子200mメドレーは、フェルプス選手が圧勝で今大会4個目の金メダル。萩野選手は銀メダルを獲得。藤森選手は後半に攻めの泳ぎを見せ、自由形で一時は2番手まで浮上したんですが、タッチの差でメダルを逃しました…。もしかしたらダブル表彰台かと思ったけど、非常に惜しかったなぁ…。
今大会3個目のメダルを手にした萩野選手、前半を4番手で折り返し、「苦手」な平泳ぎで5番手に順位を落としながらも、ラストの自由形で5番手から追い上げて銀メダル。離されても冷静さを失わなかったことがメダルに繋がったのかも。でも、フェルプスの壁は厚かったなぁ~。




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内村航平が体操個人総合2連覇!柔道は男女W金メダル!

2016年08月12日 | Sports

日本のメダルラッシュが続くリオデジャネイロ五輪。大会6日目は、体操の男子個人総合決勝、柔道の男子90キロ級&女子70キロ級が行われました。




3大会ぶりに団体で金メダルを獲得した男子体操。この日の男子個人総合決勝は、「絶対王者」の内村航平選手と、安定感の高い演技で団体金メダルに貢献した加藤凌平選手の2人が出場。予選では内村が2位、加藤は4位発進。決勝で巻き返して、日本勢ダブル表彰台となったのか?
1種目めの床運動、内村は最初の3回半捻り+1回半捻りでの着地が少し乱れたが、その後はしっかりとした演技を見せ、最後の3回捻りを完璧に決めてフィニッシュ。15.766点と上々のスタートを切る。加藤の方は、出だしは順調だったが、3つ目の後方1回半捻り+前方2回捻りで着地が乱れる。その後は立て直して、最後の演技も決めて、15.266点。
2種目めのあん馬、内村は美しい旋回技を連発。無難な演技で14.900点。加藤もノーミスで内村と同じく14.900点。しかし、オレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)が難易度の高い演技で15.533点の高得点を挙げ、メダル争いに加わる。
3種目めの吊り輪、内村がノーミスで14.733点、加藤は倒立で少しふらつきそうばところはあったものの、14.566点をマーク。ベルニャエフは15.300点を挙げ、前半3種目を終え、ベルニャエフが暫定首位、内村は僅差ながら暫定3位。
4種目めの跳馬、内村は「リ・シャオペン」を見事に決め、15.566点。対するベルニャエフは「ドラグレスク」で着地をピタリと決めて15.500点。4種目終了時点で、内村60.965点VSベルニャエフ61.366点。その差は0.401点。
5種目めの平行棒、ベルニャエフが完璧すぎる演技で16.100点を挙げ、内村にプレッシャーをかける。内村は美しい演技を見せたが、最後の着地で前に出てしまい、15.600点。5種目を終え、内村76.565点VSベルニャエフ77.466点。その差が0.901まで拡がり、勝負は最後の鉄棒へ。

最終種目・鉄棒。逆転するためには高得点が必要な内村。最初の屈伸コバチを成功させ、「カッシーナ」、「コールマン」、「伸身コスミック」といった離れ技を次々と決め、最後の伸身新月面は着地もピタリと決めた!崖っぷちに追い込まれたところで、最高の演技を見せた内村、15.800点の高得点を記録。6種目合計で92.365点。
最終演技者・ベルニャエフは堅実な演技を見せたが、最後に着地が乱れる。そして運命の採点は、14.800点とスコアを伸ばせず。総合でも92.266点。内村航平が最後の最後でベルニャエフを逆転し、金メダル獲得!


体操男子個人総合は、歴史に残る名勝負となりました。5種目を終わった時点で首位・ベルニャエフ選手と2位・内村選手の差が0.901点もあり、逆転は厳しいかと思われました。しかし、最後の鉄棒で内村選手が完璧な演技で0.901の差をひっくり返し、2大会連続の金メダルを手にしました。内村選手とベルニャエフ選手との差は、わずか0.099差。着地の差で明暗が分かれる形となりました。
イギリスのマックス・ウィットロックが銅メダルを獲得し、メダルの期待があった加藤選手は、平行棒でバランスを崩し、鉄棒での落下が響き、88.590点で11位に終わりました。
個人総合で無敵を誇ってきた内村選手も、この日ばかりは苦戦しましたが、やはり強くて美しかったです。平行棒、鉄棒、床の演技は、団体決勝よりスコアが高かったです。これで団体に続いての2冠制覇となりました。金メダルが決まった瞬間、内村選手が喜びを爆発させていたのに対し、スタンドで観戦していたお母様の周子さんは放心状態になってましたね。
ただ、心配な面も。試合後には腰を押さえるところがあり、本人曰く鉄棒演技中にぎっくり腰になったとのこと。この後に「種目別・ゆか」が控えていますが、「出られるなら出たい」と意欲を見せています。無理は禁物だが、3個目のメダルが見てみたい…。



柔道は男子90キロ級にベイカー茉秋選手、女子70キロ級には田知本遥選手が出場しました。
男子90キロ級のベイカーは、2回戦でオーデンタール(ドイツ)に背負い落としで一本勝ち。3回戦のアレクサンダル・クコリ(セルビア)戦では、谷落としで技ありを奪い、横四方固めで一本勝ち。準々決勝のアレクサンドル・イディア(フランス)戦では、小外刈り→横四方固めでまたも一本。準決勝の程訓釗(中国)戦では、残り1分を切ったところで指導を取られますが、その直後に大内刈りで有効→けさ固めで一本。3試合続けて寝技で一本を奪い決勝まで進出。
決勝ではバルラム・リパルテリアニ(ジョージア)と対戦。一進一退の攻防で迎えた2分17秒、ベイカーが大内刈りで有効を奪う。その後、指導を2つ取られたが、有効のポイントを守り切り試合終了。優勢勝ちで金メダル獲得です。

女子70キロ級の田知本は、1回戦の周超(中国)戦で開始わずか46秒、けさ固めで一本勝ち。2回戦のキム・ポリング(オランダ)戦は、ともに有効を1つずつ取り合い、延長戦で田知本が大外刈りで有効を奪い勝利。準々決勝の ケリタ・ズパンチッチも延長まで縺れ込んだが、谷落としで技ありを奪い準決勝進出。準決勝のファルガスコッホ(ドイツ)戦は、大外刈りで技ありを奪い優勢勝ち。
決勝はジュリ・アルベアル(コロンビア)と対戦。1分55秒過ぎにアルベアルが投げを打とうとしたところ、田知本が谷落としで返し、そのまま横四方固めで押さえ込んで一本。田知本が女子柔道に最初の金メダルをもたらしました。


柔道は男女揃って金メダル獲得。五輪での「アベック金メダル」は2004年アテネ大会以来12年ぶりです。日本とアメリカのハーフであるベイカー選手は、準決勝までは全て一本勝ちと危なげない強さを見せ付けました。準決勝では指導1つ取られてリードされて直ぐに技によるポイントを奪いました。ピンチになっても冷静でしたね~。ベイカー選手は井上康生監督の母校・東海大学に在学中。井上監督もさぞかし喜んでいることでしょう。
田知本選手はノーシードから勝ち上がって金メダル。試合中に鼻血、さらには目の下に傷を作り、さらには2戦連続の延長戦もありましたが、決勝で一本勝ち。初挑戦のロンドンではメダルを獲れず、その後も結果を残せず引退危機、さらに昨年はドーピング疑惑もありました。いくつかの逆境を乗り越え、世界の頂点へ上り詰めました。表彰式の後には、ケガで五輪に出場できなかった姉の愛さんに金メダルをプレゼント。4年後は姉妹で五輪出場できるといいですね。

日本時間11日は、一気に金メダル3個を獲得し、競泳の女子200mバタフライで星奈津美選手が銅メダルを獲得。これまでに金6個、銀1個、銅11個と合計18個のメダルを獲得しています。今後もメダル量産に期待したいです。



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リオ五輪5日目 競泳、カヌー、7人制ラグビーと日本の快挙が相次ぐ!

2016年08月10日 | Sports

リオデジャネイロ五輪の開催5日目は、カヌー競技で日本勢初の表彰台、男子競泳の800mリレーで52年ぶりのメダル。さらに男子7人制ラグビーで日本がニュージーランドに勝利を挙げました!




カヌーの「スラローム男子カナディアンシングル」は、日本から羽根田卓也選手が出場。予選を5位(94.58秒)で通過すると、準決勝では巧みなパドル捌きでゲートを次々とクリア。ゲート接触のペナルティも無く、98.84点で全体の6位で決勝に進出。
決勝では、スタートから積極的に飛ばし、最初のチェックポイントを30.35秒で通過すると、第2チェックポイントも59.79秒とトップの選手を上回るタイムで通過します。20番ゲートでやや触れそうになったが、無事にクリア。終盤にタイムを伸ばせず、最後はトップのマティエ・ベニュシュ(スロバキア)から2.42秒遅れの97.44秒でゴール。残り5人の時点で暫定2位に入ります。
その後、準決勝3位のデニス・ガルガウシャヌ(フランス)がベニュシュと羽根田を上回る94.17点で首位に立ち、羽根田は3位と順位を下げたが、準決勝トップのシデリス・タジアディス(ドイツ)が97.90点と羽根田の点数を下回り、羽根田の銅メダルが決定。日本勢にとって、この競技初のメダルをもたらしました。

カヌー競技で日本人に初めてのメダリストが誕生。カヌーは全くと言って良いほど注目されない競技だったので、まさかメダルを獲得するとは思ってもいませんでした。この種目にはミスや転覆する選手もいましたが、羽根田選手は予選ではゲートの接触がありましたが、準決勝と決勝では大きなミスとペナルティがありませんでした。
羽根田選手は、19歳のときにカヌーの本場・スロベニアへ留学。スロベニアで培われた技術で頭角を表し、五輪ではこれまでに北京五輪で14位、ロンドン五輪では7位入賞。昨年11月のリオ五輪のテスト大会では2位入賞、五輪直前のワールドカップ第3戦のフランス大会でも3位入賞。国際大会で結果を出し続けたのもそうだけど、リオのコースが羽根田選手には合ってたんじゃないかと思います。



競泳競技は男子が大健闘。「男子200mバタフライ」は、400mメドレー銅メダリストの瀬戸大也選手と、坂井聖人選手が決勝に進出。決勝は「水の怪物」マイケル・フェルプス(アメリカ)と、準決勝トップのタマシュ・ケンデレシ(ハンガリー)がなど出場。
レースはラースロ・チェー(ハンガリー)とフェルプスの2人が先頭を争い、瀬戸は3番手、坂井は6番手で最初の50mをターンした。50~100mにかけて、フェルプスが抜け出して単独先頭。瀬戸は100~150mで2番手争いに加わり、150m時点で3番手。坂井は6番手だが、後半にかけてペースを上げる。残り50m、逃げるフェルプスにチャド・レクロー(南アフリカ)が追い上げ、大外から坂井が伸ばし、瀬戸もメダル争い。ラスト5mで坂井が3番手に上がり、フェルプスとの差を詰めたが、フェルプスが1分53秒36でフィニッシュして金メダル。坂井は1分53秒40で惜しくも銀メダル。瀬戸は1分54秒82で5位でした。

「男子800mリレー」は、予選を全体5位で通過した日本は、52年ぶりのメダル獲得を狙いました。
まず第1泳者・萩野公介がスタートから積極的な泳ぎを見せ、最初の100mを3番手で折り返す。一旦は4番手まで下げたが、ラスト50mで盛り返し、2番手で第2泳者・江原騎士にバトンタッチ。江原は追いかけるイギリスとオーストラリアを抑え、2番手を死守。第3泳者の小堀勇気も粘りの泳ぎで豪州と英国を振り切り、アンカー・松田丈志に繋いだ。なんとか2番手を守りたい松田だが、英国アンカーのジェームズ・ガイが猛追。松田は150mで2番手をキープするが、ゴール前でガイにかわされて3番手に後退。それでも日本は3位でフィニッシュして銅メダルを獲得しました。

男子800mリレー 
金メダル:アメリカ  7分00秒66
銀メダル:イギリス  7分03秒13
銅メダル:日本    7分03秒50


競泳男子がやりました!男子800mリレーで日本が1964年の東京五輪以来、52年ぶりとなるメダルを獲得。「自由形が弱い」と長い間言われ続けていたけど、チーム一丸で銅メダルを手にしました。萩野選手に至っては、400m個人メドレーの金メダルに次いで、今大会2個目のメダルです。前日の200m自由形では7位に終わった萩野選手、この日はその悔しさを晴らすかのような力強い泳ぎを披露。エースが作った良い流れを、江原選手と小堀選手が維持し、アンカーの松田選手は最後の最後でイギリスに抜かれましたが、3番手でゴール。萩野選手が良くて、他の3人がズルズルと抜かれるんじゃないかと思ったけど、みんな良く粘ったなぁ~。
男子200mバタフライで銀メダルを獲得した坂井選手は、150mまで6番手と厳しい位置にいましたが、ラスト50mで脅威の追い上げを見せ、フェルプス選手に100分の4秒差まで追い詰めました。競馬で例えたらハナ差くらいですよ~。これは本当に惜しかった!瀬戸選手に憧れて早稲田大学に入学し、リオ五輪で瀬戸選手と同じ種目で競い合い、決勝で憧れの先輩越えを果たしました。坂井選手にとっても今後の競技人生に自信がつくはずです。
そして、バタフライと800mリレーに出場したフェルプス選手は、今大会で3冠を達成し、五輪通算21個目の金メダル獲得です。ベテランになっても「怪物」の力は健在ですが、今大会を最後に引退予定。まだやれそうなのに…。



92年ぶりに五輪に復帰「男子7人制ラグビー」。日本は予選グループでニュージーランド、イギリス、ケニアと同組に入りました。
日本は初戦でニュージーランドと対戦。前半3分に日本は細かいパス回しから、後藤輝也が左サイドを突破して先制トライを奪い5点を先取。トライ後のコンバージョンゴールも成功し、7-0とします。しかし、ニュージーランドが底力を見せ、前半5分にトライ&コンバージョンゴールで7-7の同点にすると、後半3分には勝ち越しトライを挙げ、7-12と逆転します。
このまま終わるかと思われましたが、後半5分(残り2分)過ぎたところで日本にチャンス到来。相手のファウルから早いリスタート→副島亀里ララボウラティアナラが抜け出してトライ!12-12の同点に追いつくと、坂井克行のコンバージョンゴールも決まり、14-12と日本が逆転。終了間際にNZが反撃に出るが、日本が守り切り試合終了!日本が強豪・ニュージーランドを破る大金星を挙げました!
続く2戦目のイギリス戦は、NZ戦と同様に接戦となりましたが、19-21と競り負けました。そして日本時間11日のケニア戦で、日本は31-7と圧勝。予選グループを2勝1敗で勝ち越しました。

昨年のラグビーワールドカップ(15人制)で日本代表が南アフリカを破る大金星を挙げましたが、今度は7人制で日本がニュージーランドを撃破しました!2年連続で日本ラグビーが強豪国を倒すなんて凄いとしか言えません!ニュージーランドにコテンパンにやられるかと思いきや、前半に先制トライを奪い、後半に副島選手の劇的なトライがありました。
副島選手はフィジー出身で、日本人の奥さんと結婚した後に日本国籍を取得。普段は道路工事の作業員で、福岡のクラブチームに所属しています。無名のラグビー選手が、一日にしてヒーローになりましたねえ…。
予選グループのC組を2位で通過した日本は、11日早朝に行われる準々決勝でフランス代表と戦います。番狂わせは再び起きるのか?





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体操男子代表、3大会ぶりの団体金メダル!柔道・大野将平も金メダル獲得!

2016年08月10日 | Sports

連日熱戦が続いているリオデジャネイロオリンピック。大会4日目の8日(現時時間)は、体操は男子団体の決勝で日本が金メダルを獲得。


体操の男子団体は、日本からは内村航平選手、加藤凌平選手、白井健三選手、山室光史選手、田中佑典選手の5人が出場。2004年のアテネ五輪以来の金メダルを目標に掲げて挑んだのですが、予選では内村選手が鉄棒で落下するなど、チーム全体にミスが相次ぎ、まさかの4位と出遅れ。王座奪還へ暗雲が漂いました。
迎えた決勝戦、最初の種目・あん馬で、1人目・内村がノーミスの演技で15.100点の高得点を挙げたが、2人目の山室が落下してしまい、13.900点とスコアを伸ばせず。3人目の加藤が14.933点を記録。あん馬は山室のミスが響き、トータル43.933点。
2つめの種目・吊り輪では、山室は大きなミスも無く14.866点。内村も落ち着いた演技で14.800点。田中は最後の着地をピタリと決め、チームトップの14.933点。吊り輪はトータル44.599点。2種目終了時点で88.532点。

3番目の種目の跳馬、ここで日本は大きくスコアを伸ばします。1人目の加藤はロペス(側転からの前方回転4回ひねり。)を見せるが、着地で1歩乱れて15.000点。2人目の内村は、大技「リ・シャオペン(ロンダート、後ろとびひねり前転とび前方伸身宙返り2回半ひねり)」を成功させて15.566点。そして3人目の白井健三が、自らの名前のついた技「シライ/キムヒフン(伸身ユルチェンコ3回ひねり)」を完璧に成功させ、15.633点の高得点を叩き出しました。日本はこの種目で46.199点を記録。日本は前半3種目を終えて、134.731点。首位・ロシア(136.764点)に約2点差を追いかける展開で後半戦へ。

4種目目の平行棒、日本の1人目・田中が15.900点。2人目・加藤(15.500点)。3人目の内村(15.366点)も15点台で、合計46.766点。ライバルのロシアは46.033点と日本を下回った。ここまで日本が181.497点VSロシア・182.797点。その差は1.3点差に縮まった。

5種目目は鉄棒。ここでロシアは3人とも14点台に終わり、合計でも43.890点に留まる。逆転のチャンスを迎えた日本は、1人目・加藤が15.066点をマークすると、2人目・内村は予選で落下した屈伸コバチを決め、途中小さなミスもあったものの、15.166点をマーク。3人目の田中も15.166点。日本は3人全て15点台を出し、合計45.398点。総合得点でも日本が226.895点VSロシアが226.687点と、わずか0.208点差で日本がロシアを逆転して首位に浮上します。

最終種目は床運動。金メダルのかかった大事な場面で、1人目・白井が本領を発揮します。完璧な「リジョンソン(後方抱え込み2回宙返り3回ひねり)」のあと、最後の「シライ/グエン(後方伸身宙返り4回ひねり)」を見事に決めてみせた。スコアも16.133点の高得点を記録し、日本に勢いをもたらします。2人目の加藤は安定感の高い演技で15.466点。最後に登場した内村も15.600点をマーク。床での合計は47.199点のハイスコア。6種目を終えた日本は、274.094点で終了。

その後、金メダル争いでライバルとされた中国とロシアが、日本の総得点を上回ることができず、日本の金メダルが決定しました。


体操男子団体 結果
金メダル:日本 274.094点
銀メダル:ロシア 271.453点
銅メダル:中国 271.122点


体操男子日本代表が、アテネ以来3大会ぶり7度目の団体金メダルです!予選ではミスが続出して、金メダルは厳しいかと思われましたが、決勝でしっかりと立て直し、予選4位から劇的な大逆転優勝を果たしました。あん馬で出遅れたものの、跳馬で流れを変え、鉄棒でロシアを逆転。最後の床運動では白井選手が16点台を出し、ロシアを突き放しました。
「団体での金メダル獲得」に意欲を見せていた内村選手は、リーダーとしてチームを引っ張り、3度目の正直で悲願達成。山室選手はあん馬の失敗を吊り輪で取り返し、加藤選手と田中選手も安定感が光り、白井選手は難易度の高い技を次々と成功させ、チームに勢いを与えました。床と跳馬の得点は、2種目とも出場選手の中で全体トップの成績。床での演技は「俺がひねり王子だ」と言わんばかりの圧巻のパフォーマンスでした。白井選手は個人種目別で跳馬と床に出場しますが、2種目でのメダル獲得もあるかもしれませんね。
体操競技はこの後、日本時間11日に男子個人総合の決勝が行われます。絶対王者・内村航平の連覇&団体との2冠達成はあるのか?加藤選手もメダル獲得を目指して頑張ってほしいです。




また、同じ日には柔道男子73キロ級&女子57キロ級が行われ、73キロ級で大野将平選手が金メダルを獲得しました。
大野選手は初戦の2回戦と3回戦で一本勝ちを収めると、準々決勝ではラシャ・シャフダトゥアシビリ(ジョージア)に優勢勝ち。
準決勝ではディルク・バンティヘルトと対戦し、開始1分54秒に巴投げて技ありを奪うと、3分30秒過ぎには有効ポイントを奪って優位にすすめる。そして3分54秒、巴投げが決まり一本勝ち。見事に決勝に駒を進めました。
決勝ではルスタム・オルジョイ(アゼルバイジャン)と対戦。1分30秒過ぎに内股で技あり。すぐさまオルジョイが押さえ込みで反撃するも、大野がすぐ寝技を解いた。迎えた3分15秒、大野が小内巻き込みでオルジョイを叩き付けて一本!大野将平が金メダルを手にしました。

男子体操団体の金メダルで、大野選手の金メダル獲得の話題が霞んでしまいましたが、日本柔道にとって今大会初めての金メダリストが生まれました。男子では2008年北京五輪の100キロ超級の石井慧さん以来の金獲得です。5試合中4試合で一本勝ちを収め、準決勝と決勝は相手を圧倒しました。日本勢はここまで、準決勝敗戦→3位決定戦で勝って銅メダルが続いていましたが、大野選手の金メダルでさらに勢いづけばよいのですが…。

女子57Kg級には、前回のロンドン五輪金メダリストの松本薫選手が連覇を目指しました。準々決勝では本戦4分間+延長戦と約8分間の死闘を制しましたが、準決勝では開始24秒で一本負けを喫して連覇の道が断たれました。それでも、3位決定戦では台湾の選手に勝利して銅メダル獲得。ロンドンの金に続き、2大会連続でメダル獲得となりました。
試合後の松本選手は、銅メダル獲得に「何も持たないで日本に帰れないと思った。うれしいのと悔しいのと甘酸っぱい感じです」と振り返っておりました。4年後の東京五輪については「出たいよね~」と意欲的だった松本選手、4年後もメダル獲得できるといいですね。








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ついにやった!イチローが涙のメジャー通算3000本安打達成!

2016年08月08日 | Sports

アメリカ・大リーグのマイアミ・マーリンズのイチロー選手が、日本時間8日のコロラド・ロッキーズ戦(@クアーズ・フィールド)で、史上30人目となるメジャー通算3000本安打を達成しました。



2001年にメジャーリーグデビューしてから、ここまで2999本のヒットを放ち、3000本まであと1本に迫っていたイチロー選手。この日は6番センターで先発出場しました。
1回の第1打席、1死1,3塁と追加点のチャンスの場面で打席が回りましたが、ロッキーズ先発・グレイの前に空振り三振に倒れます。3回の第2打席では、低めのボールを引っ掛けて投手ゴロ。4回の第3打席は遊撃ゴロに倒れ、3打席連続でヒットが出ません。
そして7回の第4打席に歓喜の瞬間が訪れます。1死走者無しの場面で打席に立ったイチローは、2ボールからの3球目をしっかり捉え、ライトへ高く舞い上がった打球はフェンスに直撃!跳ね返ったボールが転がる間に、イチローは3塁に到達!3塁打でメジャー通算3000本安打に到達。マーリンズのチームメイトたちもベンチを出てイチローを祝福しました。イチローはこの後、次の打者のマシスのタイムリーヒットで生還。9回の第5打席は四球を選び、この日は4打数1安打。試合もマーリンズが10-7で勝利しました。


イチロー選手がついにやりました!メジャー16年目で通算3000本安打です。これで名実ともにメジャーリーグの名選手の仲間入りですね。6月に「MLB最多安打記録保持者」だったピート・ローズ氏の4256安打の記録を塗り替えたときは、7月中にも3000本安打を達成するんじゃないかと思われましたが、ここ最近はスタメンから外れて代打での出場が相次ぎ、11打席連続&7試合連続ノーヒットと不振に陥っていました。イチロー選手のニュースを見ては、「またダメか」、「いつになったら3000本安打を達成するのかな?」と心配になっていました。
しかし、日本時間7日のロッキーズ戦で内野安打を放ち、8試合ぶりのヒットで3000本に王手。この日も3打席目までノーヒットだったけど、4打席目で大記録に到達しました。スタンドからもスタンディングオベーションが起こり、イチロー選手もベンチに戻った後に思わず涙を流していました。3000本のプレッシャーから解放された分、溢れるものが出たのでしょう。
イチロー選手の3000本安打は、アジア人として史上初の偉業ですが、16年目での3000本到達はメジャー最速タイ記録。また、アメリカ人国籍では初めての「3000本安打クラブ」(日本でいえばプロ野球名球会みたいな団体)入りを果たしました。ちなみに、日米通算4300安打まであと22本に迫っており、今シーズン中の達成は確実か?
42歳になっても打撃と走力はまだまだ衰え知らず、イチロー選手も「50歳までメジャーをやりたい」と明言しています。50歳まで現役で続けられるかどうかわからないけど、体力の限界まで活躍し続けてほしいものです。



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