MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

反省するは我にあり

2006年11月22日 | A DAY IN THE LIFE

最近やけに怒りっぽい。 更年期か

“カズオ”を笑えない。
カズオは友達の息子で、まあそのー早い話、ワルガキだ。

カズオは数々の伝説を持つ・・・・・・中坊だ^^
つまり、私の導火線は中坊並み、ということになる。

今日も仕事の遅いバイク屋を怒鳴ってしまった。
後から考えると、別に怒る必要もないのに。

この前、原チャリでキープ・レフトして走っている私のケツに、
ぴったり張り付いてきたミニバンがいた。

右のバックミラーは、そのクルマのどアップしか映っていないほどの接近だ。
追い越せばいいものを、間の悪いことに対向車が途切れない。

スピードはせいぜい50くらいだから、イライラする気持ちも分かるが …
年の頃は30代、ドライバーは普通のリーマン風だ。

あまりに接近するので・・・
原チャリを右に振り、そいつの鼻っ先へ出て、アクセルを戻した。
斜め後ろをチラ見し、バックミラー越しに必殺のガンを飛ばす・・・

ミニバン、急速減速。
あっという間にバックミラーが普通の景色に変わる。

次の交差点で信号待ちになるが、
ヤツは10メートル後方で徐行している。
お近付きにはなりたくないらしい。

と、自慢話のように書いているが、とんでもない。
この後、目的地に着くまで自己嫌悪にさいなまれたのだ。
・・・アホだオレは。

しかも、途中で知り合いの女性のクルマとすれ違ったのだが、
頭の回線がショートしていた私は、直前まで彼女に気がつかなかった。

親も同然のその女性は、かなり前からニコやかに手を振っていた。
視界には入っていた。ニコニコ手を振っている女がいるなぁと。

回線がつながったのは、スレ違う寸前、真横に並んだ時だった。

「ナカッチだ!」

彼女と、笑顔で手を振る女が結びついた瞬間、
私のイラだちも怒りも、スーっと消えた。

翌日、親も同然のナカッチは言った

「昨日、デコさん、なんかヤバそうでしたよ」

なんて恥ずかしいことか!

今日から改めよう! 静かに生きよう!
怒らず、イラつかず、ムカつかず、ナカッチの笑顔に恥じないように生きよう。

カズオを“バカだなぁ”と言える、大人になろう。
導火線を長くして、ちょっと湿らせておこう。