MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

17 KLASNIC

2007年01月25日 | 木曜日のボール

 イバン・クラスニッチ

ブレーメンのクラスニッチが腎臓移植をすることに。

クラスニッチといえば、ドイツで戦ったクロアチア代表のファンタジスタだ。
やさしげな風貌で、プレーもエレガントだった。

ブレーメンが地元の学校と行っているプロジェクトの中で会見を行ったボロウスキは、
クラスニッチのことについて質問が及ぶと・・・

「誰の頭にもイバンのことがある。
 今シーズンが終わるまでに、少なくともピッチに立てることを願っている」


 … ボロウスキの言葉に尽きる。

一方、アジアの片隅では、背中から腰にかけて30センチ以上もある
大きなキズを持った人々が多数いる村が存在する。

貧しさから片方の腎臓を売った後の傷跡だ。

クラスニッチにはなんの罪もないが、世界はアンフェアだ。


魂に届くように

2007年01月25日 | 木曜日のボール

 鈴木 隆行

えらい久しぶりだなぁ

群れから離れた一匹狼が、死に場所を探しに戻ってきた…
この人ほど放浪、彷徨、流れ者、孤独、なんて言葉が似合う人もいないね。

海外だって、ベルギーやセルビアだもの。
決してメインストリートなど歩かない。

レッドスターでキャリアを終えるつもりだったらしいし。
選手としては1流じゃなかったかもしれないけれど、
その生き方はじゅーぶんカッコいい。

 さみしさは琥珀となり
 ひそやかに輝きだす

 憧れや名誉はいらない
 華やかな夢も欲しくない
 行き続ける事の意味
 それだけを待ち望んでいたい

「蒼茫」山下達郎 

隆行は、この歌にぴったりだ。