正確には、カーテンを開けたら、だけど。
朝起きて、寝ぼけつつカーテンを開けると
そこに白い鳩がポツンと一羽。
これには、ちょっとびっくりした。
普通の鳩なら、なんてことないんだけど。
そーいえば、ガキの頃
「お宅には白いヘビが棲んでますね」
と、近所の人に言われた記憶がある。
白いヘビは縁起がいいらしいが、白い鳩はどーなんだ?
はっきりいって、近くで見ると
あんまし可愛くないんだな、これが。
屋根に糞までしてやがるし^^
ただこの後、屋根のてっぺんに上っていき
あたりを見渡してから、飛び立っていったさまは、なかなかのものだった。
毎日、チャリで通る道の途中に、VF甲府の新しい練習場がある。
もうすぐ完成だ。
いきなり照明塔がニョキニョキ建ち、グラウンドの整地が進む。
今日も、せっせと人工芝を張り付けていた。
仕事柄、こういう工事現場を見るのは楽しいもんだ。
ただ、あれがそうだとしたら、クラブハウスのデザインは“いまさん”だけど。
とにかく、これで練習場を転々とすることもない・・・はずだ。
練習場がきまった場所にあることは、プロのチームとして基本だ。
これでようやく戦う準備が整ったのだ。(厳密にはまだだけど)
それに、近場で気楽にプロチームの練習を見られるのは、いいすね。
VF甲府、断崖絶壁の2シーズン目! 日程が決まった。
初戦は3月3日、アウェーのマリノス戦だ。
ホーム初戦は、10日(土)14時、相手は名古屋。 みんな行こうね
今年はなんとかして、ホームゲームは全戦観戦するつもりだ。
昨シーズン同様、崖っぷちに変わりなく、エッジを効かせないとズルズルいくかんね。
なんせグランパスに勝った後も、レッズ、ガンバと強烈なカードがつづく。
オーケー、ぶっとばしてやりましょう。
今シーズンのキャッチフレーズと、その意味合いを公式サイトから引用しましょう。
「Decision & Doing ~決断&実行~」
私たちに迷っている時間はありません。日本の最高峰のリーグで戦い抜くためには、
何をすべきか考え、決断し、実行するのみなのです。
私たちには夢があります。その夢を実現する過程で、時に迷いが生じるかもしれないません。
迷っても自分が信じた道を突き進めば、たとえそれが遠回りでも必ず光は見えてきます。
さあ、夢を見つけたら、歩き出そう。
―私たちは決断して、実行すればいいのだから・・・―
■ 鶴城クラブ 1 ― 0 工友クラブOB ■
1/28 小瀬球技場
・鶴城クラブ
GK カジ?・カガミ
DF ネスネスタ・ヤマモト
トシオハ・トシオ
ヨーダ・ヨダダヨ
スモール・リトル
MF ウナギノ・シミズ
タンテーノ・クドーチャン
ディエゴ・レッツダイエット・カワスミ
エーギョーノ・ナイトー
FW リョコーノ・コシイシ
クーボ・サンチェス
珍しく、ヨダダヨが遅い・・・
彼がチームのボール当番だから、来ないと練習できないのだ。
※たいして練習しないくせにねぇ
実はそのボール、全部ヨダダヨの私物なのだ。
チーム所有のボールがないなんて、そんなチームおらんやろ~
そんなチームがここにある!
そんなんなんで、会計のスモール・リトルに提案してみる …
「部費が余ってるなら、ボール買うか?」
スモール・リトル、冷静に答える …
「誰のボールでも、あればいいでしょ」
なんて合理的な考え方でしょう。
そーいえば、前にもあったぞ …
「部費が余ってるなら、ユニフォーム買うか?」
という、私の場当たり的な提案に対して …
「いらないでしょ」
と、ひとことで却下された。
銀行屋は、出るカネにはシビアなのだ。
おぉそーか、上等だ、リトル
だったらテメぇの時間にルーズなとこにもシビアにならんかい!
・時間にはルーズなくせに、金にはシビア
・金にはルーズなくせに、時間にはシビア
ほらね、オレと銀行屋は水と油なのさ^^
プレーがかみ合わないのも当たり前。
※私の場合、ルーズになるほどのカネを持ってないんだけど。 ほっとけ
さて、肝心な試合は・・・
甲府一高 対 甲府工業の、成れの果て対決だ^^
ウナギノ・シミズが、オフサイド・ラインをうまく抜け
グラウンダーのシュートを左スミに決めた。
結局、これが両チームのあげた唯一の得点になった。
ウナギノ・シミズは、自陣エリア内でハンドして、
PKを与えたので、あやうく1ゴール1アシストするところだった。
ピンチを救ったのは、バッタもんのキーパー、カジ?・カガミだ。
相手が蹴る前に、ライン上で踊ったのだ。
そのあまりのわけのわからん動きは、キッカーはおろか、
オレも幻惑されたくらいだ。
PKを取られると、ほぼ100パーあきらめる。
だから、ボールがクロスバーを超えた時は、うれしかった。
なにはともあれ、これで逃げ切ったのだから、
わけのわからん動きでも、やらないよりはマシなのだ。
なにより、あきらめてなかったカジ?・カガミはエラい。
ホメるだけでは、しゃくなので・・・
カジ?・カガミとトシオハ・トシオのふたりは、
ヴァンフォーレのシーズンチケットを購入したが、
これが、5万5千円!のメインスタンドの指定席だという。
理由としては、
① 今シーズンこそ、最後のJ1である可能性が高いこと
② 2時間前から並びたくないこと
③ ゆっくりビールを飲みたいこと
②③の理由見た? ジジくさいでしょう。加齢臭がただよってきそうだ。
よーし、オレはバックスタンドの自由席にするぞ!
とにかく、07年は2連勝スタートだ。
それも完封2連発! バッタもんのキーパーなのに~
帰りがけ、自販機のところに家族連れがいた。
公園で遊んだ昼下がり、ちょっと冷たいジュースでも・・・
パパとママ、ちびの弟くんたちは、それぞれ好きなものを購入し
オーラス、一輪車に乗った低学年の女の子が残った。
お金を入れると・・・おっと、一輪車のバランスがくずれた。
女の子、あわてて自販機に抱きつくと … ガチャン
ジュースが落ちた音。
そう、おもわず手がボタンを押してしまったのだ。
「こんなん出ちゃった~~」
女の子、熱いお茶のペットボトルをパパとママに見せる。
その顔は「不本意~~!」と、アピールしている。
しかし、無常にもパパとママ、弟くんたちは、とっとと去っていく。
・・・完全にシカトだ^^
その光景を見ながら、オレもその自販機でアクエリアスを買う。
女の子、自分の熱いお茶と、オレの冷たいアクエリアスを見比べる。
「どーする?」とオレ。
「うーーーんと、これでいい!」
と、女の子、お茶を持って一輪車で家族のもとへ去っていく。
その顔はもうニコニコしている。
『おぉ、さわやかなヤツ』と、感心しつつオレも家に帰るのだ。