MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

弱気を助け強きを挫く

2019年03月15日 | 木曜日のボール

3月は別れの季節でもあるなぁ・・・

♪ 春なのに~ためい~き またひとつ ってね。

とっさに出たのがこの歌。 榊原じゃなくて 柏原の芳恵ちゃん
榊原の郁恵ちゃんだと、別れも明るく跳ねまわりそうだ。

甲府の湯村にある幼稚園では、81歳の副園長、小沢保美子さんが卒園。
歴代の園長せんせいが、
拝み倒して辞めさせなかった、というより手放さなかったそうだ。
拝み倒して、っていうのがいい。


なぜ81歳の副園長せんせいの話題かというと・・・

何枚かある写真の中に、ちびっ子たちがサッカーをしているものがあるからだ。

キャプションにはこうある・・・
 【サッカーが持つ教育的要素を理解して、小沢さんが教育に取り込む。
   恒例のサッカー大会は1974年から続く】

1974年! 
オーーーーマイガッ 西ドイツのワールドカップがあった年!
もうとんでもない先見の明、としか言いようがありません。
いやーー 知ってたら子供預けたのに・・・いないけど^^
保美子さんを最高のスタンディングオベーションでお送りしましょう 

 


 

この前、鹿児島ユナイテッドを話題にしましたが、
その鹿児島、知的障がい者サッカーのチームを設立したそうです。
Jではマリノスに次いで2例目。

もうそれだけで素晴らしいんですが、
監督は元Jリーガーで、養護学校教諭の泉谷光紀さん とあります。
セカンドキャリアとして、これほど見事なサイドチェンジもめったにないでしょう。


サッカーは弱者にも優しいスポーツです。
ある意味彼らは決して弱者ではなく、すでに勝者といってもいいんですが。
日本には7つの障がい者サッカーがあります。

・特定非営利活動法人 日本ブラインドサッカー協会
・一般社団法人 日本ろう者サッカー協会
・特定非営利活動法人 日本アンプティサッカー協会
・一般社団法人 日本CPサッカー協会
・特定非営利活動法人 日本ソーシャルフットボール協会
・特定非営利活動法人 日本知的障がい者サッカー連盟
・一般社団法人 日本電動車椅子サッカー協会


ちなみに、
アンプティサッカーは、切断障がい 7人制
CPサッカーは、脳性麻痺 7人制
ソーシャルサッカーは、精神障がい フットサル形式6人制


7団体を統括するのが一般社団法人日本障がい者サッカー連盟:
Japan Inclusive Football Federation 略称:JIFF
日本サッカー協会(JFA)の関連団体として2016年4月1日に設立された。
会長はキーちゃん 北沢 豪
事務所はJFAハウス内に置かれている。





↑↑↑ 写真は7団体が代表のユニフォームを統一した際のもの。

以前は各協会が別々のデザイン、メーカーのものを使用していたが、
ここにきて代表と同じ青で統一された。

様々な事情があり、サムライブルーとは別デザインのユニになっているが、
近い将来にはぜひ、ぜひ、ぜひ、同じユニフォームを着てほしい。
我らの代表になんの違いもない。


代表にひといちばい思い入れが強い北澤のこと、やってくれるでしょう。
彼の挨拶をどうぞ

「サムライブルーのユニフォームとデザインは異なりますが、
 この統一ユニフォームの誕生こそが、そこへつながっていくはずです。
  まずは7団体が一つとなって世界で戦うことで、
   新しいユニフォームの価値が高まっていくことを期待しています」