ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

いつまで走るか 東急9000系9007F

2023年12月28日 00時00分00秒 | 写真

 このブログでも何度か東急9000系を取り上げています。あと数年で東急大井町線および田園都市線から姿を消すことは確実になっていますが、どの編成がいつ西武鉄道に譲渡されるのかはわかりません。

 現在は5両編成15本が大井町線各駅停車用として運用され、田園都市線にも乗り入れる(そもそも、大井町線の営業区間のうち、二子玉川駅から溝の口駅までの区間は正式には田園都市線です)9000系ですが、元々は東横線で8両編成として運用されていました。横浜高速鉄道みなとみらい線でも運用されました。1本を除いて。

 高津駅4番線に大井町線B各停大井町行きの9007Fが入線してきました。先頭はクハ9007です。その後ろにデハ9207、デハ9407、デハ9607、クハ9107が連結されています。

 田園都市線の高津駅および二子新地駅に停車するB各停(またの名を青各停)は、車内放送で「田園都市線経由」と案内されます。これに対し、高津駅および二子新地駅を通過するのがG各停(またの名を緑各停)で、こちらのほうが圧倒的に本数が多いのです。

 先程、「1本を除いて」と記しました。その1本が9007Fであり、この編成だけは、製造当初から5両編成で大井町線を走り続けています。8両編成になったこともなく、東横線を営業運転したことはないはずです。

 自由が丘駅2番線から発車するところです。最後尾がクハ9107です。九品仏駅ではこの車両のドアが開きません(かつては戸越公園駅でもドアカットが見られましたが、クハ9007およびデハ9207のドアが開かなかったのでした)。

 1980年代と言えば、この9000系の他に新造車として8090系、8590系、1000系、改造車として7700系(初代7000系からの)や7600系(7200系からの)が登場しましたが、現役で運用されているのは9000系と1000系のみとなりました。


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