ありがたいことに、この年末年始も仕事をしています。講義などはないのですが、うちで原稿などを、今年の東急ジルヴェスター・コンサートがどうなるかと楽しみにしながら書いています。
例年と同じく、田園都市線を走る東急の電車には東急ジルヴェスター・コンサートの広告が出ています。指揮者の小林研一郎さんは久しぶりに登場されるということでした。4度目ですが、もう少し頻度が高かったように思っていたのです。
前回のジルヴェスター・コンサートに登場された原田慶太楼さんは、4月22日、横浜のみなとみらいホールで行われた日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会で指揮をされました。前半はチェリストのジョヴァンニ・ソッリマさんの独奏チェロによるドヴォルザークのチェロ協奏曲でしたが、前に書いたように、第1楽章が終わってすぐに、何故かファゴット奏者がステージを離れ、ソッリマさんのテクニカルなソロが数曲演奏されました。未だに、第1楽章と第2楽章との間の出来事が何だったのかわかりません(仕掛け?)。後半は、吉松隆さんの交響曲第6番が演奏されました。非常に興味深い曲であり、今年、吉松さんの交響曲第1番および第3番のCDを購入したほどです(第6番はまだです)。
そのソッリマさんのチェロ演奏は、5月3日に青葉台のフィリアホールでも聴きました。そのことについては既にこのブログで記しています。
前回のジルヴェスター・コンサートには阪田知樹さんも登場しました。その阪田さんの生演奏も、6月24日にフィリアホールで聴きました。ヴァイオリニストの山根一仁さんとのデュオです。この時、阪田さんは当初のプログラムにはなかった曲も演奏されています。
フィリアホールに行ったのは、上記の他、9月23日に行われた吉野直子さんとマリー=ピエール・ラングラメさんのハープ・デュオ、11月3日に行われたハーゲン弦楽四重奏団と藤田真央さんのフィリアホールオープン30周年記念コンサート、そして12月16日に行われた三浦友理枝さんのドビュッシー・ピアノ作品全曲演奏会第3回(回を追うごとに良くなっている印象を受けます)、以上の5回です。
ハーゲン弦楽四重奏団によるドビュッシーの弦楽四重奏曲を聴いて、もっと弦楽四重奏曲の生演奏を聴いてみたいと思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます