本日(9月19日)の23時7分付で、朝日新聞社が「近鉄内部・八王子線、存続へ 公有民営方式導入で合意」として報じています(http://digital.asahi.com/articles/NGY201309190055.html)。
記事によると、9月19日、近鉄社長と四日市市長が大阪市にある近鉄の本社で会談を行い、内部線と八王子線の存続で合意した、とのことです。
その概要は次の通りです。
(1)内部線・八王子線の車両と施設は、近鉄が四日市市に無償で譲渡する。
(2)両線の土地は、近鉄が四日市市に無償で貸与する。
(3)両線の運行は、近鉄の子会社が行う。
(4)両線の赤字(年間で1億3000万円ほど)は、近鉄および四日市市の双方で負担する。但し、人件費、料金などの見直しを前提とする。
大筋は以上の通りで、今後は細部の調整を行うということです。基本的に公設民営方式でまとまったということになります。
もうじき日付が変わりますので、今回は以上の通りとさせていただきます。コメントなどをお寄せいただければ幸いです。
それでも鉄路を残したのですから、将来への可能性が生まれたのだと捉えています。まずは、時代遅れといったイメージを払拭してもらいたいですね。
昨年11月に利用した時にも思ったのですが、ラッシュ時以外の時間帯に3両編成では輸送力過多にも思えます。2両編成を基本として、増結も可能というようにすればよいのではないでしょうか。
車両の更新は避けられないようなので、やはりこの際に思い切った見直しをして欲しいものです。前にも書きましたが、3両では日中などに輸送過多になるとみられますから、2両編成でよいでしょう。VVVF車導入が可能であれば、それがよいでしょう。いつまでも吊り掛け駆動というのでは、鉄道ファンは喜ぶかもしれませんが一般の利用客に対するサービスとしてどうなのか、と思われるからです。
それから、現在の車両の塗装は是非とも変更してほしいものです。今は1両ごとに色が違うという感じなのですが、3両とも色が違い、統一感も何もありません。せめて編成ごとに統一してほしいものです。
これを見て思い出したのが、国鉄時代の南武線です。103系だったと思うのですが、カナリアイエロー(総武線各駅停車)、オレンジバーミリオン(中央線快速電車)、スカイブルー(京浜東北線)の色が交じり合った編成がありましたが、いかにも寄せ集めで、同線には中古車ばかり集められるために「掃き溜め」のようでもありました。