季節外れもよいところですが、2009年12月25日から27日まで、神戸市に滞在しました。その時の写真を掲載しておきます。
デジタルカメラで撮影した写真のデータだけはたくさんあるのですが、ここに取り上げるとなると話が少し違ってきます。失敗作もあります。文章が思い浮かばないような写真もあります。ストックはたくさん用意しておいたほうがよいのですが、時間が経過すると記憶が薄れてくることもあるでしょう。様々なことを考えながら、写真を選択していくしかないのです。
2009年12月25日、私は新横浜駅から新幹線に乗り、神戸へ向かいました。或る人と会う約束をしており、新神戸駅で待ち合わせをしたのですが、時間にかなりの余裕があったので(というより、余裕を持たせるようなスケジュールを組んだのですが)、新神戸から神戸市営地下鉄西神・山手線に乗り、終点の西神中央まで行きました。駅前は典型的なニュータウンの中心地という感じであり、起点の新神戸駅より多くの人が行き交っていました。
上の写真は西神中央駅で撮影した1000形です。1977年、最初の区間として新長田⇔名谷が開業しましたが、その時から現在まで西神・山手線を走り続けています。開業当時の車両が現在も、廃車されることなく運用されている訳です。行先の谷上は北神急行電鉄北神線の終点です。
1000形の運転台です。関東地方のJRや大手私鉄ではまず見かけないブレーキハンドル(右側の大きなレバー)が目を引きます。
西神・山手線は新神戸~西神中央の路線ですが、正式には新神戸~新長田が山手線(「やまのてせん」ではなく「やまてせん」です)、新長田~名谷(みょうだに)が西神線、そして名谷~西神中央が西神延伸線となっています。この3路線が一体となって運営されているのです。そして、新神戸から北神線に乗り入れます。
地下鉄で新神戸駅に戻り、待ち合わせていた人と会いました。三宮へ出て、元町の東側、大丸神戸店の近くにあるホテルに泊まります。地下鉄海岸線の旧居留地・大丸前駅のそばで、南京町の入口の隣です。部屋が広く、なかなか居心地の良いホテルです。チェックインを済ませ、少し休んでから、夜の三宮から旧居留地にかけての辺りを歩いて見ることとしました。
大丸神戸店の前の交差点から北側の山々を見ると、御覧のように、港町神戸らしい碇の模様が明るく灯されていました。最初は京都のように火を起こしているのかと思ったのですが、すぐにそうではなく、電飾であることがわかりました。これは碇山(錨山とも記す)にあります。
碇山右側には神戸市の市章の電飾が出るのですが、そちらは市章山という別の山にある電飾です。残念ながら、市章の電飾は撮影していません。
〔2011年7月13日から20日まで、「待合室」第427回として掲載。一部を修正。なお、文中のホテルは、ホテル東急ビズフォート神戸元町、現在の神戸元町東急REIホテルです。〕
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