私が2005年にフォルクスヴァーゲンの五代目ゴルフGLiを買った時に、筆立てをもらいました。それも、ただの筆立てではありません。
1998年に製造が開始され、2010年に製産が打ち切られたニュービートルの形をした筆立てです。日本でもかなり人気が高かった車であるためか、今でもよく見かけます。
ちなみに、2011年には現在のザ・ビートルが販売開始となりました。私も実物を一度見て、好きなデザインでもあるために買いたいと思いましたが、車幅が1.8メートルもあるため、やめました。しかし、一度は運転してみたいと思っています(マニュアルミッションのゴルフGTIのほうに魅力を感じますが)。
ニュービートルは、当時販売されていた四代目ゴルフのプラットフォームを利用しています。従って、基本的な性能は四代目ゴルフと同じであるはずですが、実際には劣っていたようです。私はショールームで乗ってみましたが、動かさずとも運転しにくそうであると感じました。運転席の直前のダッシュボードが広すぎるためです。五代目ゴルフの2倍くらいであったでしょうか。幼い頃から日産のスカイライン、アベニール、パルサー、ウイングロードなどに馴染み(父が仕事の関係で乗っていたためです。私はワゴン車とワンボックスカーに馴染みがあります)、等々力でVW1303にも乗ってみたことがある私としては、実用性を犠牲にしすぎると感じた訳です。
ニュービートル、ポロ、ゴルフに乗ってみて、ゴルフに決めました。学部生時代からゴルフを所有してみたいと思っていて、念願がかなって購入し、結局、8年近く(7年11か月)も運転していました。排気量が2リットルであるにもかかわらず、燃費がかなりよかったこと(日本車にも負けないくらいでした)、それ以上に、ブレーキの性能と椅子の座り心地がよかったためでした。椅子の良さという点では、とくに女性から好評で(と言っても、妻と母だけですが)、他の車ではすぐに酔うのにゴルフでは酔わない、というのです。運転者にとっても、五代目ゴルフは運転するのに楽でした。もう少し持ち続けてもよかった、と後悔しています。
運転のしやすさなどではゴルフやポロに軍配が上がるとしても、ニュービートルの遊び心あふれるスタイルには好感を持ちました。
また、このニュービートルくらい、どのような色でも似合う車はないでしょう。昔から今も、高級車ほど色の選択肢は限定されるものであり、グレードが低いほど選択肢は増えますが、やはりデザインによって似合う色とそうでない色とが出てしまいます。しかし、ニュービートル、VW1303やVW1200などのビートルは、白、黒、赤、青、緑、黄、など、どの色であっても納得できるのです(私だけでしょうか?)。
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