二子玉川駅(DT07、OM15)にて、今や田園都市線の主力である東急2020系の2133Fを撮影しました。準急押上行きです。
東急のステンレス車といえば、ステンレスの素材そのままの銀色に赤い帯というイメージの方が多いと思われますが、それは1975年に登場した8500系からのことで、日本最初のステンレスカーである5200系、初代6000系、初代7000系、7200系および8000系は銀色のみでした。これらの系列(初代5200系を除く)に赤帯が巻かれるようになったのは1980年代、初代7000系を改造した7700系、7200系を改造した7600系が登場してからのことです。
しかし、2代目3000系が登場してから徐々に変わってきました。2代目3000系は紺色および白の帯も巻かれる程度でしたが、5000系シリーズには使用線区の色(田園都市線用の5000系は緑、目黒線用の5080系は濃い青、東横線用の5050系および5000系はピンク)の帯が巻かれるようになり、2代目7000系は赤帯ではなく緑の濃淡のステッカーが貼られています。2代目6000系は赤とオレンジの帯が巻かれていますが、ついに2020系、6020系および3020系はスレンレスの銀と白をベースに線区のカラーがまとわれるようになりました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます