祇園祭

2006年07月11日 | 
京都は祇園祭の真っ最中。
なんといってもハイライトは宵々々山の14日から
17日の山鉾巡行にかけてですね。

16日、宵山の夕刻、薄暮に浮かび上がる五山に囲まれた京の街に
「コンチキチン」という祇園囃子が響き渡り
山鉾の提灯に灯を灯します。

まるで夢幻の世界のような
風流、荘厳、勇壮、華麗、甘美…
どんな言葉も当てはまらない美しさが
京の街を包み込むのです。

山鉾巡行日の夜には、八坂さんの神様が神輿に乗り、鴨川を渡り町衆の住む所に行きます。花街の舞妓・芸妓さんたちの間では、鴨川を渡り、願いを込め「無言」で、四条御旅町に七日七夜神輿前に詣でると、願いが叶うと言う「無言参り」という風習が残っています。

なんとも京都らしい風情。

ことしも、いよいよ山鉾の組み立てがはじまりました。
いつまでもこの祭りが変わることなく残っていきますように…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする