東京の地形

2015年09月25日 | 東京のお散歩
東京は、大きく5つに分けて下町、山手、多摩、奥多摩、島嶼部に分類できます。

そのどれもが地学的に面白いのが東京で、例えば平坦なような下町にもちょっとした微高地があったり
人口開削の河川や埋立地が広がっていたりします。

山手や多摩は、ローム層台地に拡がる枝状の谷や、海蝕や河川による崖が、多様な景色を作り上げています。

奥多摩には多摩川が作った渓谷や石灰岩による山地が聳えます。

島嶼部は火山が作り上げた陸地です。

さらに言えば、東京湾の海底には縄文時代に刻まれた深い谷が地形として残っています。

東京は世界的大都市ですが、その都市が建つ東京都という大地は、
太古からの地学的記憶を残しているのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする