陸前浜街道の名残

2017年01月16日 | 東京のお散歩
陸前浜街道は、国道6号線の別名として知られる道ですが
街道としての成立は古く、奈良時代にはすでにルートが確立されていたようです。

江戸時代の街道整備後は、奥州街道千住から、陸前岩沼までの
それまでの「浜街道」の名称が、領地ごとでバラバラになり
水戸以南では、6号線の別称の一つで、頻繁に使われる「水戸街道」が
一般的になりました。

明治5年に、政府通達により陸前浜街道という名称が正式名称となり
日本橋起点の国道として、新たにルートが設定されました。

千住から始まる古くからの街道ルートには、今でもその名残を
橋の名前などに見ることができます。


(古隅田川の陸前橋:足立区・葛飾区境)


(綾瀬川に架かる水戸橋:足立区)
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