川越街道の起点

2017年01月26日 | 東京のお散歩
川越街道は、江戸日本橋から、川越城下までを結ぶ、江戸時代の重要な街道です。
川越領は、老中などを任される、親藩や有力譜代大名が封じられた江戸の北の守りで
そのために、川越街道は重要な街道に位置付けられていました。

旧街道は、中山道から板橋宿平尾追分で分岐しますが、新道である国道254号線では
池袋駅近傍の六ツ又交差点から先を川越街道と呼んでいます。

東武東上線は、池袋・下板橋から川越まで、川越街道の近くを走りますが
運行上の起点は、新道の起点である池袋、路線のキロ程を定める0キロポストは
旧道起点のすぐ近くにある下板橋駅下り方にあるというのも、面白いところです。


(平尾追分のあった板橋三丁目交差点。左が旧川越街道、右が旧中山道)


(六ツ又交差点)


(0キロポストを通過する東上線)
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