ママ下湧水

2017年10月16日 | 東京のお散歩
国立市の青柳崖線直下から湧き出るママ下湧水。

「ママ」とは、この付近の古くからの言葉で、崖の事を言います。

武蔵野台地と多摩川が造る段丘のうち、最下面である多摩川の沖積地に湧出し、
短い川となって、すぐに府中用水谷保分水へ注ぎ込みます。

周辺には甲州街道、都道20号線、中央高速といった主要幹線道路があるものの
東京都の名湧水57選にも選ばれていることから、環境が保全されていて
現在でも魚が棲み、農業用水や野菜洗浄として使われる水質を保持しています。




(ママ下湧水群の保全地区)



(湧水の案内碑)



(柵の奥の崖線から多く湧出している)



(澄んだ水が清水川となって流れ出す)



(川の流れの途中にも、いくつもの湧水がある)

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