雑司ヶ谷

2017年10月28日 | 東京のお散歩
雑司ヶ谷という地名の由来は、南北朝時代に朝廷で雑司をつとめた
柳下、長島、戸張の各氏らが官を辞して、弦巻川の谷のこの地に移り住み
そのまま土着したことと謂れています。

弦巻川は池袋駅南西側の、現在の東京芸術劇場付近を水源とする川で
源頼家が奥州遠征の帰路、この川で弓の弦を巻いた事に由来していますが
「ツル」や「ツルマキ」という言葉は、元々急流の川を指す言葉でもあり
実際、水源からそれほど距離もない雑司ヶ谷の谷が深いことを考えると
源頼家の説には、疑問が残る部分もあります。


(弦巻川の暗渠)



(古い商店も多く残る雑司ヶ谷)
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