大森山王 日枝神社

2018年06月10日 | 東京のお散歩
大森駅前の日枝神社は、その昔租税が免除されていたとされたことから
不入斗村と呼ばれた新井宿の名主、酒井権左衛門の邸内社として
中世に比叡山の麓の日吉大社から勧請し創建されたと言われています。

山王権現を祀ることから、新井宿の中でも、この周辺を山王と呼んでいました。

鈴ヶ森を避けるための東海道間道と平間街道との交差点であり
縄文海進期の海蝕崖に近い下末吉面の荏原台東端に位置しているため
酒井家による勧請以前から、何かしら信仰的なものがあった可能性は
十分にあるかもしれません。



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