大森貝塚

2018年06月12日 | 東京のお散歩
大森貝塚をめぐる、大田区と品川区による「ウチが本家」争いは
近年の研究などによって、発掘現場は品川区側であったことがわかっていて
大森貝塚遺跡庭園には線路脇に建てられた石碑の他にもE・モースの胸像や
調査シャフトの標本などが展示されています。

縄文時代には、箱根や富士山の噴火が盛んで、火山灰の影響によって
木の実などの採集が比較的困難になり人口も減少したと考えられており、
結果的に古東京湾の入江に面したこの場所に、集落が形成され
海産物の塵芥が多く集まったと考察されます。



(線路脇の石碑)



(遺跡庭園のモース像)



(貝層の標本)
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