春雨寺

2020年03月16日 | 東京のお散歩
リニア新幹線の北品川非常口に隣接する、東海道新幹線の線路脇に
臨済宗系単立寺院である萬松山春雨寺があります。

寛永六年(1629)、澤庵宗彭(沢庵)が紫衣事件によって流罪となった際
身柄を引き受けた出羽・上山城主土岐頼行が、沢庵を手厚く保護し
草庵・春雨庵などを寄進しました。

その後、徳川家光によって赦され江戸に移った沢庵のために、
寛永二十七年(正保元年 1644)東海寺に春雨庵を模した塔頭を寄進し
延宝三年(1675)に現在地に移転し春雨寺となりました。






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