小樽、函館、横浜、神戸、門司、長崎、基隆、高雄。
私の好きな港町。
近代建築が多く残っていて
潮風に吹かれながら
そんな街かどをブラブラするのは
とても楽しい。
漁港ではなく、国際貿易港として賑わった港町には
異国の情緒(もっとも上記のうちの最後2都市は海外だが)がたくさんあって
それが日本の伝統的な美しさや風景と上手に混ざり合って
独特の味わいを醸し出している。
こんどの連休は
どこか港町へ遊びに行こう・・・
私の好きな港町。
近代建築が多く残っていて
潮風に吹かれながら
そんな街かどをブラブラするのは
とても楽しい。
漁港ではなく、国際貿易港として賑わった港町には
異国の情緒(もっとも上記のうちの最後2都市は海外だが)がたくさんあって
それが日本の伝統的な美しさや風景と上手に混ざり合って
独特の味わいを醸し出している。
こんどの連休は
どこか港町へ遊びに行こう・・・
大雨
2010年07月14日 | 旅
台湾は台風シーズンを迎えようとしています。
台風2号(Conson:康森)がフィリピン近海で発生し
広東省方面へ向かっていることを受けてか
台北の天気予報は毎日雨マーク。
昨年、台湾には台風による甚大な被害があり
復旧作業が未だに続いています。
日本は台風シーズンはもう少し先ですが
九州・中国地方では土砂災害や河川の氾濫で
避難勧告なども出ているようです。
先日のゲリラ豪雨では
東京の自宅からそれほど離れていない場所が
かなり浸水したようです。
火も怖いけれど
水はそれ以上に怖いもの。
気をつけていても
自然の脅威は待ってくれないので
大変です…
台風2号(Conson:康森)がフィリピン近海で発生し
広東省方面へ向かっていることを受けてか
台北の天気予報は毎日雨マーク。
昨年、台湾には台風による甚大な被害があり
復旧作業が未だに続いています。
日本は台風シーズンはもう少し先ですが
九州・中国地方では土砂災害や河川の氾濫で
避難勧告なども出ているようです。
先日のゲリラ豪雨では
東京の自宅からそれほど離れていない場所が
かなり浸水したようです。
火も怖いけれど
水はそれ以上に怖いもの。
気をつけていても
自然の脅威は待ってくれないので
大変です…
香港や台湾の書店やコンビニのマガジンラックには
必ず日本の観光ガイドの本やムックが置いてある。
で、その本を手に取ってみると
普通のガイドブックとは違って
「一般的な」観光地の記載が少なく
そのかわりに例えば東京ならば下北沢(下北澤)だとか吉祥寺といった
日本人でも「通好み」と思える場所に
多くのページを割いている。
日本への観光客はリピーターも多い上、
国際的観光地化されてしまったASAKUSAや
AKIHABARAなどへ行くよりも
「日本」を愉しめるからというのがその理由らしい。
これらの本、日本人が買って帰っても
結構参考になります。
必ず日本の観光ガイドの本やムックが置いてある。
で、その本を手に取ってみると
普通のガイドブックとは違って
「一般的な」観光地の記載が少なく
そのかわりに例えば東京ならば下北沢(下北澤)だとか吉祥寺といった
日本人でも「通好み」と思える場所に
多くのページを割いている。
日本への観光客はリピーターも多い上、
国際的観光地化されてしまったASAKUSAや
AKIHABARAなどへ行くよりも
「日本」を愉しめるからというのがその理由らしい。
これらの本、日本人が買って帰っても
結構参考になります。
一人の演劇人が
天に召されたという一報が
今朝、目に入った
つかこうへい氏
肺がんだったらしい
まだまだこれからもたくさんの仕事が出来るほどの
若い年齢だった
実は氏は私と同じ町内の人で
かつてはよく商店街でも顔を合わせたりして
当時でも売れっ子演出家ではあったけれど
格好にこだわらず
気さくに挨拶してくれるような
そんな人であった
地元のために劇団を立ち上げたり
地味な「北区」に欠かせない有名人として
貢献してくれたことに
今更ながらに感謝したいと思います
この場をお借りしてご冥福をお祈りいたします
合掌
天に召されたという一報が
今朝、目に入った
つかこうへい氏
肺がんだったらしい
まだまだこれからもたくさんの仕事が出来るほどの
若い年齢だった
実は氏は私と同じ町内の人で
かつてはよく商店街でも顔を合わせたりして
当時でも売れっ子演出家ではあったけれど
格好にこだわらず
気さくに挨拶してくれるような
そんな人であった
地元のために劇団を立ち上げたり
地味な「北区」に欠かせない有名人として
貢献してくれたことに
今更ながらに感謝したいと思います
この場をお借りしてご冥福をお祈りいたします
合掌
台北市街は盆地なので
狭い面積に多くの建物が密集している。
と、いうことは香港と同じく
夜景がきれい …な、はずである。
市内には台北101という
有名な高層ビルがあるけれど
その展望台の入場料はビルの高さと比例するかのごとく
高額である。(400圓=約1300円)
なので実は、まだ101の展望台へ行ったことがない。
実は、そんな高額な入場料を払わなくても
台北の夜景が見れる場所が
近郊に数箇所存在している。
1箇所は猫空。
台北市南部にあって、市内を一望できるカフェやレストランなども
点在している。
夜景スポットとしては
地元民にとっては定番だけれども
観光客にとっては穴場かもしれない。
もっとも、観光案内所などでは案内しているので
外国人(つまり日本人など)の観光客が皆無かというと
そうでもないので、初めて行く人でも安心ではある。
もう1箇所が中國文化大學。
ここは陽明山の手前にある大学で、体育館のすぐそば
と、いうよりも体育館の下から台北盆地が一望できる。
屋台も2~3店ほど出ていて
夜な夜な文化大の学生カップルや男女のグループが
集まってきている。
ただし、近道が大学のキャンパス内を通るルートだったり
バスしかアクセスがなかったりするので
自分とその連れ以外の外国人観光客の姿を見たことは
まったくといっていいほどない。
ある意味、つまらないw
夜景、(´∇`)イイ!
狭い面積に多くの建物が密集している。
と、いうことは香港と同じく
夜景がきれい …な、はずである。
市内には台北101という
有名な高層ビルがあるけれど
その展望台の入場料はビルの高さと比例するかのごとく
高額である。(400圓=約1300円)
なので実は、まだ101の展望台へ行ったことがない。
実は、そんな高額な入場料を払わなくても
台北の夜景が見れる場所が
近郊に数箇所存在している。
1箇所は猫空。
台北市南部にあって、市内を一望できるカフェやレストランなども
点在している。
夜景スポットとしては
地元民にとっては定番だけれども
観光客にとっては穴場かもしれない。
もっとも、観光案内所などでは案内しているので
外国人(つまり日本人など)の観光客が皆無かというと
そうでもないので、初めて行く人でも安心ではある。
もう1箇所が中國文化大學。
ここは陽明山の手前にある大学で、体育館のすぐそば
と、いうよりも体育館の下から台北盆地が一望できる。
屋台も2~3店ほど出ていて
夜な夜な文化大の学生カップルや男女のグループが
集まってきている。
ただし、近道が大学のキャンパス内を通るルートだったり
バスしかアクセスがなかったりするので
自分とその連れ以外の外国人観光客の姿を見たことは
まったくといっていいほどない。
ある意味、つまらないw
夜景、(´∇`)イイ!
台東縣から屏東縣へは
すこしばかり内陸を通ります。
南国な風景をながめながら
機関車に牽かれた青い客車は終点高雄を目指します。
観光客のほとんどは知本への温泉客で
屏東縣に入る頃には
旅の学生や
地元の人たちだけになりました。
電気の消された車内は
南国のゆったりした午後の空気に占領され
凡そ現れるあろう、終点間近のせわしなさは
高雄駅の構内信号を過ぎても私の前に姿を現しませんでした。
台湾は米どころでもあります。
東海岸を南へ向かう列車は
花蓮を過ぎると中央山脈と東岸山脈に挟まれた
狭隘な盆地をコトコトと走り続けます。
この付近はフルーツやコメなど
良質な農産物が採れる場所でもあります。
観光客を多く乗せた列車は
エンジンを唸らせながら
昔よりもはるかに走りやすくなった鉄路を
北回帰線の更に南を目指して走ります。
東海岸を南へ向かう列車は
花蓮を過ぎると中央山脈と東岸山脈に挟まれた
狭隘な盆地をコトコトと走り続けます。
この付近はフルーツやコメなど
良質な農産物が採れる場所でもあります。
観光客を多く乗せた列車は
エンジンを唸らせながら
昔よりもはるかに走りやすくなった鉄路を
北回帰線の更に南を目指して走ります。
台湾の東海岸は
海岸線ギリギリまで断崖が迫っていて
1980年代までは鉄道も一部が分断されていたため
まさに「陸の孤島」でした。
北部の蘇澳から花蓮までと
南部の知本から大武あたりまでは
その断崖と海岸の間の狭い回廊を列車が走ります。
北部の海岸線の向こう約100キロには
与那国島があり
晴れた日にはうっすらとその島影が望めます。
そう、この場所はまだ日本の最南端の集落「冨嘉」よりも
まだ北に位置しているのです。
列車は海を左に見ながら
南へと走ります。
屏東
2010年07月07日 | 旅
高雄から下淡水渓橋梁を渡ると
そこは屏東縣。
屏東は椰子やサトウキビが採れる
いかにも「南国らしい」風情の地域。
故高松宮殿下は、屏東の温泉を愛し、
また屏東で採れたコーヒーは昭和天皇への献上品でもあり
陛下もそのコーヒーを愛されました。
駅前を走るバスも、ここまでくると台北や高雄といった大都市とはちがって
「田舎のバス」な雰囲気があります。
と、言ってもここは今では高雄のベッドタウン。
老街の風情の中にも、流行店や便利店(コンビニ)が
しっかりと溶け込んでいます。
現在、高雄捷運が屏東まで延伸の計画をしています。
高層の商業ビルがまだ無いこの街も
後站(駅ウラ)に高層マンションが建ち始め
すこしずつ変わろうとしています。
そこは屏東縣。
屏東は椰子やサトウキビが採れる
いかにも「南国らしい」風情の地域。
故高松宮殿下は、屏東の温泉を愛し、
また屏東で採れたコーヒーは昭和天皇への献上品でもあり
陛下もそのコーヒーを愛されました。
駅前を走るバスも、ここまでくると台北や高雄といった大都市とはちがって
「田舎のバス」な雰囲気があります。
と、言ってもここは今では高雄のベッドタウン。
老街の風情の中にも、流行店や便利店(コンビニ)が
しっかりと溶け込んでいます。
現在、高雄捷運が屏東まで延伸の計画をしています。
高層の商業ビルがまだ無いこの街も
後站(駅ウラ)に高層マンションが建ち始め
すこしずつ変わろうとしています。
鉄橋
2010年07月06日 | 旅
高雄と屏東の間に流れる「高屏溪」は
日本統治時代には下淡水渓と呼ばれていた。
全長171キロ。台湾第2位の長さにして
最大の流域面積の河川。
ここに架かる鉄道橋が2本ある。
1本は現在の台鐵の線路。
そしてその下流側に架かるのが国家2級史蹟(重要文化財)でもある「下淡水渓橋梁」
とよばれた全長1526メートルの鉄橋。
完成は1913年。つまり大正2年の12月。
完成当時は「日本最長」の鉄橋であった。
線路は1987年に現在のコンクリート橋に付け替えられたが
鉄橋そのものは1世紀にもわたってスマートな姿を残している。
ただ、残念なのは2005年の台風で橋脚の一部が流出してしまったこと。
屏東縣寄りには旧型客車の編成も鉄橋手前に置かれている。
この鉄橋の設計者、飯田豊二氏は鉄橋完成の半年前に
台南の病院にて死去している。
氏の功績をたたえた石碑は
現在、鉄橋の高雄寄りの駅、九曲堂駅近くに
大切に整備されている。
日本統治時代には下淡水渓と呼ばれていた。
全長171キロ。台湾第2位の長さにして
最大の流域面積の河川。
ここに架かる鉄道橋が2本ある。
1本は現在の台鐵の線路。
そしてその下流側に架かるのが国家2級史蹟(重要文化財)でもある「下淡水渓橋梁」
とよばれた全長1526メートルの鉄橋。
完成は1913年。つまり大正2年の12月。
完成当時は「日本最長」の鉄橋であった。
線路は1987年に現在のコンクリート橋に付け替えられたが
鉄橋そのものは1世紀にもわたってスマートな姿を残している。
ただ、残念なのは2005年の台風で橋脚の一部が流出してしまったこと。
屏東縣寄りには旧型客車の編成も鉄橋手前に置かれている。
この鉄橋の設計者、飯田豊二氏は鉄橋完成の半年前に
台南の病院にて死去している。
氏の功績をたたえた石碑は
現在、鉄橋の高雄寄りの駅、九曲堂駅近くに
大切に整備されている。
台湾は
民族的に難しい問題をかかえている。
「難しい」部分を抜きにして考えて
簡単に説明すると
元々、つまり清などの列強が上陸する以前に
この島でくらしていた人たちの文化が
大切に伝えられているということ。
これは昔からそうだったのではなく
ここ10数年のことではあるけれども
アイヌ文化を擁する日本なんかも
参考になる部分は大きいような気がする。
ぶっちゃけて言うと
いろいろな部族の伝統的なものが
エンタテイメント化されていたり
意匠化されていてファッション的にも観光的にも
十分楽しめるので、それはそれで素敵なことなのです。
さて、昨日の記事にも書きましたが
台湾でも日本の同人誌は人気があります。
台湾人の作家も同人誌を出しているのですが
それらはコミケなどで購入できます。
台湾大学の正門近くにある「緑林寮」には
常時、同人誌やアニメグッズなどを扱っています。
店主はもともと学校の教師で
アニメ好きが高じてこの店を開いたそうです。
台北駅前にあるNOVAビル。
ここは1Fにパソコンショップやケータイショップ、スタバが入っていて
上の階にはレストランやダイソー(100均ではなく39元ショップ)、
ガンダムショップ、鉄道模型の店などが入ってます。
このほかにも「臺鐵本舗」(鉄ヲタ:鐵路迷向け。ただし普通のお客さんの利用も多い)
飛行機ヲタ向けの「AIRSHOP飛機館」などがあるだけではなく
八路、光華商場の電脳街や、メイドカフェなど
日本の秋葉原に近い状況になりつつあります。
台北市内には、いわゆる「オタ」(中国語で「宅男」)向けのお店が
何店か存在しています。
西門にある「萬年ビル」は
ケータイ屋やゲーセン、フィギュアの店などが入っています。
日本人や台湾人にも「オタクビル」として有名ですが
日本のその類のビルほど、「それらしは」は感じられません。
もちろんアニメイトもあります。
ただ、台湾のオリジナルものはなく
日本のコミックの中文版や、輸入した日本の同人誌が
商品のほとんどを占めています。
何店か存在しています。
西門にある「萬年ビル」は
ケータイ屋やゲーセン、フィギュアの店などが入っています。
日本人や台湾人にも「オタクビル」として有名ですが
日本のその類のビルほど、「それらしは」は感じられません。
もちろんアニメイトもあります。
ただ、台湾のオリジナルものはなく
日本のコミックの中文版や、輸入した日本の同人誌が
商品のほとんどを占めています。
夜になると台北の街に鳴り響く
【エリーゼのために】
音の鳴っている先には
必ず黄色い車。
そう、「ごみ収集者」です。
この車が来ると
みんな家や店、事務所からゴミ袋をもって現れ
ゴミ収集車に投げ入れていきます。
この車は「エリーゼのために」を鳴らしながら
「台北市民のために」やってくる車なのです。