Arturia MicroFreak が、FiremWear を v3.0 にバージョンアップしました。
Firmware のバージョンアップは、プログラムの不具合の修正のために行うのが普通ですが、Artria は、本当に太っ腹で、次々に新機軸を投入してきます。
今回の目玉は、
EURORACKモジュラーメーカー(Noise Engineering)が作った、3つの新しいオシレーターモードが追加された点です。
それは、Bass、SawX、Harmと呼ばれる3つのパラメーターで構成されるオシレーターの追加です。
また、ユニゾンモードが大幅に修正されて、すべてのオシレータータイプで最大4ボイスのユニゾンが利用可能に。モジュレーションの宛先としても使用できる最大12半音のユニゾンスプレッドを装備。これは、大きくて重いサウンド、特にベースに非常に便利となります。
また、プリセットマネージャーがアップグレードされました。256から384のプリセットスロットが追加され、独自のサウンドをより自由に作成できるように。また、すぐに使用できる96のファクトリープリセットが付属しています。
Arturia x Noise Engineering | Collaborating on MicroFreak Firmware V3
追加された Noise Engineering のオシレーターの詳細は以下の通り
Bass:
平均的な、ローエンドのマシンの音。非常に重いデジタル密度とザラザラした低音が得られる。
SawX:
「SawMod」位相変調と「Shape」コーラスを備えた認識可能な鋸歯状波。Sa認識できないほど曲がりくねったスーパーソーサウンド。 コーラスと位相変調が追加されているため、すぐに「汚れ」が発生する。
Harm:
基本周波数に倍音/部分音を追加する調和振動子。ハームモードは、アディティブシンセシスとウェーブフォールディングを組み合わせて、倍音のディテールの山を備えたきらめくテクスチャを生成。
MicroFreak - Firmware V3 | Performance by Tom Hall
MicroFreak"はオシレーターにデジタル、フィルターにアナログというハイブリットな4ボイスシンセ。それだけに、後から、自由なオシレータープログラムができるのでしょう。これからも楽しみです。
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