世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

持続可能

2007年08月06日 | 国際
「継続は力なり」

   という言葉と裏腹に、なんと世の中の現象、行為がことごとく場当たり的なものの多さに辟易する。

政策的にも、環境はいうまでもなく、漁業も、農業も、エネルギーも行きあたりばっかり。

       朝令暮改といったところか。


日常生活の上にも如実に現れている。

瞬間瞬間の流行に追われ、追っかけしてあっという間に商品が入れ替わる。

 末永く続く素晴らしいものは、極わずか。

  
いまや、男女関係、夫婦関係も持続可能のほうが珍しくさえある。

                        (自分のことか?)

どこかの首相のように、持続不可能なのに無理やり存続しようとしているよりマシかも。

    これは、濡れ落ち葉的擦り寄り、いや居座りだ。

小泉さんが、やたら鈍感力を推奨したからといって、KYになられたらたまったもんじゃない。
       すでに、ボケ力の域に達している。



ところで、

     LOHAS(ロハス)と言う言葉が、浸透してきた。

     健康で持続可能なライフスタイル(Lifestyle of Helth And Sustainability)

最初は何のことか、さっぱり分からなかった。

いまや、環境問題と切り離せないカテゴリーになっている。

  自然に即した、環境にやさしい生活、とでも言えようか。

ロハスな人々なんていう記事を眺めてみると、要は、田舎暮らしや、自然派志向の趣が強い。

   なんのことはない、一昔前からアウトドアーブームや田舎暮らしブームに踊らされていた時代とさほど変わりは無い。

  ボクが、29年前に脱サラしたときと、殆ど変化していないことになる。

  まあ、昔より、温暖化問題で環境面がクローズアップされていることは事実だが。


ただ、まだいかんせん、付け焼刃的な試行錯誤が多いことも否めない。

  それもそのはず、人類が今までに経験したことの無い、環境破壊と高齢化社会に直面しているからだ。

そこに、情報化、国際化が相まって、良いも悪いも一瞬のうちに情報が世界を駆け抜ける。

ビジネスチャンスが絡み、一攫千金を目論む輩が、右往左往と百鬼夜行する。

  多くの、選択肢を持たぬ人々が愚かにも振り回される。

  さらに、テロや犯罪が追い討ちをかける。



地に足をつけて、本来の持続可能な生活は無いものだろうか。

     それは、ユートピアと呼べる社会なのかも?



余談だが、

     ボクのこのブログも、毎日欠かさず書き続けて、今日でちょうど半年になる。

      180のショートエッセーを送り出したわけだ。

    お陰で様で、毎日200前後のアクセスを戴くようになった。

    お付き合いいただいてるビジターの方々に重ねて感謝します。

  バカバカしい内容にもかかわらず(本人は極めてシリアスなつもりです)、
 
                 本当にありがとうございます。



さらに付け加えさせていただくなら、

   今日(広島に原爆が落とされた日)、母は79回目の誕生日を迎えます。

       Happy Birthday, Mom!