世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

旅と恋

2012年08月19日 | 
旅と恋は両立するのか。


仕事と家庭が両立するのか、と同じ議論だ。

ワークライフバランスという言葉があるのだから

トラベルラブバランスがあってもいいだろう。


だが、旅人はそんなバランスが取れるほど器用ではないのだ。




恋を捨て旅に出る。

旅先で恋を拾う。

そしてまたその恋を捨てて旅をする。


旅人は一か所に留まることを知らない。

それでは恋は永遠に成就できない。


それでも再び恋を捨て、新しい恋を見つける。

だけど恋はいつもむなしく終わる。



旅人には決して恋をするなと云われる。

どうせ捨てられる運命にあるからだと。


だが旅人は恋を捨てるのではない。

いつだって恋の方から離れて行くのだ。


再びかの地を訪れた時、

咲いた恋の花はすでに枯れてしまっている。


「恋の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」

恋も花と同じ運命にある。


所詮、徒花(あだばな)ならぬ徒恋(あだこい)なのだろうか。


そうかと思うと、

じっと寂しさに耐え、つぼみを膨らませて待っていてくれることもある。

そんな時は愛おしくて、愛おしくてずっとそこに留まりたくなる。


だがやっぱり旅人の性(さが)が蠢(うごめ)く時がやって来る。

ひとしきり抱いた後は余韻を残して去っていく。


だから言ったでしょ、

旅人に恋しちゃダメだって。
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8月18日(土)のつぶやき

2012年08月19日 | 家族
10:06 from gooBlog production
また女にふられた!? goo.gl/ovSdm

by asaykaji on Twitter
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