世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

本気度が試されている

2015年01月31日 | ライフスタイル
情熱、熱意があればと簡単に言うけれど、

火傷するくらいの熱がないと意味がない。


だけど、実際の火や体温は計れるが、

熱意や情熱の温度は計りようがない。


命を懸ける、すべてを投げうつくらいの覚悟がいることは間違いない。

果たして自分がやりたいこと、やろうとしていることは

そこまでの覚悟があるやなしや。


旅、ベストセラー、ハリウッド映画化、オスカーといった個人的目標とは別に、

人様の夢の実現のお手伝いをさせていただいている。


世のため、人のためといった大それたことはできなくても

縁あって係った人、目の前にいる人のためのお役に立てることなら

こんな自分にでも何かしらできるかもしれない。

そういう気持ちで取り組んでいる。


ビジネスはビジネスと割り切っても、

常にそれを行う動機やプロセスに不純はないか、

善に則ったものであるか自問自答する。


ただ時に、頼んだ相手よりもこちらのほうが熱くなりすぎて困ることがある。

軽い気持ちで頼まれても、こちらは至って真剣に受け取る。


自分自身も動くし、第三者を紹介したり、物やお金も動く。

そうしてお膳立てを作っても、頼んだ相手の腰が引けてしまうことが多々ある。

二階に登らされてはしごを外された格好だ。


だが、乗り掛かった舟には乗ってしまう方だから、

お鉢がこちらに回ってくる。


頼まれごととは、人様の苦労を背負い込むことに他ならない。

いやなら断れば済むことだが、そうはいかない。

どうしても引き受けてしまう。

つい感情移入してしまう。

そして引き受けたからには、親身になってなんとかしようとする。



そんなこんなで今多くの懸案を抱えている。


動けば動くだけ、人に会う機会は多くなる。

人は例外なく悩みや問題を抱えている。

夢もある。

その一つ一つを解決し、叶えてあげたい。


ベトナムがらみの懸案も多い。

日本人、ベトナム人双方から依頼を受ける。


起業したい方のお手伝いもある。

英語をしゃべれるようになりたいという希望に応える。

人間関係での悩みにも一役買う。


あれやこれや人様の悩みや苦労、そして夢を背負い込むことを厭わない。

そして、少しでもお役に立てれば、無償の喜びとして跳ね返ってくる。

ただそれだけのために日夜奔走する。


人の苦労に寄り添い一緒に涙する。

そして人の喜びを心から喜べるようになる。

どんなに小さくても、笑顔がこぼれたとき、

心にパッと花が咲いたような気分になる。

同時に感謝の気持ちが沸き上がる。


ただそれだけ。



【追記】


若いうちの苦労は買ってでもせよ、という。

が、一生、苦労は買ってでもしたほうがいい。

苦労を喜びに変えることができるから。