世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

見えてきた? ベストセラー

2018年09月28日 | 100の力
「こんな短時間でこれだけのボリュウムの文章を書ける人はそういませんよ」

嬉しい編集長からのお言葉だった。


たぶん、

おだてて書かせるタイプの人だろうが。

ブタもおだてりゃ木に登る、と。


確かに、グーンとモチベーションが上がることは事実だ。


  (出版社の入ったビル)



もちろん、注文もしっかりと。


「この原稿だと305ページ分があります。

200ページから、多くても250ページ以内に抑えたいんですよね。

重要な部分だけ残して、絞りましょう」


プリントアウトされた分厚いボクの原稿を見せながら編集長は言葉をつないだ。


そうなんだ。

ボクは、ページ数は多いほうがいいのだとばっかり思っていた。


何となく重量感があるほうが、本らしく威厳がありそうに見えるから。



「この内容だと、

女性の読者の方が多いかもしれません」

「エッ!?}


ボクは驚いた。

それは意外だが、嬉しい言葉だった。

当初は、男性の中高年向きをターゲットと考えていたのだから。


「あまり分厚いと、手が届きにくいんですよ。

単価も1300円~1500円までに抑えたいですからね。

そのほうが買いやすいし、何度でも読みたくなります」


なるほどそうなんだ。

プロの目から見ると、それが売れるための秘訣らしい。


「書き方は、穏やかな口調で、

含みを持たせ、達観した感じを出してください」とのこと。


「著者(ボク)の経験が豊富で、

その中から生まれた伝えたいことが語られているので

深みが感じられます」


良いも悪いも、素の自分を洗いざらい見せる。


誰にも真似できない

自分というものを持っている。


それでいて、聴く耳を持ってる、とのこと。



かなり手ごたえを感じた。

いけるかも。



「目次もほぼこれで行けるでしょう。

流れもいいし。

ただ、

内容が過激になるのはいいけど、

女性にそっぽを向かれないようにしないと」


おっしゃる通り。


「章ごとの項目を書き出してください。

その上で、最終的に進めましょう」


年内に仕上がれば、

それから半年後に刊行になるから、

来年の6月が目安になる。


旅先でも、どこでも執筆できる。

これは強みかも。


さ、ガンバロウ―!




【追記】


今の時点で、どんなに褒められようと

売れなきゃ意味がない。


売れてナンボなのだ。


こればっかりは、

出してみないと分からない。


化けるか?

化けないか?



だが、

今できることを精一杯やる!


全てに打ち込む。

全てを投資する。


ただそれだけ。

あとは、天命に任せる。


どんな結果になろうと、

悔いのないように。