世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

人と同じことやって、稼げるわけがない

2022年01月02日 | ライフスタイル

年が明け、

松の内が終わり、

世の中が日常を取り戻すころ、

決まって家族でハワイに行って、

コンドミニアムを借りてのんびり暮らしていた。



子どもたちが(元妻も)独立した今は、

一人で、ハノイに出かけた。

(ハワイがハノイに変わっただけ)




「個独」の時代。


自分の独自性を愉しむ。



「多様性」の時代。


人との違いを認め受け入れる。



今までは、

特に日本では、

みんなと同じことをやっていれば

波風立てずに無難に生きていくことが出来た。



だが、今は、

みんながやるからやるのではなく、

みんながやらないからやる。


つまり、

人と違うことをする。


もっというなら、

人と真逆のことをする。


それが当たりまえ、

いや、

そうしないと何をやっても上手くいかない時代になった。



40年以上前、

リゾート地で宿泊業を営むようになって、

気が付いた。


人が休むとき働き、

人が働くときに休む。



当初は、

白い目で見られた。


人様の大半が働いているとき

遊び惚けることに後ろめたささえ感じていた。



だが、

慣れてくると、このサイクルがなんとも居心地が良い。


これこそ特権みたいに

快感さえ覚えるようになった。



早くから週休5日制を取り入れていた。


盆、正月、ゴールデンウィーク、連休だけ

目一杯働く。


一年の1/3働き、

残りの2/3は遊んで暮らした。



子どもたちも

小学校を早退させたり、

休ませて

キャンプやスキーや泳いだりして

一緒に遊んだ。


その方が学校へ行くより

より教育的だった。

(批判も浴びたが)



都合のいい世の中になったものだ。


他人の目を気にしないで、

好きなことが出来る。



今の世の中は、

生き辛いどころか、

生き易い。



それが、

「個独」と「多様性」である。



人は人、自分は自分で好き勝手に生きていける。


好きな事ができる。

楽しいことが出来る。

やりたいことが出来る。


嫌なことは一切やらない。



つまり、

真の「自遊」を手に入れた。


「自遊」こそ

幸福の根源である。



今は、

変わった人がもてはやされる。


変わった人が成幸する。


変人には願ってもいない、

最幸に良い時代のだ。




【余談】


世間は、今、

Uターンラッシュを迎えているそうな。


年末の帰省ラッシュも、

逆方向に行けば、

スイスイ行ける。


みんなと同じ方向に行くから、

こうなる。